ウソが多いトレーニング

お祓いだかなんだかで、捕まった人がいました。人の不安をあおったそうです。脊髄損傷のリハビリでも、いろいろな不安材料を言って、「金」にしようとしている人たちがいます。ヤメロ。

福井県立病院の回復期リハビリ病棟でリハビリが始まったら、２週間程度で歩行訓練が始まります。その前の立位は、腕の力だけで平行棒の中で立ちますが、ものすごい思いをします。でも、ない頭を使って考えてバランスよくたつと、「楽」に立つことができるようになります。

「体幹」がつくなんてことはありませんし、筋力は必要ありません。

歩行訓練ですが、ジムのイベントで三人がかりぐらいで足を動かしている女性、サンディエゴの卒業式で足を動かしていた女性、どちらも靴を履いた状態であれだけ足が動くのであれば、ブレーキ付き歩行器で歩行訓練をすると、私のようになります（笑）。

最初は両足を引きづります。二人の女性はこの作業がいりませんね。二人は「振り出し」からですね。できてきたら、右足・左足交互に振り出すようにします。だんだん両足を別個に前に出すようにします。

ここまでくると、時間がかかるけれど「独歩」ができると、確信するはずです。

あとは足上げですが足は上がるようですので、足を落とす位置を目視で決めて、そこに落とすように訓練します。病棟の床は、Pタイルでしたので「マスの中」を目標にやりました。

できるようになったら、マスのふちを目指します。

あとは五年間毎日やるといいです。ファイト！！