既に先週の話になってしまいますが(厳密にはコレ書いてる時間は、今週の話ではある)、
広島県の芸北にある深入山へ行って来ました。普段雪が降らない、降っても積もらない
地域に暮らしており、近年は本当に薄っすらとすら積雪しないという状況が続いてる。
そうなると、タマーに雪見たくなってくるんですよね。
(左:18年11月頃)
スタート地点。南登山道と呼ばれる、真正面から登ります… 後から分かった事なのですが、
普通の人は東(写真の山の右側)か、西林道(同左側)から登るのだそうで。そう、キツクて
振り返ると結構オッカナイからだってさ。
クマザザやブナが有る辺りは、まだまだ余裕。道中聞いた所によりますと、相当雪が減ってた
そうです。21年1月10日頃までは本当の雪山の様相で、1月29・30日に少し雪が降ったため、
歩く範囲は新雪で楽だが、そこかしこでクラック(表層雪崩のきっかけとなる場所)があるので
要注意との事。
林が切れて斜面に差し掛かる頃、遠くに恐羅漢スキー場のゲレンデが見えました。少しキツク
なって来た頃。
深入山の肩と呼ばれる、東登山口ルートと南ルートが合流する地点から山頂方面を見上げる。
ここで暫し休憩。理由は、降りて来る人を待っていたから。
実のところ既にキツカッタ。でも、同じルートを降りるのは正直「怖い」んですよ視覚的にw
気温の上昇と共に雪が解けて歩き難くなって来ていたし、滑ったりするとどこまで行くのやらだし。
要するに、余裕無くなってるので写真撮れてないんですよね。。。
で、山頂には雪がありませんでした。ここも1月上旬までは雪があったし、天候が悪い場合は
とてもじゃないがユックリできない場所なんだとか。奥に写ってる人はスノーボーダー。
担いで上がって来て、ココから滑って降りるんだとか。スゲー!
そんな訳で、10分程度休憩したらサッサと降りる事となりました。ま、降りるよ!と急かされた
のです。つまり、私のペースが遅い上にバテてるので、サッサと降り始めないと日が暮れる、と。
でもですよ、下りなので写真を撮る余裕が有ったりするんですw ウサギの足跡とかあったり!
雪の力は凄い。比較的柔らかい=折れにくい松が折れてたり。溶けては冷えてで氷柱が出来てるし。
何より驚いたのは、馬酔木(あせび)が多いこと。植生を調べると、真冬でも葉は艶を保ち青々と
していて、前年の秋頃には花の準備が出来ているのだとか。コイツが繁殖すると、他の植物が生えない
とか書いてありました。挙句の果てに毒持ちww
最後の難関とも言えるブナ林の斜面を下る。人が歩いた跡があるのは有難いんだけど、穴ぼこになって
いてコイツが辛い。そう、これでも雪が減っているのでワカンを使わずアイゼン装備の登山靴で歩くと、
ズボッと行くので穴が出来る、と。疲れた私の脚には相当堪えたのでありました。
やっと降りて来て振り返って山を見てみると、この時間(14:40分頃)に頂上へ登りつつある人が居た。
足腰が達者で経験があるとか、登りは歩くけど下りはスキー&スノボーで!という方かも知れない。
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今回、冬場に雪の積もった山(深入山はスノートレッキング初心者でも登れる)に入ったのは初めてで、
装備はそれなりに用意して臨んだのですが、入り口でお話しした島根の方が、私の事が心配になった
との事で、ルート案内、クラックの警告、植物や自然風景のガイドなど最後まで付き添って下さり、
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
腰(厳密には右脚側の坐骨神経痛から来る諸症状)の問題やら、風邪とまでは言わないけれど
喉鼻に違和感があったりとか、胃腸の調子が整わなかったりとか色々あったりしますが、
少し良くなって来たら調子に乗って出かけてみたくなるという、子供っぽい癖が抜けませぬ。
当たり前ながら今週の仕事はしんどかったけど、今シーズン、恐らく雪景色が見られる最後頃
だったと思うと、行っておいて良かったかな、と。
広島県の芸北にある深入山へ行って来ました。普段雪が降らない、降っても積もらない
地域に暮らしており、近年は本当に薄っすらとすら積雪しないという状況が続いてる。
そうなると、タマーに雪見たくなってくるんですよね。
(左:18年11月頃)
スタート地点。南登山道と呼ばれる、真正面から登ります… 後から分かった事なのですが、
普通の人は東(写真の山の右側)か、西林道(同左側)から登るのだそうで。そう、キツクて
振り返ると結構オッカナイからだってさ。
クマザザやブナが有る辺りは、まだまだ余裕。道中聞いた所によりますと、相当雪が減ってた
そうです。21年1月10日頃までは本当の雪山の様相で、1月29・30日に少し雪が降ったため、
歩く範囲は新雪で楽だが、そこかしこでクラック(表層雪崩のきっかけとなる場所)があるので
要注意との事。
林が切れて斜面に差し掛かる頃、遠くに恐羅漢スキー場のゲレンデが見えました。少しキツク
なって来た頃。
深入山の肩と呼ばれる、東登山口ルートと南ルートが合流する地点から山頂方面を見上げる。
ここで暫し休憩。理由は、降りて来る人を待っていたから。
実のところ既にキツカッタ。でも、同じルートを降りるのは正直「怖い」んですよ視覚的にw
気温の上昇と共に雪が解けて歩き難くなって来ていたし、滑ったりするとどこまで行くのやらだし。
要するに、余裕無くなってるので写真撮れてないんですよね。。。
で、山頂には雪がありませんでした。ここも1月上旬までは雪があったし、天候が悪い場合は
とてもじゃないがユックリできない場所なんだとか。奥に写ってる人はスノーボーダー。
担いで上がって来て、ココから滑って降りるんだとか。スゲー!
そんな訳で、10分程度休憩したらサッサと降りる事となりました。ま、降りるよ!と急かされた
のです。つまり、私のペースが遅い上にバテてるので、サッサと降り始めないと日が暮れる、と。
でもですよ、下りなので写真を撮る余裕が有ったりするんですw ウサギの足跡とかあったり!
雪の力は凄い。比較的柔らかい=折れにくい松が折れてたり。溶けては冷えてで氷柱が出来てるし。
何より驚いたのは、馬酔木(あせび)が多いこと。植生を調べると、真冬でも葉は艶を保ち青々と
していて、前年の秋頃には花の準備が出来ているのだとか。コイツが繁殖すると、他の植物が生えない
とか書いてありました。挙句の果てに毒持ちww
最後の難関とも言えるブナ林の斜面を下る。人が歩いた跡があるのは有難いんだけど、穴ぼこになって
いてコイツが辛い。そう、これでも雪が減っているのでワカンを使わずアイゼン装備の登山靴で歩くと、
ズボッと行くので穴が出来る、と。疲れた私の脚には相当堪えたのでありました。
やっと降りて来て振り返って山を見てみると、この時間(14:40分頃)に頂上へ登りつつある人が居た。
足腰が達者で経験があるとか、登りは歩くけど下りはスキー&スノボーで!という方かも知れない。
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今回、冬場に雪の積もった山(深入山はスノートレッキング初心者でも登れる)に入ったのは初めてで、
装備はそれなりに用意して臨んだのですが、入り口でお話しした島根の方が、私の事が心配になった
との事で、ルート案内、クラックの警告、植物や自然風景のガイドなど最後まで付き添って下さり、
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
腰(厳密には右脚側の坐骨神経痛から来る諸症状)の問題やら、風邪とまでは言わないけれど
喉鼻に違和感があったりとか、胃腸の調子が整わなかったりとか色々あったりしますが、
少し良くなって来たら調子に乗って出かけてみたくなるという、子供っぽい癖が抜けませぬ。
当たり前ながら今週の仕事はしんどかったけど、今シーズン、恐らく雪景色が見られる最後頃
だったと思うと、行っておいて良かったかな、と。