徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

実りの秋

2021-10-17 23:04:38 | 日本文化
 フォローさせていただいている「案山子の日記」さんのブログに、稲刈りが終わったという記事が載っていた。心から「ご苦労様でした。」と申し上げたい。
 わが妻の実家も米農家。しかし、義兄は既に80歳を超え、体力的な限界も近い。会社勤めをしている長男がいずれ「半農半X」になるのだろう。これから日本の農業は若者にとって職業選択肢の一つとなりうるのだろうか。
 先日、西村直子さんが、おはぎづくりの餅米選別作業をしながら「米節」を口ずさんだとフェイスブックで語っておられたが、案山子さんのブログを見ながら思わず「米節」が口をついて出た。
 一昨年の熊本城稲荷神社の御田植祭の時、こわらべ三人で「米節」を上手に踊ったのでアップしたかったのだが、著作権の問題があるらしいので断念した。代わりに民謡歌手佐藤美恵子さんの「米節」と案山子さんのブログで紹介されていた「あきこまち」CMムービーを貼付してみた。

▼山鹿市菊鹿町矢谷の稲刈り風景



      ▼米節(佐藤美恵子)

 米と言う字を 分析すればよ
  八十八度〈はちじゅうやたび〉の 手がかかる
 お米一粒 粗末にならぬ
  米は我らの 親じゃもの

 米のなる木で 作りし草鞋を
  踏めば小判の 跡がつく
 金のなる木が ないとはうそよ
  辛抱する木に 金が成る

 ことしゃ豊年 祈りをこめてよ
  鳴らす太鼓に 気がはずむ
 唄え踊れや 大黒恵比寿
  めぐる盃 花が咲く

 千代に八千代に 変わらぬものはよ
  尾上 高砂 曾根の松
 わしとおまえは 二葉が松よ
  色も変わらず 末永く


      ▼秋田県産「あきこまち」CMムービー