徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

元箱根駅伝ランナーが牛深の海に抱く夢

2017-09-05 21:41:23 | 熊本
 今日夕方のTKU「みんなのニュース」では、牛深の海でイワシの棒受け網漁に勤しむ元箱根駅伝ランナーにスポットを当てていた。彼の名は根岸成光さん。九州学院を経て上武大学に進み、箱根駅伝のランナーとして8区を走った経験を持つ。彼の九州学院時代、高校総体などの大会で僕は見ているはずなのだが全然記憶にない。だから箱根駅伝に出場したことも知らなかった。牛深の漁師の家に生まれた根岸さんは、大学を卒業すると当然のように牛深に帰り、親の後を継いで漁師になったという。牛深の海の魅力なのか、ご両親の教育が素晴らしいのか、その潔い姿勢にまず感動する。牛深沖で夏から秋にかけて行なわれる棒受け網漁。集魚灯で魚を集め、棒に張り渡した網で捕る漁法だ。いさり火が夜の海に並ぶ様子は、牛深の夏の風物詩ともいわれる。イワシやサバの産地として昔から全国に知られた牛深だが、一時期は不漁に悩まされたという。これからもけっして豊漁の時ばかりではないだろうが、根岸さんにはスポーツ選手のOBとして後輩たちの励みとなるよう頑張っていただきたいものだ。



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