徒然なか話

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邦画を彩った女優たち ~ 昭和の大女優・高峰秀子 ~

2011-04-19 21:39:15 | 映画
 やっと供養を終えたような気がする。今夜のBSプレミアム「邦画を彩った女優たち『高峰秀子と昭和の涙』」を見終わった後、そんな気がした。昨年末の訃報の後、とうとう追悼番組らしいものはなかった。彼女の訃報はどうも海外のメディアの方が大きく報じていたようだ。ヨーロッパではいまだに「浮雲」の人気は根強いらしい。今回の企画は追悼番組ではないが、彼女の半世紀にわたる女優人生をなぞりながら、人間高峰秀子の実像に迫り、結果的に追悼になったような気がする。内容的には彼女の著書「わたしの渡世日記(上・下)」を読んでいたので特に目新しいというわけではなかったが、昭和という時代に彼女がいかに大きな存在であったか、あらためて認識を強くした。
 彼女の出演作で僕が特に好きな5本を選んでみた。

 ●浮雲 (1955)成瀬巳喜男
 ●二十四の瞳 (1954)木下恵介
 ●稲妻 (1952)成瀬巳喜男
 ●張込み (1958)野村芳太郎
 ●無法松の一生 (1958)稲垣浩


細雪 (1950) 26歳当時の高峰秀子


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