脊髄損傷患者のプライド

2011-09-21 | リハビリ
初めて読まれる方以外はおわかりだと思います。脊髄損傷のリハビリメニューはものすごく簡単です。秘密も特殊技術もありません。シンプルイズベスト。

問題点は、誰にでもチョロクやれてしまえそうに思えることです。でも、できないんですよね。と言うのは思い込みで、やってもすぐできなくなる、いくら時間がたっても効果が実感できないなどによって、できないと思い込んじゃうんです。モトの動きに近づいたと思えるのに(それでもほんの少し)、毎日やって二年はかかります。そこからが始まりと言う、ものすごくいやらしいリハビリです。体のケアさえしてもらえるのなら、わざわざしなくともよいと思います。

このブログもグーグル検索でトップですが、特になんてことはありません。「ホラだ」「ウソだ」がないので本当のことが書いてあると思っていただいていると満足しています。それ以外に専門家にも、ほめていただいていますので(患者本人を見て)、特別コノ難しい問題をテーマにしなくともよいのですが。

脊髄損傷のリハビリをしたことがない方(仕事の合間に相談にのっている)、脊髄損傷の麻痺およびリハビリを理解していない方が、ナメきったことを言っているようなのでホンの少し書いてみました。

脊髄損傷を受け入れてくれる病院がすべてですし、子供じゃないんだからセカンドオピニオンの利用、転院もできます。転院先にアメリカは、止めといたほうがいいと思います。私はと言うと、気が弱く無口でしたので二つの病院の言いなりになってしまいました。今特別に困ってもいませんし、これからも面倒を見ていただくつもりです。

お世話をする方、患者本人、もう少しプライドを持ったほうがよいと思います。私は飛び越して、ほんの少し意地を張っていますが。
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