ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろのセイ!ヤング21(1/20)その6

2023-02-19 15:04:00 | メディア
「…ということで、えー、さっき、そのー、クリスティン・マクヴィーの話して…
ちょっとホントに亡くなって残念なんですけど
悲しい気持ちになったんですけど」と甲斐さん
「まっ、それとはまた別に…今から、ローリング・ストーンズの
『トゥ・マッチ・ブラッド』かけるんですけど

あのー『佐川君からの手紙』…唐十郎が書いた
『佐川君からの手紙』の佐川さんが亡くなったんですよ、去年…(『そうですね』と松藤さん)
うん、で、この『トゥ・マッチ・ブラッド』って、その全編(歌詞に)書いてるという…
あの…『ジャパニーズの友達が…』っていうトコから始まるんですけど

『俺の友達がね』って言って…って言って、もう、あのー、ねぇ?
フランス(留学中のオランダ人)女性を殺して、で、肉を冷蔵庫に…って言って…食べたっていう
その件が全部(書いて)あるんですけど、その佐川くん…佐川さんの亡くなった時に
佐川さんの弟さんが、コメント出したんですよ

で、僕、そのコメント…ちょっとラジオで、さすがに言えないんですけど
ものすっごい、俺、ナンか…『いい弟さんだなあ』と思って…
俺、結構、胸にグッと来たんですけど…
えー、そういうのもあって、ナンか僕は、それから、ナンか、ずっとこの曲
毎日ナンか、ウチで聴いてんですけど、ハイ」

…と話されてましたが、当時のニュースやワイドショーはもちろん
『佐川君からの手紙』や佐川さんご本人の数々の著書
ドキュメンタリー映画「カニバ/パリ人肉事件38年目の真実」などで
幾度となく取り上げられて来た事件について
佐川さんの弟さん、佐川純さんも「カニバの弟」という著書の中で語っていらして

甲斐さんが「グッと」来られた「コメント」とは別に
その著書の中で、兄の一政さんは、子供の頃から、容姿に対するコンプレックスと
「人の肉を食べたい」という欲求を抱えておられ
「食べるためには殺すしかない」と思い詰められたことを事件のあとにお知りになり

また、ご自身の「二の腕拘束願望からSMへの傾倒」を明かされ
それは、ご実家が「性的なことに関しての自由度が極端に低かった」ことが
影響しているのではないか?と記されてるんだけど
こうした「告白」をなさるまでには、どれほどの葛藤がおありだったかと思うと
その「コメント」のある種の淡々さが胸に来ますねぇ…

ともあれ…「これ、もうとにかく、ミックが延々…
『ジャパニーズの俺の友達が…』から始まり
で、その…ブルゴーニュの森で変な動きしてる人物をタクシーの運転手が見つけて
そこから事件が発覚して行くんだ…っていう
その…『ハリケーン』みたいな、ディランの…『ハリケーン』みたいな…

その…いわゆる、その…歌が、その歴史とその事件を
ちゃんと物語ってるっていう歌って、そんな何曲もないじゃないですか?その中の1曲です
えー、ローリング・ストーンズ『トゥ・マッチ・ブラッド』」を流されてましたが

奥さんが「ディランの『ハリケーン』」と聴いて思い出したのは
甲斐さんが、甲斐バンドの「冷血」について解説なさった際に…
「例えば、ポリスの『キャント・スタンド・ルージング・ユー』とか
ストーンズの『トゥ・マッチ・ブラッド』とか
そういう、人間が犯す最大の罪、それは殺人…
というモチーフを、一応、踏襲してるんだよね、これ(『冷血』)は…

ほら、ボブ・ディランのアルバムに『ディザイア』ってのがあったでしょ?
そのA面の1曲目の『ハリケーン』…あの曲だけ違うのね
セント・バレンタインの日に起こった殺人事件をモチーフにしてるんだけど
いわゆるディラン信者たちってのは、あの曲を結構、見逃してたんじゃないかと思うのね
あの歌が持っているリアルタイムな部分をね

それを、やっぱり書き手として見逃さなかったのが、例えばスプリングスティーンなわけ
『ジョニー99』なんて、1コーラス丸々『ハリケーン』のモチーフだしね
ミック・ジャガーにも、そういうの絶対あったと思うし…

ある種、詞ってものには欠かせないものだと思うわけよ
リアルタイムで何かを言わなくちゃいけないという、そういうつもりで書いたよね」
…と話されていたことらしい…って「トゥ・マッチ・ブラッド」の名前も挙がってるし…(笑)

曲が明けると…「えー、ワインスタイン…映画がね
ワインスタインのセクハラ・パワハラ問題を、あのー、扱った『SHE SAID』
もう、むちゃくちゃ面白いらしいんですよ、ハイ」と甲斐さん

「もう今、上映…もうすぐですかね?もう…もう始まってるのかな?
もうアレはもう、ちょっと…まあ、もうすぐアカデミー(賞)とかね、色々出て来るんですけど
これ、かなり、あのー『Me Too』…『Me Too』運動の先駆けだったね、映画の話ですね
えー、是非、もし良かったら、皆さん観て下さい」とプッシュなさってました

続いて、以前に、このブログでもご紹介しました生島ヒロシさんのラジオ番組
「おはよう定食・一直線放送」をお聴きになった方からの投稿
「残間里江子さんが『出棺の時には絶対「安奈」をかけるって決めてたんだけど
最近、違うかなあと思って、変えようかしら』と言ってました
テンポが好きらしいですよ!意外でビックリしました」…という内容に

甲斐さんは「あっ、これね、言ってました、昔から残間さん、そういえば俺に…
それ…『それ言われてもなあ』って、僕…僕、思ってたんですけど…(笑)
で、こないだ、あのー、西麻布のバーでスレ違ったんですよ、残間さんと…
で、残間さん、全然、俺のこと気がつかなくて…まっ、マスクしてるじゃないですか?

ナンか、勝手なこと…色んなこと言ってて…
『残間さん』って、俺が言ったら『ワーッ!』ってなって…
それ、スレ違った時に、つれない態度、取ったからかなあ?(笑)」とおっしゃってましたが
残間さんが、その「安奈」の話をなさったのは
9月21日放送の『エリザベス女王の国葬』のニュースの際だったし
「こないだ」の「つれない態度」のせいではないんじゃないかと…?(笑)

ちなみに、その番組の中で、残間さんは…
「私も昔、自分の葬儀で『これ、かけて欲しい!』とか思いましたけど
最近だんだん、それが近づくと、色々迷いが出て来て(笑)なかなかね…
『これ、やってね!』って、昔は言ってたんですけど…死が遠かった時は言えましたが
死が近くなったら、言いにくくなっちゃいましたけど…」…と明かされていたんですが

先日の「徹子の部屋」に出演なさった際には…
子供の頃から病弱で、入退院を繰り返していらした頃に
「日当たりの良い病室の窓際のベッドに移りたい」とおっしゃっていたら
その希望は叶ったものの、それは、そのベッドの患者さんが亡くなったためと思い至られ
「死が身近なものとして感じられた」と話されてました

ずっと、そういう感覚をお持ちで、現在も12ヵ所もの病院に通院なさってる方でさえ
やはり、ご自身のこととなると、心境に変化がおありになったのかなあと…?

ともあれ…「でも、気持ちは嬉しいけど、ぜひ変えて欲しいですよね
葬式って、縁起でもないじゃないですか?
あの…『観覧車'82』を結婚式で歌うヤツってのもいるんですよ
あんな、恋人…恋人と破綻して行く話なのにね?ナンなんですかね?アレ…
それも自慢気に…自慢気に『結婚式で』って…」と甲斐さん

この「観覧車'82」についてのご発言に関しては、奥さんからクレームが…(笑)
以前にご紹介しました通り、ある甲斐バンドファンの方から
「『観覧車』の歌詞に登場する男女は別れてしまったのか?」との質問があった時に

甲斐さんは「恋人同士とか、つき合ってるだけだったら
ケンカをしたら別れてしまうかも知れないけど
この曲は『バカヤロー、何があったって、俺とお前は一生やって行くんだ!』ってことを歌ってる」

…といった内容のことをおっしゃったので
奥さんの中では「人生のダウンの時期に書いた曲」という言葉と相まって
「奥様ではなく、甲斐バンドのメンバーの皆さんとの関係を歌われたんじゃないか?」
…という風に変換されているらしく「結果的に『解散』したけど『破綻』とは違うでしょ?」
…と口答えをしておりました(笑)
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ジョン王その2(ネタバレあり)

2023-02-13 21:36:00 | ライブ
遅ればせながら小栗さんの魅力に目覚めた「非イケメン派」の奥さん(笑)
「そういえば…」と、以前に甲斐さんのラジオ番組に
ある投稿者の方が、ご自身のランキングで、そのセクシーさに心惹かれる有名人として
「甲斐さんがイチロー選手を抜いて第2位に浮上した」と報告なさった際に
第1位は小栗旬さんだと記されていたことを思い出し、急に納得したらしい(笑)

イヤ、小栗さんが出演されたテレビドラマや、蜷川幸雄さん演出の舞台の映像を拝見して
その演技力の素晴らしさは、もちろん存じ上げていたものの
吉田鋼太郎さんも評されている通り、いわゆる「憑依型」の役者さんではないということで
「のめり込み」系好きとしては、小栗さん個人に興味を持っていなかったというか(失礼!)
「吉田さんを映像の世界に招き入れた人」といった認識しかなかったみたいです(苦笑)

でも、この日は、平日の昼公演にも関わらず、初日の夜公演以上の客入りで
そのほとんどが、小栗さんのファンの方々で占められていたらしく
小栗さんが舞台に登場なさると、奥さんと同じく前方どセンターの席でも
オペラグラスを取り出され、じっと覗き込まれる方がいらしたそうで(笑)
奥さんは、いつも観劇の際に感じるという
「役者さんのファンは、生でご本人に会う機会が少ないんだなあ」との思いを新たにしたんだとか…

それはさておき…小栗さん演じる私生児が「リチャード」と名乗ることを許された時は
ジョン王の2番目の兄ジェフリーの未亡人コンスタンスが
我が子であるアーサー(ジョンの甥っ子)こそが、正統な王位継承者だと
フランス王フィリップ二世に訴え出ていた時で

フランス王からの「王位をアーサーに譲り、領地を引き渡すように」との要求
ジョン王が拒んだことから、フランスとの間に戦争が勃発しつつあり
リチャードは、前述のようにパーカー&ジーンズに鎧を着けて
フランス・アンジェの町に乗り込むことに…

この場面では、中村京蔵さん演じる皇太后エリナーと
玉置玲央さん演じる未亡人コンスタンスの激しい舌戦…か~ら~の取っ組み合いが繰り広げられ
「オールメール」ならではの迫力を堪能できたみたいだけど

両軍どちらの言い分が正しいか?観客をアンジェ市民に見立てて
2人の王がプレゼンテーションするも判断がつかず
両軍共に、城門の中に入ることすら出来ない膠着状態を打ち破ったのは
フランス皇太子ルイと、エリナーの孫娘ブランシュの結婚による和睦という市民からの提案

ここでまたミュージカルよろしく、ルイ役の白石隼也さんと、ブランシュ役の植本純米さんが
芹洋子さんの「赤い花白い花」を1コーラスずつお歌いになったらしく…って
それまで、はすっぱな感じでタバコを吹かしていたブランシュが
胸の前で両手を組み、上目遣いにパチパチとまばたきをしながら、超ぶりっ子状態となり(笑)

ウットリとした様子で、ルイの歌声に酔いしれたあと
植本さんが、ルイに歌を贈る段になると、もちろん男性の声ではなく
そのぶりっ子状態にふさわしい可愛い裏声で歌われたものの
やはり高音部は苦し気なご様子で、振り絞るように発声なさっていたみたいで
奥さんが思わず「頑張って~!」と念を送っていたら(笑)

「♪白い花白い花あの人の胸に~…い~♪」とナンとかサビを歌い上げられ
一瞬のブレイクの間に大きく息継ぎなさっていたらしいんですが
その植本さんの傍らで、苦し気なお顔で聴いておられた吉田ジョン王も
同じタイミングで大きくブレスなさっていることに気づき大笑いして(笑)
周りの皆さんをちょっと驚かせてしまったそうです(苦笑)

以前に甲斐さんが「ドラマの中で、自分が映っていないシーンでも、その場にいる設定なら
自分の役柄を演じ続けてる役者が良い役者だ」と話されたことがあったけど
同じシーンを別の角度から何度も撮影するドラマとは違い

そもそも舞台では、その場面で板の上に立たれている限りは
主演の方やセリフを発しておられる方以外の役者さんも全て
その場面に則した演技をなさってる訳で、観客が、どの役者さんに注目するかは自由だし
また、どのタイミングで照明やセットに目を奪われるか?判らないし
やはり「生」ならではの緊張感は半端ないでしょうね?

そのジョン王が、こんな苦肉の策の政略結婚にも関わらず、瞬時に恋に落ちたらしいルイに
「本当にこの娘を愛せるのか?」と訊ねると
「むしろ『愛さずにいられるのか?』とお訊ね下さい」とルイ皇太子
「ずいぶんとご都合主義な…」と思った一方で
写真のない時代、宮廷画家の描いた…つまり、かなり「盛った(笑)」肖像画を眺めるくらいで
各国の王族が直接顔を合わせる機会などほぼ皆無に等しかっただろうし
本性はどうであれ?(笑)植本ブランシュは可憐な姫君だし…とも考えたんだとか…(笑)

ただ、この和睦はその後、ジョン王がローマ法王から破門されたことで
法王を畏れたフランス王によって破られ、再び戦が始まり
結果、アーサーはイギリスに幽閉される羽目となり、コンスタンスは半狂乱…って
この場面での玉置さんの演技は、本当に我が子を失った母親そのものにしか見えなかったらしい

ちなみに…吉田さんは、法王の帽子を引っぺがして、ステージ際まで出て来られ
最前列の観客の方に「要る?(笑)」といった感じで差し出されるそうですが(笑)
東京公演の時の観客の方の反応はいざ知らず
「そんな風に大阪の客をイジったら…」と奥さんが思った通り(笑)
「要る!要る!」と言わんばかりに、何度も大きく頷き、手を差しのべる方ばかりで(笑)
吉田さんは「イヤイヤ…(笑)」と首を振られてクスクス(笑)

ともあれ…この壮絶な場面を最後に第1部が終わると、休憩に入り
その余韻に浸る間もなく、バタバタと席を立たれる方多数…(苦笑)
毎度お馴染みのトイレ争奪戦が始まったそうで
奥さんもいつも通り(笑)圧倒的に女性客が多かった頃の甲斐バンドのライブ会場を思い出しつつ
ロビーに出て、その行列に並んだみたいだけど
それは、女性用トイレではなく、女性用に開放された男子トイレへの行列だったらしく
個室が2つしかないため、席に戻った途端に第2幕が始まったんだとか…(苦笑)

さて、第2幕は、ローマ法王の使いであるパンダルフ枢機卿(廣田高志さん)が
ルイ皇太子に、今のこの不利な状況を逆に利用し、イギリスに進軍するよう勧め
一方、ジョン王は、アーサーの存在を疎ましく感じており
それを腹心ヒューバート(高橋努さん)に匂わせ
ヒューバート自身から、アーサー暗殺を口にするように仕向け…といった不穏な展開で始まり

…って、この吉田さんと高橋さんの密談のシーンでは
「吉田さんの距離の詰め方が激しいなあ(笑)」と思っていた奥さん
うっすら予想していた通り、高橋さんの唇にブチュー!(笑)
全くのアドリブではなかったみたいですが、そのあとの高橋さんが
ちょっと困ったような?照れたような?表情で口元を覆われ
それから、そっと唇を拭っていらしたらしく、またまた大笑い(笑)

イヤ、奥さんは最近のドラマ…「日本沈没」や、甲斐さんご贔屓の「ドクターホワイト」
「祈りのカルテ」…などで、高橋さんをよくお見かけしていて
その風貌が今回の「ズーズー弁で話す」朴訥なヒューバートに「ピッタリ!」と思ったらしく
そのリアクションが、役柄だけじゃなく、高橋さんご本人にもマッチしている気がして
「ミョーにツボに入っちゃった(笑)」そうです(笑)

ちなみに、高橋さんはプログラムの中で…「ヒューバートはジョン王ともよく絡むので
それぞれ全く違う(2人の)ジョン王と相対するのもすごく楽しみです
鋼太郎さんは本番が始まっても絶対に芝居を変えてくる人なので
全てにおいて対応してやろうと心に決めています(笑)」と話されているんだけど

やはりアーサーを亡き者にすることが出来ずに
密かに逃がしてやり、アーサーは死んだと噂を流したことから
ジョン王の周囲の貴族たちは次々と離反して行き、孤立してしまったジョン王が
アーサー暗殺をほのめかした際に、何故それを諌めなかったとヒューバートを責める場面では

吉田さんが、高橋さんの頬をそこそこの強さで何度もハタかれ
そのたびに高橋さんが「痛っ!」「あっ!痛っ!」と頬を押さえて逃げ回られる件があり
その高橋さんのリアクションが面白くていらしたのか?(笑)
回を重ねるごとに、その件が長くなっていたんだとか…(笑)

この件のあと、ジョン王は、アーサーが生きていると知り、ホッとしたのも束の間
アーサーは自ら命を絶ってしまい、貴族たちは和解を受け入れず、フランスに加勢するに至り
ジョン王は、ルイ皇太子率いるフランス軍を追い払って欲しいと
パンダルフ枢機卿に頭を下げるも、ルイ皇太子は引かず…

…が、離反した貴族たちが、戦が終われば、いずれ処刑されると知って
再びイギリス軍につき、次第にイギリス軍が優勢となると
ジョン王は修道士の盛った毒で、命を落とす…という場面で、物語は終了…

イヤ、アーサーがヒューバートに懇願する場面や、城壁から身を投げる場面
そのアーサーの亡き骸を発見した貴族たちが嘆き悲しみながら
岡林信康さんの「自由への長い旅に出る」を歌われたり
ジョン王から権限を与えられた私生児が、斎藤哲夫さんの「悩み多き者」を口ずさまれたり

…と、見せ場は数々あったそうですが、翻訳家の松岡和子さんが
「『対立』『対決』という関係性に挟まれて『選択』という行為が生まれます
すると、選択する人を『説得』する行動が出て来るし、選択を迫られた人間には
どちらを選ぶかという『葛藤』が生じる
この作品の魅力は、老若男女を問わず、登場人物たちがあらゆる言葉を尽くして
相手を動かそうとする『言葉の応酬』にある」とおっしゃっている通りとはいえ

以前に、甲斐バンドの「からくり」の歌詞に触れた寄稿文をお書きになった浜矩子さんは
「昨日の敵は今日の友、今日の友は明日の敵
この連中は、何と言う節度の無さを持って喧嘩と和解を繰り返すのか
ジョン王もフランス王も、舌の根の乾かぬ内に、手のひら返しの立場変更を連発する

『あれよあれよ』展開の原動力となっているのが『私利私欲』というキーワードだ
ひたすら私利私欲に基づいたご都合主義が貫かれる時、人は高潔な魂を失う
そして、全ての登場人物が高潔な魂を失った時、何が起こるか
『ジョン王』がそれを我々に語りかけて来る

台本を読む限りでは、このお芝居には、どうも辻褄が合わないところがあるように感じる
これは、翻訳台本の問題では全くない
だから、その辻褄の合わなさは、超僭越ながら、シェイクスピア先生の作劇の問題だろう
先生の作品には、意外とこういうことがままある。むら気なのかも知れない」と記されていて
奥さんが、チラッと感じた「ご都合主義」は、まんざら的外れでもなかったみたいです(苦笑)

ちなみに、この浜さんのレビューのタイトルは「全部シェイクスピア先生のせい」…(笑)
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、小栗さんが撮影現場で着用されるマスクに
様々な文言やイラストをお書きになっていたことが話題になってたけど
一番バズったのは「全部、大泉のせい」だったのを思い出し「さすが浜先生!」とクスクス(笑)

それはともかく…ジョン王の最期をもって終演となり
亡くなられていた吉田さんが起き上がられると
他のキャストの皆さんも舞台に出て来られ、全員で観客の拍手に応えていらしたそうですが
ただ1人、小栗さんだけは、最後の場面の表情を保たれたまま、立ち尽くしておられ
「えっ!?なに?どーゆーこと?みんなもうステージから降りちゃったよ?」と思った途端

クラブで流れているような派手なサウンドと、まばゆいばかりの照明と共に
現代風の「戦士」の出で立ちのヒューバート高橋さんが銃を構えて登場され
小栗さん演じるリチャードに、その銃口を向けると
小栗さんは、一瞬、戦う素振りをお見せになったものの、すぐに戦意を喪失なさったご様子で

武器を投げ捨て、鎧やブーツを脱ぎ捨て、元のパーカーとジーンズ姿に戻られ
そのまま、ステージを降り、客席の通路を通って、ロビーへと続く扉の向こうに去って行かれ
その小栗さんの背中に、ずっと銃口を向け続けていらした高橋さんだけが
舞台上に残っておられるのを拝見して

「また誰かが出て来るの?」と後ろを振り返ったり
「えっ!?私、狙われてる!?」とビビったり(笑)
この幕切れに戸惑ったのは、奥さんだけじゃなかったみたいだけど
一番残念だったのは、ダブル、トリプルのカーテンコールがなかったために
もっと拍手したり、スタンディングオベイションで演者の皆さんをねぎらえなかったことらしい

ただ、吉田さんは、今回の「ション王」の演出に際して
コロナ禍で中止を余儀なくされた2020年とは世相が大きく変わってしまったことを受け
「全編戦争を背景にした作品を、現実に起きている戦争と切り離して考えることは出来ない」
…と、上演台本も自ら手掛けられたそうですし
この最後の「無言劇」には「現実」に対する思いが込められているんじゃないかと…?

余談ですが…今回の公演では、マスク着用の上、検温や手指消毒はもちろん
「場内での飲食や会話はお控え下さい」などの感染拡大防止対策がなされていたものの
規制退場はなくなっていたみたいで、徐々に規制緩和されつつあるのは喜ばしいですね♪

…と、この記事を完成するまでに、半分過ぎた辺りで1度、ほぼ書き終える直前で1度
保存したはずの記事が消え去るという事態が勃発して(汗)
心が折れるを通り越し「サバ折り」にして丸められたくらいのダメージを負ったんだけど
ナンとか完成させた自分を思いっきり褒めてやりたいと思ってます(笑)

そうそう!埼玉会館での大千秋楽公演がWOWOWでライブ配信されるらしいんですが
奥さんは「ネタバレ防止」のために見送った東京公演の配信の再配信を熱望中(笑)
「フランス王役の吉田さん」もさりながら、小栗さんが渋谷の街から入って来られるという
「登場シーンが観たい!」と騒いでおります(笑)

ちなみに…甲斐さんのパネルが当たったら、その受け取りに行く口実(笑)として
埼玉大千秋楽公演を観に行こうと計画していたのは、残念ながらお流れとなりました(笑)
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ジョン王その1(ネタバレあり)

2023-02-09 15:17:00 | ライブ
奥さんが「ジョン王」大阪公演初日の模様を語る様子を見る限り
マチ・ソワ観劇後は、帰宅するなりマシンガントークが始まりそうな気がしてたんだけど(笑)
その予感が、見事に的中しましたので(笑)
奥さんが初日に買って来ていたプログラムを参考にご紹介して参ります

物語は、イギリス王ジョン(吉田鋼太郎さん)のもとへ、ジョンの兄で獅子心王と呼ばれた先王
リチャード一世の私生児だと名乗る青年(小栗旬さん)が現れたことから始まるようですが
前回の記事でご紹介した通り、小栗さん演じる青年は、現代人の服装…
パーカーにジーンズ、スニーカー、茶髪にピアス…で登場し去って行くことから
狂言回し的な役割も担ってるみたいです…って
予備知識なしにご覧になった方の中には、小栗さんがジョン王役かと思われていた方も…(笑)

そうそう!このオープニングの話を聴いて…
以前に吉田さんが演出を手がけられた「アテネのタイモン」も
シェイクスピア作品の中で、かなり「ややこしい(笑)」異色な作品で
「ハムレット」なら「そこにいるのは誰だ?」と誰何の言葉から始まったり
「リチャード三世」では、いきなり「さあ、俺たちの不満の冬は終わった」という
「悪党宣言」があったり…といった「ツカミはOK!」な出だしになっているのに対し

「アテネのタイモン」は「こんにちは」「お元気で何よりです」と
ごくごくフツーの会話から始まっているため(笑)
開演前のステージを楽屋に見立て、衣装を吊るしたキャスター付きハンガーラックに囲まれた
キャストの皆さんが、発声練習やストレッチなどを始められたり
ハンガーから上着を取って羽織られたり…といった光景が繰り広げられたあと

吉田さんの「よし!行こうか!」の掛け声で、いきなりスタートするという
画期的なオープニングを演出なさっていらっしゃったそうで
奥さんには「甲斐さん達も開演前はこんな感じなのかなあ?(笑)」などと
ちょっとお得な気分をもたらして下さったことを思い出しました(笑)

それはさておき…その客電も煌々と灯った中で小栗さんが、物珍しげにステージのセットに触れたり
写真を撮ったりなさってる場面に戸惑っていると
いきなり、ドスン!と人形が降って来て「えっ!?」とビックリ!

しかも、小栗さんは何も反応なさらずスルーされたため、またビックリ!
この「落下物」は、その後もたびたび降って来たものの、登場人物の皆さんは全てスルー
中には、その人形などの落下物を踏みつけて行かれるキャストの方もいらしたんだとか…(汗)

ただ、この日の小栗さんは、大阪初日とは違い
客席通路に立ち止まられることなく、ズンズンとステージに向かわれたそうで
「初日のアノ席を引き当てた自分を褒めてやりたい!(笑)」と奥さん(笑)
この日の座席は、マチネが前方どセンター、ソワレが超前方の下手側の席だったので
開演時刻が近づくと、場内に入って来られる小栗さんを見逃すまいと
時計を見ては、そわそわと後方の扉を振り返り…を繰り返していて
後ろの席の皆さんに不審がられたらしい(笑)

…って、そういう不審者は奥さんだけじゃなかったみたいだけど(笑)
その甲斐あって、ステージ近くの席の奥さんからは、パーカーのフードを目深に被り
うつむき加減に客席の階段を降りて来られる小栗さんのお顔が、バッチリ見えただけでなく
少数派の振り返り隊(笑)にお気づきになった「小栗くんと目が合った~!」とキャイキャイ(笑)

更に、初日ではスルーされていた人形落下に、激しく驚くリアクションを取られたり
舞台の上に「水たまり」が用意されていることを知らせるかの如く、水を掬って見せられたり
細かい演出の変更があったみたいで…って、人形に関しては
毎回のように、ビックリして悲鳴を上げられる観客の方がいらしたこともあってか?
最初の落下にだけは「タイムトラベラー」としての小栗さんも
「ビックリした方が自然だろう」との判断が下されたのかも知れませんね?

「水たまり」については、予め、最前列の皆さんには
「水がかかるかも知れないので」と、ビニールシートが配られていたみたいですが
客席に向かって、水を巻き散らすようなシーンはなく
少年が蹴つまずいて、水たまりにダイブしたり
言い争いの果てに、子供のケンカよろしく、水をかけ合ったり…といった具合で
舞台の左右に水しぶきが飛ぶような演出になっていたらしい

ただ、吉田さんが、水たまりの脇にしゃがみ込まれ、手に掬った水を
バシャバシャと周りの人々にお掛けになったり
目いっぱい口に含んでフランス王の顔に吹きかけたりなさるシーンなどは
どんどん過激になって行ってるそうなので(笑)
もしかしたら、この先の公演では、水しぶきを浴びせかけられる観客の方が続出するかも…?(笑)

もっとも、奥さんは、ビショビショになっておられるフランス王のお姿に
よく甲斐バンドのライブ中に、甲斐さんから水を吹きかけられていらした
ベースの坂井紀雄さんを重ね合わせてクスクス(笑)

ともあれ…舞台が暗転して、小栗さんが下手側の袖にハケて行かれ
再び照明が点くと、ようやく通常の舞台が始まり…と思いきや
玉座に、しどけなく腰掛けられた吉田さんが
いきなり、加川亮さん(大塚まさじさん)の「月の祭り」歌い出され

また、ジョン王の母・皇太后エリナー役の中村京蔵さんが、その歌声に合わせて
セットの2階部分にあたるバルコニー?で舞い始められたため
「えっ!?これってミュージカルだったの!?」と、またビックリ!(笑)

東京公演では、ジョン王役に予定されていらした横田栄司さんが体調不良のため降板なさったので
急きょ、劇団四季出身の吉原光夫さんが代役に立たれたそうだけど

地方公演では、吉田さんが、これまでの演出とフランス王役に加え
ジョン王役も兼任なさることになったみたいで
その吉原さんの流石な歌声に酔いしれた東京の観客の皆さんからは
「えっ!?次からは吉田さんが歌うの!?」といった心配の声もチラホラ…(失礼!)

そして…皇太后が、この青年を気に入り、親族として認め従えることを決定したものの
小栗さんは、パーカーとジーンズの上に鎧を付けるという出で立ちでいらしたらしく(笑)
ご本人が、あちらこちらのインタビューで話されていた
「大河ドラマが終わってすぐに、この舞台をやるのは正直イヤだった(笑)」との言葉は
小栗さんの、ひと区切りがついたところで、ちょっとリフレッシュしたいという思いとは別に

まだ「北条義時」のイメージが強く残っていた奥さんには
西洋版とはいえ、また「戦」の物語で小栗さんを拝見すると
その義時のイメージがオーバーラップしてしまったみたいで
「ホントは、横田さんも観たかったんだけどなあ…」と残念そうに言っていたのが

小栗さんと同じく「鎌倉殿の13人」に出演なさっていた横田さんが、同じ場面にいらしたら
「和田義盛 VS 北条義時」のシーンが、イヤでも思い出されて
「たぶん笑いをこらえるのが大変だったかも?(笑)」と手のひらを返しておりました(笑)

そうそう!その皇太后が小栗青年を気に入るまでの過程で繰り広げられたのは
青年の弟ロバート(續木淳平さん)が、兄フィリップは私生児だから
財産の相続権は自分にあると訴え出るシーンで
フィリップが、自分の父親はジョン王の兄であるリチャード一世だと主張したところ
皇太后が「リチャードの面影がある」と言い出す訳なんですが

その際に、兄フィリップが、弟ロバートの顔のことを思いっきりイジる件があり
奥さんは「テレビだったら、コンプライアンス的に絶対アウトだよねぇ…」と思いつつ
小栗さんの整ったお顔と續木さんの「じゃない」お顔(失礼!)を見比べてクスクス(笑)

年間500ポンドの財産を失うことになっても、弟のような顔でなかったことに
「ひざまづいて神に感謝する!」という小栗さんのセリフに
かなり説得力があったことは否めなかったらしく(苦笑)
吉田さんが、大河ドラマを完走なさったばかりの小栗さんに
「どうしても!」とオファーされたのは、この場面のせいかも知れないなあと…?(笑)

そのフィリップは「口達者」という設定なので
小栗さんは、膨大なセリフを休む間もなく滔々と口にされながら
大きな身振りで、舞台上を行ったり来たりと
この場面だけで、フルマラソン完走後のアスリート並みに汗びっしょりでいらしたらしい(汗)
でも、奥さんは「あれだけ全身360度カッコいいと
ナンか、汗もイイ匂いがしそうな気がする(笑)」とウットリ?(笑)

セリフといえば…
大阪初日に、吉田さんがいつも通り、他のどのキャストの方よりもよく通るお声で
ややこしい言い回しの長ゼリフを立て板に水で話されていた時、同じセリフを2度繰り返され
…って、そんな「強調」しなくてはならないような重要なセリフじゃなかったらしく
「ん?」と思った途端に「気づいた?(笑)」と吉田さん(笑)

どうやら、ずっと「フランス王」役でいらしたのが
大阪公演が始まったこの日に「ジョン王」デビューなさったために
珍しく次のセリフをド忘れなさったみたいだけど(笑)
すぐに何事もなかったかの如く、続きのセリフを口にされたそうで
奥さんは「やっぱ、こういう時に『生』はイイな♪って思う(笑)」としみじみ…
もちろん、アタマの片隅には、甲斐さんのライブが過っていたことは間違いないでしょう(笑)
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緊急?近況報告

2023-02-05 15:10:00 | 日記
「甲斐よしひろのセイ!ヤング21」の記事の途中ですが
今回の放送は「いつもより少し長い90分」だし、今月の「LEGENDS」の放送も始まったし
しばらくラジオ記事が続きそうだなあ…ということで
ここでちょっと慌ただしかった奥さんの近況を挟ませて頂きます

そもそもの始まりは、1月25日の「Funk Up+」発売を記念し
タワーレコード新宿店で、パネル展示の開催が決定したとのお知らせ…(笑)
「展示したパネルは、展示終了後に3点を各3名様(計9名様)に抽選でプレゼント!
また対象商品をお買い上げいただくと、タワーレコード新宿店限定
複製サイン入りサービスレシート発行」…に

最初は「それだけのために東京まで行くのはちょっと…」と言っていたんだけど
そのパネルが「HOT MENU」発売記念のパネル展の時みたいなアルバムジャケットの
いわゆるスチール写真ではなく、ライブ映像から切り取られたステージ写真であること

それから、すでに予約していたユニバーサルミュージック特典の複製サイン入りポストカード
Amazon特典のビジュアルシートとも違う、タワーレコード特典のポストカードに加え
「タワーレコード新宿店限定絵柄のポストカードを差し上げます」との一文に心惹かれ(笑)

1月24日~2月5日までのパネル展開催期間中
1月に関しては休日が動かせなかったものの
ちょうど2月のシフト希望の提出前だったこともあり「えーい!」と上京決定(笑)

ただ、4月に「FLASH BACK」リリース記念のパネル展が開催された時のように
お泊まりで、往復は新幹線で…というお財布に優しくないプランは
これから今年のビルボードツアー申し込みを控える身にはキツかったみたいで
昼バス&夜バスで、東京滞在4時間の弾丸ツアーを選択(苦笑)

もっとも、その日程(2月2日・3日)を決めた時には
1月末の6連勤に2月1日が加わることを失念していたらしい(苦笑)
…というのも、甲斐さんのツアーがないこの時期のお楽しみとして定着しつつある?(笑)
吉田鋼太郎さんの舞台のチケットを入手していたため、2月6日も休まなければならず

更に、2月4日は、2ヶ月に1度の歯医者の予約が入っており…って
これは、去年の木村将之さんのライブ直前に外れた詰め物を
アロンアルファで引っ付けた(汗)歯の治療を受けた歯科医院の予約でキャンセルしづらく
かといって、2月5日のパネル展最終日に上京すると
翌日、吉田さんの舞台のマチネ(昼公演)に間に合わない恐れがあったからなんだとか…(苦笑)

「可哀想に思って、2月1日も休みにしてくれないかなあ…」との祈りも虚しく
7連勤の果てに朝早くからバタバタと出発(汗)
その7連勤の間には、例の大寒波があって、出勤&帰宅困難者となり
それ以外の日も、今や定刻通りに動いていたら「奇跡!」とまで言われる路線(苦笑)…
ひどい時には、1日に3回も遅延情報が届くらしい…が通勤の足のため
連日連夜、遅延や振替輸送に振り回されておりました(汗)

なので、身体はクタクタでも、遅延を見越して、早めに家を出なければならず
せっかく充電を済ませ用意していた充電器を忘れたことに気づかないまま
車内に充電用のUSBジャックがなかったにも関わらず、スマホをガンガン使っていて
充電器がないことに気づいた時には「パネル展の写真を撮れるのか?」ってくらいの容量に…(苦笑)

まあ、ナンとか写真は撮れたものの、1月にパネル展に行った甲斐友さんが送ってくれた
写真に写っていた「タワレコとタワレコ新宿店限定のポストカード」が掲示されておらず
また、Blu-rayは数本置かれていたのに、DVDは残り1本となっていて

「ポストカードは予定数が終わっちゃったかな?」やら
「Blu-ray2本は要らないのよね」やら…って
それ以前に、もうどっちも持ってるんじゃ?(笑)…などと焦ったせいで

商品が並んでいるラックの写真を数枚と
「Funk Up+」の映像を流しているモニターを撮っただけで…って、これもタイミングが悪く
流れていたのが画面が暗いシーンだったために
「心◯写真」っぽかったような?(失礼!)レジに急ぎ
肝心のパネルを撮らないでいたことにも気づかず…(笑)まったく何しに行ったんだか…(苦笑)

とりあえず、特製レシートとパネルプレゼントの抽選券
そして、懸案だったポストカード2枚もゲット
もっとも、ポストカードに関しては、スタッフの方が「確認致します」とおっしゃったきり
なかなか戻って来られず、精算カウンターの奥の引出しをゴソゴソと探っておられたそうで
「ホントに、甲斐友さんの写真に写ってた
あの見本に飾ってあったヤツなんじゃ…?」と思ったほど待たされたみたいです(笑)

4月のパネル展で、まさかの当選を果たして(笑)その旨を甲斐さんのラジオ番組に投稿し
甲斐さんから「パネル当たったんだから(エレベーターの)タッチパネルに触るんじゃない」
…と言われたことだけは律儀に守って(笑)イライラしながら店を後にし(笑)
帰りのバスの時間まで、喫煙者に優しい(笑)行きつけの喫茶店で
こちらは忘れずに持参していた携帯用DVD再生機で「Funk Up+」を堪能(笑)

イヤ、ユニバーサルで予約した分は、大寒波の影響で配達が遅れたようですが
Amazonで予約した分は、24日に届いていたにも関わらず
全く観る時間がなかったらしくて、封も切らずに放置プレイ(苦笑)
まあ、以前にリリースされたVHSを観倒していたので
内容はよく覚えていたみたいだけど…(笑)

そうそう!タバコと言えば…行きのバスの休憩時間に、雪がチラチラする中で
震えながらタバコを吸っていたら、隣に立っていらした女性と目が合い
どちらからともなく「寒いですねぇ」などと会話が始まり

「こんな思いをしてでも、吸っちゃいますよね(笑)」と笑っていたら
また別の女性が「判ります~!(笑)」と参加して来られ
そのあとも、休憩時間になるたび、喫煙所で同病相憐れんでいたんだとか…(笑)

そういえば、去年の今頃は「マンボウ」発令中で、職場の喫煙ルームが閉鎖となり
仕方なく、雪の舞い散る屋上で、吹きすさぶ風に負けじと
甲斐バンドグッズのコートを着て、タバコを吸ってたんじゃなかったっけ?(笑)

それはともかく…そろそろ世間では、1日の業務が始まろうかという時間に帰宅した奥さん
職場に直行するつもりなら、休みを取る必要はなかったんですが
ここ数年は、甲斐さんのライブ終了後に夜行バスで帰って来て
朝食とシャワーを済ませ、バタバタと出勤することもなくなっていたので
今回も連休を戴いていたものの、ライブ後の余韻に浸る訳でもないし

せっかくの休みに寝てるだけというのも…ということで
6日のマチ・ソワに加え、大阪公演初日である3日のソワレ(夜公演)チケットを探したところ
通路際ながら、センターブロックの席が取れたらしく
帰宅後、入浴してさっぱりしたら、少し休んでから、大阪へ向かう予定を組んでいたんだけど

ハッ!と目覚めると、予定では家を出る時間…(汗)…って、まあ例の在来線を使うので
20分早く出るつもりにしていたみたいで「もう1本遅い列車ならギリ開演に間に合う!」と
速攻で身支度を整え「今日だけは定刻通り動いてくれ~!」と祈りつつ(笑)家を飛び出し
駅に到着すると、その祈りが通じたのか?ナンとか「甲斐時間」なしの開演に滑り込みセーフ(笑)

奥さんは、観劇する際には、大まかなストーリーと配役以外の予備知識を
なるべく入れないようにしているんですが、今回の「ジョン王」は
蜷川幸雄さんが始められ、その後、吉田鋼太郎さんに引き継がれた
「彩の国シェイクスピアシリーズ」の第36弾として、2020年6月に上演予定だったはずが
コロナ禍により、公演中止を余儀なくされた作品で

シリーズとしては、2021年の第37弾「終わりよければすべてよし」で完結したものの
吉田さんを始め、キャストの皆さんやスタッフの方々の熱意によって
24年間に渡るシリーズの真の完結作として上演が決定したという経緯があり
奥さんも、一度は観劇を諦めた作品が改めて上演にこぎつけたこと…

しかも、完結作となった「終わりよければすべてよし」は
出演なさっている女優さんが苦手だったのと
大阪公演の日程が、甲斐バンドのビルボードツアーと赤レンガ倉庫ライブの間だったことで
「終わりよくないけどなあ…」と観劇を見送っていたため…に感激ひとしお

ただ、吉田さんが蜷川さんの跡を継がれて以来、たびたびおっしゃっている通り
蜷川さんは、同じシェイクスピア作品の中でも
難しいとされる作品ばかりを残して行かれたみたいで(笑)
この「ジョン王」は、13世紀初頭に実在した
「英国史上最低」とさえ言われている王を題材にした歴史劇とあって
その上演機会の少なさからも「ナカナカの難物らしい」と思っていたトコへ

吉田さんご自身が「蜷川さんが残して行ったややこしい作品の中でも一番ヤバイやつ(笑)
今後50年は上演されないでしょう(笑)」とおっしゃっているくらいだし
…と、いつもよりは予習していたようです(笑)

その公演内容の詳細は、またいずれ…奥さんが、マチ・ソワ観劇をしたあと
どれだけのテンションで土産話をするか?にもよりますが(笑)
大阪公演初日に一番テンションが上がったという点だけご紹介しますと…

開演前の場内には、スマホや携帯電話をマナーモードではなく
「電源からお切り下さい」とのアナウンスが、幾度となく繰り返されていたにも関わらず
間もなく開演というタイミングで、奥さんの席のすぐ横の通路で立ち止まり
スマホでパシャパシャ写真を撮る男性がいて「この人、大丈夫?」と思っていたら

どんどんステージのある前方へ進んで行き、ついにはステージ自体を撮影し始め
「えっ!?いいの?スタッフの人いないの?」と場内を見回している内に
その男性がステージに上がったそうで、ようやく小栗旬さんだと気づき、心底ビックリ!(笑)

「だって、まだ客電落ちてないし…そういえば開幕ベルも鳴ってなかったような…
第一、小栗くん、パーカーにジーンズ姿だし…」といった、突然の開演への戸惑いと
「あの北条義時が、私の真横に立ってた~!」という
「まさかの神席」ゲットの喜びが入り交じり、魂をブッ飛ばした模様…(笑)

終演後に、東京公演のレビューを読んだら、渋谷の会場では
ステージ奥に渋谷の街とそこを行き交う人々が
まるで映像を流しているかのように見えていたらしく
小栗さんは、その渋谷の街からドア(搬入口)を開けて、ステージに登場なさったとのことで

「おいおい、誰か入って来ちゃったよ!」的な
その演出のアイデアには、心が躍ったみたいですが
この大阪での客席からの登場は「かなりラッキーだったんじゃない?(笑)」と大喜び(笑)
もっとも、奥さんのすぐ横に立っていらした小栗さんは
パーカーのフードを目深に被っておられたためお顔をしかとは見られなかったようだけど…(笑)

ちなみに…終演後は、小栗さん以外のキャストの皆さんが、客席に向かってお辞儀をされ
ステージを降りて行かれたのに対し、小栗さんはまだ演技を続けていらしたそうで
そこから、ある一幕を経て、再びパーカーとジーンズ姿に戻られると
またまた、奥さんの席のすぐ横の通路を通ってハケて行かれたらしく
この時は「ここぞとばかり、めっちゃガン見してもうた!(笑)」とクスクス(笑)

さすがの「非イケメン派(笑)」も、義時さまのあまりに小さく
そして美しく整ったお顔には抗えなかったみたいです(笑)
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甲斐よしひろのセイ!ヤング21(1/20)その5

2023-02-02 14:55:00 | メディア
続いては…「岡崎在住だから珍しく大河ドラマを見始めた」という方からの投稿
ご自身は「家康が生まれただけの岡崎」と思っておられるものの
「どうする家康」効果で観光客の方が増えているらしく
主演の松本潤さんが立ち寄られたお店が、急に賑わい始めているみたいですが

「その勢いに負けてなさそうなのが、YouTuberの『東海オンエア』の聖地としての岡崎
見ただけで、東海オンエア目当ての観光客の人なのか
大河ドラマの観光客の人なのかがすぐ判る」…といった内容に

甲斐さんは「イヤ、僕、実はこれ、あの…偶然『鶴瓶の家族に乾杯』を…
まあ、あの…全っ然、観たことないんですよ(笑)
ナンだか判んないけど、偶然、それ観たら松潤が出て来て…『おおー!』と思って…
えー、で、まあ、松潤が出てたんで、観てたんですけど

それ…それ、ナンでか?って言うと、直前に『99.9』の映画版…
映画版をWOWOWで観たばっかりだったんですよ(笑)
(『そうですね、一緒に出てますもんね(笑)』と松藤さん)…だからもう、その流れで…(笑)
『おおっ!』と思って観てたんですけど…

で、で、まあ…イヤ、すごいもう、あの…
すごい面白かったんですけど…その『家族に乾杯』が…
で、松潤が鶴瓶と分かれて、1人になって…
そのあとに会ったカップルがいて、その人たちが、東海オンエアの話を2人がするのね
で、(東海オンエアの)リーダーが松潤さんっぽいとかっていう話をすごい熱心にするんですよ

で、で…『誰?東海オンエアってなに?』って話…『知らんし!俺』って言ったら
そしたら、ナンか、YouTuberで、東海地区ですごい大人気らしいと…
って言ってたら、今、文化放送で…(『ちょっと出てますよね』と山田さん?)
あっ、ネットかナンかで?…(『そうです』)…深夜…そうなの?ああ…

イヤー、ナンかアレですよね、東海オンエア…
知らないでしょ?松藤、知ってます?…(『知らないです、やっぱりね』と松藤さん)…ね?
2週…アレって、2週(かけて放送)だから、いつも、あの…『鶴瓶の家族に乾杯』…
((2週目の放送が)『今週あるんですね?』)

だから、来週…その東海オンエアのポスターが映る瞬間が、来週あったら
さすがに、予告編で、パッと切るんですよ!そこ、観たかったなあ!みたいな…(笑)
ということは、来週観れるってことですよね?
えー…(『ウマいですね』)…ウマいですよ

まあ、そのカップルの女の人は『誰のファンだ?』って言ったら
『(櫻井)翔くんのファン』って言ってましたけどね(笑)
『帰れ!帰れ!』って、松潤が『帰れ!』って言ってました(笑)イイなあ!」と話されてましたが

奥さんに、その「2週目の放送を観る?」と訊いたら
「私も櫻井くんの方が好きだからいいや(笑)」と申しておりました(笑)
…って、松潤さんに「帰れ!」って言われたいのかも?(笑)

その櫻井さん主演のドラマは、櫻井さんが「ウソだろ!?」&「まぢか!?」というセリフ連発で
「ちょっと『ダイハード』っぽいな」と思ったんだけど
その途端に、昨年末にネットで見た「クリスマスプレゼントに最適!」という広告…

「ダイハード」のラストで、テロリストがビルから落下するシーンを編み込んだ
その名も「ハンス・グルーバー・セーター」…を思い出し(笑)
あの落下していくハンスの表情が、ホントに見事に再現され(笑)
背中には、お馴染みの迷ゼリフ?(笑)のロゴも入っているんですが
「欲しいか?」と訊かれれば、要らないです(笑)

ちなみに…あの落下シーンは、ジョン・マクティアナン監督が
ハンス役のアラン・リックマンに「3つ数えたら落とす」と約束していたにも関わらず
「カウント1」で落としたらしく、あの絶望的な表情は、全くの「素」だったんだとか…(笑)
…ということで、櫻井さんのドラマは真剣に観れなくなってしまいました!スイマセン(苦笑)

それはさておき…「えー、ハイ、もう1通、これはね…」と奥さんの投稿
「1月5日放送の『ニンチド調査ショー2時間SP』で
『昭和・平成のテレビの常識』が、5項目挙げられ
10代の若者50人が最も驚いた項目を調査したところ
『大晦日に全ての民放が同じ番組・ゆく年くる年を放送していた』が選ばれたんですが

更に、この『ゆく年くる年』は、昭和31年に放送が開始されてから
32年間ずっと『セイコー』の一社提供だったため
CMも全民放で同じだったことにも触れられていて
『昭和54年の甲斐バンド出演のCM』が流されていました

この番組は、単に『昔は良かった』と過去を振り返るのではなく
『今では考えられない昭和・平成の常識』が
今の若者には、どれだけ『ヤバイ』と感じられるのか?
…というところに重点が置かれているのが面白いんですが
新年早々に民放をジャックした甲斐バンドが『ヤバイ!』と思われないか?少々心配です」

…まで読まれたトコで「この『ヤバイ』の意味、違いますよ、この人ね
これ、だって、この場合の『ヤバイ』は、俺たちもよく使う…
その…『ヤバイくらいキレイ』とか『ヤバイくらいにイイ音だぜ』とか

…いうことでの『ヤバイ』でしょ?だって…『スゴイ』…『スゴイ』に近い、ね?
ホントに…この人、ホントにヤバイと思ってるんですよ
どれだけ文脈読めないんだよ、違いますよ」と甲斐さん(苦笑)

まっ、奥さんは「イヤイヤ『ヤバイ』の使い方くらい知ってますけど何か?」とクスクス(笑)
もっとも、甲斐さんは、この「2時間SP」も以前の放送もご覧になっていないでしょうから
そっちの「ヤバイ」を思い浮かべられたのもムベなるかな…なんですが

元々は、例えば「バイクはノーヘルでOK!だった」とか
「電車や飛行機の座席でタバコが吸えた」といった、当時は当たり前だったものの
今なら考えられない事柄を、若い世代の方々がどう思われるか?…という趣旨の番組なので
ホントの意味での「ヤバイ」が使われることが多く

実際に、この「ゆく年くる年」に関しても「スゴイ!」というよりは
「色んな番組が観たいのに、ナンで全部おんなじなの?」という風に
ネガティブなニュアンスのコメントがほとんどだった訳で

おそらく?「2時間SP」をご覧になっていたらしきご様子の松藤さんは
甲斐さんに「『スゴイ』に近い、ね?」と振られた際に
「そう…ですね…」と少し言いよどんでいらっしゃいました(笑)

ともあれ…甲斐さんが、投稿の続きにお戻りになり…「ちなみに、他の4項目には
『ゴールデンタイム』に『アニメ』が、1週間に10本以上…」…と読まれると
「そうだったかも知れないですね」と松藤さん

甲斐さんも「ゴールデンタイムですよ!?」と驚かれてたけど
奥さん世代にとっては、アニメが深夜に放送されるようになったことの方がビックリらしい
そういえば、甲斐さんが楽曲提供なさった「スカルマン」も超深夜放送でしたね?(笑)

更に…「『映画番組』が、週5で放送されていたこと」のトコでは
「確かに!(笑)各社…だいたい、ほら、映画評論家の人が、ちゃんとメシ食えてましたもんね?
(『各局にいましたからね』と松藤さん)…いましたよね?なるほど…」

…と、おっしゃってましたが、番組内では、淀川長治さんを始め、水野晴郎さんや高島忠夫さんなど
各局の映画番組の解説者の皆さんが紹介されて
その「決めフレーズ」にも触れてあったんだけど

淀川さんが、番組の最後に「さよなら、さよなら、さよなら」と3回おっしゃっていたのは
最初、回数を決めずにランダムに「さよなら」を連発なさっていたら
「今日は何回言うか?」と賭けの対象になってしまったためなんだとか…

「また『ボウリング・プロレス・キックボクシング』といった
スポーツ番組がレギュラー放送されていたことが挙げられていたんですが

アラ還世代の私には、家族で1台のテレビを観ている時に突然
今ならコンプライアンス的に如何なものか?というような
『濃厚なラブシーンが流れ始める』という項目に
当時の『気まずさ』が、ありありと思い出されて、キツかったです」と読み終えられると

「まっ、でも、ボウリング・プロレス・キックボクシングは
当然もう、BSの方にどんどんね、ある時から行ったんで…まあ、そうなってますよね
まあ、ボウリング・プロレス・キックボクシングは、今、(放送する番組が)ないっすね」

…って、観戦チケットがほぼ瞬殺だったという
あのボクシングの井上尚弥選手のタイトルマッチでさえ
地上波では放送しなかったくらいですからねぇ…(苦笑)

国営放送2局と民放2局という環境に育ったボクには
地上波の他に、BSやCS放送があることは、夢のような展開なんだけど(笑)
一方で、放送される番組が膨大になったり、何かに特化した内容のものが増えたりして
「テレビ」は、もう「家族団欒」の象徴じゃなくなったんだなあと…(苦笑)

ただ…「あと、麻雀ですね、ええ…麻雀は観てます!(笑)」と甲斐さん
「麻雀は、CSですね(笑)」という松藤さんの言葉に
「イヤ、麻雀はBS(放送)、あるんですよ!…(『あっ!そうですか?』と松藤さん)

ある!あるんです…『M-1』…『M-1』…(『あっ!そうか!M-1はやってるか』)
そう!えー、そう!そう!それ、BSで唯一…中華…街中華の番組と、それだけ観てます(笑)」
…と明かされてましたが、これは「Mリーグ」のことですよね?(笑)

この放送を聴く前に「アメトーーク!」で「Mリーグ芸人」を観ていた我が家(笑)
往年の「11PM」よろしく、カメラが打ち手の方の背後から手牌を捉え
4人の手牌をご覧になった解説者の方が、あれこれ説明なさる…といった感じかなと思いきや

2千人以上の中から選ばれし32人の雀士…「Mリーガー」達が、4人1組のチームとなり
計8チームで戦うリーグ戦ということで、個人戦なら強気で攻めたくなる場面でも
チームの勝利を考えて打ち方を変えたり
その戦いの様子を、対戦相手の手牌も知るチームメイト3人が、別室で見守っていたり…と
長年、バンドを組んで来られたミュージシャンの方には
そのあたりがツボでいらっしゃるのかも知れないなあと…?(笑)

個人的には、ご自身もプロの雀士という方々が
「俺のノドはくれてやる!」と絶叫系のアナウンサーみたいに解説されていたり(笑)
クセをよくご存知の打ち手の方が、次にどんなお顔をなさるのか?を予言されたり(笑)…と
通常のスポーツ番組や囲碁将棋などの番組と比べると
その解説の仕方が、かなりバラエティに富んでいて面白かったです(笑)

それはともかく…「でも、まあ確かにスゴイですよねぇ!『ゆく年くる年』…
全民放同じ(内容)…(『そうですねぇ』と松藤さん)…NHK以外全部いっしょで、バーッと…
あの…ナンてか?(除夜の)鐘をバーン!と突いたトコから始まる『ゆく年くる年』…
(『えーっと…紅白(歌合戦)が終わったあとくらいでしたね』)

終わったあと、鐘を突いて…突いたあとからって…で、ねぇ?
あっ、あっ、あっ、それを観て『今年も早く煩悩、落とさないと…』いつも思ってた(笑)
もう…もう、煩悩だらけなんで、スイマセン(笑)…(『煩悩だらけですね(笑)』)
で、それで…『ゆく年くる年』が映って…っていう、その…そん時に切り替えてたんですよ
(『そうですね』)…あっ、そうだ!そうだ!そこに『HERO』が、バーッと流れて…

僕、ダウンタウンの浜ちゃんと、いつも会って話したら
浜ちゃんは、いっつも、それ話しますよ
『アレ、画期的やったですね、甲斐さん』って言って…
『アレ、衝撃だった』『ぶっ飛んだ!あの時は』って、いつもその話になるんですけど

やっぱり、そのー、観てる人たちは…まあ、アレ、何十億(のプロジェクト)ですからね
(『そうですね、スゴイことですねぇ』)…スゴイことなんですよ、ハイ」と話されてましたが
我が家にも、毎年毎年、元旦にその衝撃のCMを思い浮かべる者が約1名…(笑)

でも「来年1位になります!」宣言で、あえてご自身を追い込まれたのであろう甲斐さんも
そのプロジェクトの、あまりの規模の大きさに
当夜は「落ち着かなくて、危うく見逃すトコだった(笑)」とおっしゃってましたよね?(笑)
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