先週あたりから年賀状関連のサポート依頼が舞い込み始めた。
S先生が亡くなられてもう2年以上経つが、いまだにこの季節になると、今にもS先生から年賀状作成依頼の電話がかかってきそうな気がしてならない。先生が毎年描かれる熊本城の水彩画をスキャンし、その画像を年賀はがきに貼り付けて仕上げることが年末の楽しみだった。今年はどのアングルから熊本城を描かれたのだろうかと、先生から水彩画を預かる時はワクワクしたものだ。
僕自身もそうだが、最近は年賀状にも写真を使う人が多い。確かに写真は鮮明で美しい仕上がりにはなる。しかし、絵の持つやわらかく深い味わいは写真では出せないような気がする。僕もそろそろ絵を始めてみようかと思う。
※上の絵はS先生が平成22年に描かれた平櫓