思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

コンデジでも、電灯艦飾は撮れます

2009年11月17日 20時27分13秒 | 航空機・艦船・ミリタリー等
実際の日付と、記事の順序が前後しますがご了承ください。だって、先週は海上自衛隊の停泊艦艇は、天皇即位20周年祝賀行事として11/12日・11/14日・11/15日と、3日間も電飾やってたモンでしてw 11/1日にも自衛隊の日としてアップした手前、続けて電飾ってのもアレでござーましょ?

さて、最近のコンデジは、何度か書いてるように優秀でしてね。オートとかシーンセレクトで撮れば、まずまず撮れます。ホワイトバランスも、概ねオートで日中屋外太陽光で見た色に近い状態で写せます。但し、AFは相当怪しいので、∞のセットできる機種なら∞に。MFモードが付いているなら、無限遠付近にセットします。普通、ズームレンズなら無限遠「以上」が設けられているのですが、コンデジでは無限遠を超えないように設定されている物もあります。



これは、カシオ エクシリムズーム EX-850Zという機種で撮影したものです。(Exifデータ付き)

光源(ここでは電球)がボヤ~っと丸く写っているという事は、円絞り選択型という証拠。これは、大小の「穴」が開いている円盤を切り替える事で、絞りとしているのです。ボケが美しい事や、構造が簡便になるので、コンデジでは良く採用されています。最近は、ここにスライドタイプのNDフィルターを仕込んでいる機種もあります。それによって、絞り優先AEを実現しています。



さて、これはオリンパスE-3という一眼レフデジカメで撮影したもの。どーです、さすが綺麗でしょ・・・・アゥww 物投げないでww(Exifデータ付き)

でも、大きくプリントしない限り、極端に差が無いと感じる人も居るはず。そのくらい、現代のコンデジは進化している訳です。因みに、この写真はホワイトバランスをグレー点指定で調整しています。本来の色とはかけ離れた、青っぽい色となっています。



で、コレがホワイトバランスを「太陽光」設定で撮影したものです。(Exifデータ付き)

光が伸びているのが分かるでしょうか? 光芒状に写る理由は、EX-850Zの所で出てきた「絞り」の違いです。この写真に使ったレンズは、14-54mmF2.8-3.5のI型。絞り羽根は円形絞り「ではありません」。つまり、少しカクカクした感じの円(多角形)なんです。こういうレンズで、F8以上に絞り、長時間露光を行うと「光芒」が目立つようになります。そう、夜景撮影では、少し古い設計のレンズの方が、面白い描写を得られる場合もあるのです。

但し、光芒は人によって好みがありまして、美しいと感じる人と、煩い(汚い)と感じる人が居ますので、光芒が嫌いなら円形絞りを採用している、比較的新しくて中級以上のレンズを選択しましょう。

※いずれも、三脚を使用しています。Z850はセルフタイマーで、E-3はリモートケーブルでシャッターを切っています。夜景撮影では、三脚や三脚に順ずる装備は必須です。コンデジなら、ゴリラポッドでも用を成す場合があります。また、水平を出すのにレベラー(水準器)を用いています。風景写真では、特に意図しない限りは水平直角を出すのが基本です。
コメント (3)
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