友人から梅あげがあるから、良かったら来てねと言うメールがありました。
梅あげとは、太宰府天満宮独自の厄払いの行事です。
60歳の還暦を迎える氏子の男女が、天満宮に梅の木を献梅し、厄を払う行事です。
梅あげの起源は、明治35年(1902年)の菅原道真公御神忌一千年大祭に始まるといわれています。
梅あげ当日、天満宮でお祓いの神事を受けた一行は、太宰府市中央公民館に場を移し、太鼓三味線のお囃子方や、奉納する梅の木を乗せた牛車も加わり、梅あげ行列が始まります。
博多どんたくの囃子にのって、賑やかに天満宮まで練り歩きます。
道中では、一行は紅白の小餅や御神酒を振る舞いながら進みます。
また、行列の道筋にある家々では、酒や肴を準備して行列を待ち、行列の一行に接待します。行列の一行も紅白の小餅や御神酒を振る舞います。
太宰府に住みながらこのことは全然知らなかったので
ぜひ見てみようと思い中央公民館に行きました。
しばらくすると赤い法被に身を包んだ人々が出てきて整列し
お囃子とともに出発です。
ここからいくつかの公民館を経て太宰府天満宮までお餅を配りながら練り歩くようです。
赤いお法被と同じ色の袋を首から下げているのがわかるでしょうか
この中に紅白のお餅が入っていて、道中で配って歩くようです。
私も、皆さんからたくさんお餅をもらいました
なんだか沢山『福』を分けていただいたような気分でした。
お餅はまだ柔らかくて美味しかったです。