しばらく控えていた歯科医院を久しぶりに受診した。待合室で順番を待つ間、綺麗な歯のモデル写真を眺めていたら、なぜかマイケル・ジャクソンの「キャプテンEO」に登場した魔女の歯を思い出した。東京ディズニーランドで「キャプテンEO」を見たのはたしか1987年の春だった。3D画面の迫力やMJの歌やダンスもよかったが、一番印象に残ったのは、無数のケーブルに繋がれた魔女に扮したアンジェリカ・ヒューストンの美しい歯だった。祖父、父とも名優、名監督の映画一家に生まれた彼女はその頃たしか30代半ば。ラストではMJ扮するEOの魔力により美しい女王の姿に戻る。彼女の歯並びの良い美しい歯を眺めながら、やっぱりハリウッドスターは歯が命、なんて思ったものだ。
ちなみにラストシーンで流れる「Another Part of Me」が大好きで、MJのアルバム「BAD」に収められていたので、毎日、ウォークマンで聴きながら電車通勤していたことを思い出す。