8月の第一土曜日(8/3)は毎年恒例、水前寺成趣園の夏の風物詩「出水神社薪能」が開かれる。
そして今年のメイン演目は「能 田村」だそうだ。この「田村」は先々月、二十五回忌を行なった亡父が幼い頃、立田山麓の長岡邸(現細川家立田別邸)の謡のお稽古で聴き覚えた思い出の謡曲でもある。二十五回忌の供養にはちょうどよかった。
今から100年も前、謡のお稽古の末席に侍し、門前の小僧よろしく「ひとたび放せば千の矢先・・・」という一節を聞いていた幼い父の追体験をするつもりである。
「出水神社薪能」ではこれまで何度も「田村」が演じられてきたそうだが、僕は8年ぶりに見ることになる。
そして今年のメイン演目は「能 田村」だそうだ。この「田村」は先々月、二十五回忌を行なった亡父が幼い頃、立田山麓の長岡邸(現細川家立田別邸)の謡のお稽古で聴き覚えた思い出の謡曲でもある。二十五回忌の供養にはちょうどよかった。
今から100年も前、謡のお稽古の末席に侍し、門前の小僧よろしく「ひとたび放せば千の矢先・・・」という一節を聞いていた幼い父の追体験をするつもりである。
「出水神社薪能」ではこれまで何度も「田村」が演じられてきたそうだが、僕は8年ぶりに見ることになる。
2016.8.6 水前寺成趣園能楽殿 第57回出水神社薪能における金春流能「田村」