日本国内での新型コロナウイルス感染者が3ケタに届くかどうかという3月中旬、京都の八坂神社では早くも疫病退散の祈りを込めた茅の輪くぐりが設えられた。八坂神社は、疫病よけ祈願に千年以上の歴史がある神社。御祭神であるスサノオノミコトが伊勢の地を旅した時、蘇民将来(そみんしょうらい)からもてなされたお礼に「世に疫病流行すれば、蘇民将来の子孫に茅の輪をつけておれば免れさせる」と約束した、という言い伝えがある。蘇民将来は境内の「疫神社」の祭神としてまつられており、祇園祭は、貞観11年(869)に、京都に流行した疫病退散を願って始まったもの。その祭の締めくくりとなるのが、茅の輪をくぐる「夏越祭」である。
その八坂神社(祇園社)の御分霊を、承平四年(934)凶徒の叛乱と疫病の流行を鎮めるため肥後国に勧請したのが現在の北岡神社である。さらに寛政12年(1800)には「疫神社」も勧請している。
北岡神社拝殿の西側に鎮座する「疫神社」も合わせて新型コロナウイルスの早期終息を祈願してみてはいかが。
(p.s.)
現在、舞殿の再建が進められており7月中には完成予定だが、8月の祇園まつりははたして…

疫神社

北岡神社祇園まつり
その八坂神社(祇園社)の御分霊を、承平四年(934)凶徒の叛乱と疫病の流行を鎮めるため肥後国に勧請したのが現在の北岡神社である。さらに寛政12年(1800)には「疫神社」も勧請している。
北岡神社拝殿の西側に鎮座する「疫神社」も合わせて新型コロナウイルスの早期終息を祈願してみてはいかが。
(p.s.)
現在、舞殿の再建が進められており7月中には完成予定だが、8月の祇園まつりははたして…


疫神社

北岡神社祇園まつり
播磨工業地帯のある工場の増築の地鎮祭の打ち合わせに神社に出向いたところ、茅の輪が設置されていて、この日とこの日は忙しいと禰宜の方に言われたことを思い出します。
私は潜ったことはないのですが、あれ以来テレビニュースでその神事をよく見かけたものでした。
ヨーロッパと言い、日本でも原因が分からない疫病が流行ったら、このような祈願や祈りしかないでしょうね。
むしろ政府にしろ、都知事にしろ現代医学でも手の届かない今のような時こそ祈願なりお祓いが自分の冷静さを保つのに有効な気もします。
熊本にも八坂神社の御分霊があるんですか。
今の世の中無神論者がどんどん増えていくようですが、昔の日本での神仏の発展には目を見張るものがありますね。
土建屋こそ、地鎮祭、竣工式では神様とは切ってもきれないものがありますね。
私も職務上、地鎮祭や竣工式、安全祈願などに参列することが多かったですね(^_^.)
熊本の北岡神社は明治維新まで祇園社と呼ばれていたそうですが、今では祭り名や橋名などに残るだけです。
新型コロナはいまだ正体不明で科学の手が及ばない状態ですから、神仏頼みも社会の安寧を保つ意味で必要なことかもしれませんね。