徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

今年の出水神社薪能

2024-08-03 22:11:38 | 古典芸能
 今日は楽しみにしていた「出水神社薪能」が水前寺成趣園能楽殿で行われるので夕方から見に出かけた。日は暮れたものの能楽殿の芝生席は昼間の熱気が滞留している感じで蒸し暑さには閉口した。野天だから過去には土砂降りの雨に見舞われたこともあり、自然環境の中で行われるのが本来の能。気候も舞台の設定と思えば我慢できないことはない。(つよがりか)
 しかし、今日の演目「田村」は亡父の思い出の曲。8年前に同じ「出水神社薪能」で見た「田村」の印象が強く残っていたので、それと比べると明らかに不出来。何のアナウンスもなかったが予定のシテ役者が替わったのではないだろうか。楽しみにしていただけに残念だった。


日が暮れても夕凪の状態で能楽殿の芝生席はとにかく暑かった。


火入れの式が行われる頃になってやっと微風が。


能「田村」は期待していただけにちょっと残念。


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2 コメント

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Unknown (小父さん)
2024-08-04 16:54:47
写真を拝見すると、とても素敵な時間が流れているように感じますが・・・。

土砂降りの中でも傘さして観覧されるわけですか。

シテ役という言葉を初めて知りました。

>能「田村」は期待していただけに・・・

とても素敵なショットだと思います。

有難うございました。
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Re:小父さん様 (FUSA)
2024-08-04 23:27:19
写真では蒸し暑さは伝わりませんね(笑)

6年前のこの薪能で土砂降りに遭いました。ほとんどの観客が傘を持っていなくて、しばらくはじっと我慢して能を見ていましたが、10分くらい経つとさすがに三々五々移動を始め、私も木の下から見続けていましたが、雨足が益々強くなって来ましたので園内の休憩室に退避し、しばらくして雨足が弱まってから駐車場までダッシュして帰りました。

もう15,6年も能を見ていますと、素人なりに出来不出来がわかるようになりました。(-_-;)
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