ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

クジ運その1

2012-08-27 12:35:18 | 日記
ボクの奥さんはクジ運が悪い。
商店街の福引きで、34回引いて全部ハズレなど朝飯前。

某酒造メーカーの新酒発売イベントに招かれ、
豪華景品が当たる筈のクジ引き…
ハズレより二等・三等の当たりクジの方が、はるかに多かったらしいのだが、
見事にハズレを引き当てて、関係者を慌てさせた人だ(爆)

おみくじで『凶』や『大凶』を引く確率もハンパないし、
当たったらイヤだな、困るなと思うものは、見事に当たってしまう。

ある意味、負のクジ運はとてつもなく強いとも言える(爆)

そんな『持ってない』人だから、懸賞に当たるなんてことはまずない。
だけど…雑誌の読者プレゼントには良く当たったりする。

これは、ひとえに奥さんの文章力の賜物だ!
読者プレゼントって『どの記事が良かったですか?』とか
『ご意見、ご感想をお寄せ下さい』とか
アンケートに答えさせるためのものが多いようだ。

今後の雑誌作りの参考にするのだろうから、もちろん内容に目を通す筈だ。

ココが肝心!(笑)
担当者だって人間。おざなりな返答や、ありきたりの感想より、
ちょっと『ご意見』しながらも、熱心な読者ゆえ…と思ったら、
そちらにプレゼントしたくなるのは当然の心理でしょ?

甲斐バンドのCDやDVDに付いているアンケートハガキ…
奥さんは純粋に感動を伝えたくて、感想を書いて送ったら、
プレゼントなど何もない筈なのに、東芝EMIからお礼状と
甲斐バンドの非売品グッズが届いて驚いていた。

だから去年のインストア・イベントにはハズレたが、
特製DVDプレゼントは当たったようだ(笑)

懸賞に応募される時の参考になれば幸いです。
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ライブ映像

2012-08-27 01:19:12 | メディア
もうすぐ薬師寺ライブの放送日ですね!
ボクの奥さんは『やっと全貌が明らかになる!』と楽しみにしています(笑)

ステージと客席の最前列の間を行き来するカメラだけでなく、
クレーンカメラもあったし、情児さんがハンディで客席から狙ってたし…
どんな映像になっているのか、ボクも興味津々デス。

今は個人情報保護法のおかげで、顔をアップで抜かれることはなくなったけど、
以前はライブ会場や公録スタジオの映像に
奥さんが写されていることがあった。

ボクは、記念になって良いじゃないかと思うんだが、
奥さんに言わせると、ライブ中のあられもない姿?!の自分を直視できない!

せっかくのライブ映像なのに、気が散って楽しめないよ!
ということらしい(苦笑)

この発言の原因は、多分『Big Night』の映像にあると思う。

甲斐バンドが解散後10年目に再結成された時、
もちろん奥さんは初日から駆け付けた。

お台場のPOP STOCK、甲斐バンドが4人でステージに立っているのを見て、
我を忘れるくらいライブにのめり込んだそうだ。

ただ残念なことに、奥さんはラストの武道館に参戦できなかった(泣)

それだけに武道館ライブの映像を心待ちにしていて、
DVDを入手するやいなや、繰り返し食い入るように観ていた。

すると突然、ボクは奥さんに呼ばれ『破れたハート…』の映像を見せられた。

えっ?何?どーしたの?と思ったら…
画面には楽しそうに踊る奥さんが?!

なんと奥さんは、何度も観ていたにも関わらず、
自分の姿だとは全く気付かずにいたらしい(笑)

だって武道館には行ってないし、まさかお台場の映像が入ってるなんて…
それに、自分がライブ中にどんな顔してるかなんて判らないし…

この『ライブ中の自分』にかなりショックを受けたらしい(笑)
でも身贔屓で言うのじゃないが、ボクは楽しそうでイイ顔だと思う。

きっと甲斐さんもそう思ったから、編集して写してるんじゃないか?
と言ったら余計に落ち込んでしまった(苦笑)
女ゴコロというものは複雑だねぇ…

ちなみにボクの甲斐バンドライブ初参戦は、この年の大阪でした。
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ライブ前後

2012-08-25 22:33:28 | ライブ
甲斐さんが20代の頃、甲斐さんに似ている有名人と言えば、
亀和田武さんと村上龍さんだったそうですが、

奥さんによると、当時のマネージャー佐藤剛さんもかなり似ていたようです。

体格は少し違うけど、髪型や服装、サングラスのせいで、
出待ちの時に良く騙されたらしい(笑)

当時のライブ会場の楽屋口には、
常に100人近いファンが集まっていて、
甲斐さん始めメンバーが出入りするのは一苦労だったようだ。

会場によっていろんな秘策があったらしく、
地下通路から脱出したり、隣接するホテルの駐車場を使ったり…(苦笑)

佐藤さんが甲斐さんのダミーになって、
大勢のファンを引き付けてる隙に甲斐さんが出て行ったり…

松藤さんが楽屋口から一人で出て来られた時には、
『イケニエの山羊』にされて揉みくちゃになったらしい(泣)

奥さん達4人と後2人だけが、楽屋口じゃない扉の前で待っていると
甲斐さんが口唇に人差し指をあてて
『シーッ』と言いながら出て来たことがあったそうだ。

声を出さないように息を詰めて、甲斐さんが車に乗り込むのを見送った後で、

6人が大歓声を上げると、楽屋口で待ってたファンが血相を変えて、
大勢走って来たので、奥さん達は怖くなり逃げ帰ったらしい(笑)

入り待ちの時は、警備のバイト君と仲良くなって、
ガードの手を緩めて貰ったり(汗)

いつも同じ差し入れを用意して手渡していたら、
メンバーに認識して貰えたらしく
大森さんが近寄って来て受け取ってくれたこともあったらしい。

当時、メンバーの食事はケータリングではなく、
会場内の喫茶店やレストランで済ませることが良くあって、
リハーサルを終えた4人が、フツーに店内に入って来たそうだ。

4人だけで話してると九州訛りが強くなることや
甲斐さんはハンバーグ、大森さんはコロッケをよく注文するらしいこと

3人がアイスコーヒーなのに、甲斐さんはアイスミルクのガム抜き…
それってタダの牛乳だよね?

などなど、奥さん達のすぐ近くのテーブルで、
賑やかに喋りながら食事をする甲斐バンド…

奥さん達はみんな無言で、両耳をダンボにしていたことは言うまでもない(笑)

春と秋のツアーで、甲斐バンドが近畿地方にやって来るのは、
何故かテスト期間中が多く、おかげで入り待ちが出来た代わりに

もし成績が悪かったら、即!ライブ禁止になってしまう恐怖が…!

前もって必死にテスト勉強するんだけど、
ライブで興奮し過ぎて、全部吹っ飛んだり、
テスト科目を間違えて登校したり…危ない橋を渡って来たという(爆)

今よりももっと甲斐さん中心に世界が廻ってたんだね(笑)
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コインロッカー・ベイビーズ

2012-08-25 02:34:56 | 日記
村上龍さんのデビュー3作目のタイトルです。

当時の書評か何かで、
人は誰でも、それまでの人生や想いを綴れば一冊の本が書ける。

それをアレンジして二冊目も書けるかも知れないが、
プロとして、三冊目を世に問うことは難しい。
というようなことが書かれていた。

本の話ではないけど、この時ボクは、サザンオールスターズを思い浮かべた。

『勝手にシンドバット』『気分しだいで責めないで』の後に『いとしのエリー』…なるほど!という訳です。

村上龍さんも『限りなく透明に近いブルー』
『海の向こうで戦争がはじまる』に続く第三弾である。

甲斐さんが村上さんを絶賛していたこともあり、
奥さんも前述の二作を読んだらしい。

そして、この新作が発行される前に
2人の主人公『キクとハシ』の『ハシ』が
甲斐さんをモデルにしていることを知ったらしい。

甲斐さんと村上さんは、すでに交流があったようで、
村上さんから『ハシ』の人物像を聞かされた甲斐さんは、
『俺はオ●マじゃねえ!』と叫んだそうだ(笑)

そういえば、映画『ラストソング』の主人公も甲斐さんがモデルでしたね。

本木雅弘さん演じる『九州出身のロックバンドのリーダー』を見て
『俺はあんなにワガママじゃない!』とおっしゃってました(笑)

コインロッカー・ベイビーズの発売後、ほどなくしてラジオドラマが放送された。

『ハシ』役は、沢田研二さん!ジュリ~!

プロの歌手として、武器になる声を手に入れるために
ある事をするシーンで、ハシが悲鳴を上げると
その声にかぶさるように、ファンの声援がフェードインしてくる。

ラジオドラマならではの演出に感心してしまった。
三谷幸喜監督の傑作『ラヂオの時間』を見た時に
この事を思い出したが、もうあのラジオドラマを聞く術はない…よね?
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いつから?シリーズその1

2012-08-24 22:42:42 | 日記
勝手にシリーズを作ってしまいましたが、
甲斐さんや甲斐バンドにまつわるボクの素朴な疑問を
あーだこーだ書いてみようと思います。

たぶんホントに書いてみるだけで、
解決しないことの方が、圧倒的に多いかと…(苦笑)

まずは比較的カンタンそうな疑問から…
『いつから甲斐バンドのライブに男性客が来るようになったか?』

1番に考えられるのは『HERO』の大ヒットですよね?
それまでライブでの動員数を誇っていたとはいえ、
まだ世間一般に認知されていた訳ではなかったように思います。

それに、男性が足を運ぶには少々敷居が高いというか、
女子高や女子大に侵入するくらいの勇気が必要というか…(笑)

会場によっては、男子トイレを女性用に開放していたらしいし…

甲斐さんがステージで、ピンクのフリフリのブラウスや
サテンのサッシュベルトを締めたジャンプスーツ?等をお召しになってた頃、

ステージには紙テープや紙吹雪が舞い散り、
アイドル顔負けの黄色い声援が飛び交っていたとか…

ボクの奥さんも(当たってもケガしないように)紙テープの芯を抜いて
細かく切った金紙銀紙を紙テープに挟んで巻き直したものを
せっせと作っていっては投げてたそうです(笑)

偶然、甲斐さんが弾いているギターのネックに引っ掛かった
紙テープは回収して持ち帰ったらしい(笑)

今思うと、ずいぶん邪魔だっただろうねと反省してるようですが…(苦笑)

スタッフの方々は、ライブ中ずっとステージに投げ込まれた紙テープを片付け、
ライブ後は客席にまで散った紙吹雪を掃除したりして大変だったでしょうね。

奥さんによると、やはりHEROのヒット後から黄色い声援に混じって
『甲斐~!』と叫ぶ男性の声が聞こえるようになったらしい。

最初に聞いた時には『呼び捨て?!』と驚きが半分、
やっと(世間に)認められたという喜びが半分だったそうだ。

甲斐さん自身は、HEROだけ聞きに来るような客は、
すぐに来なくなるからと言って、
ライブの3曲目くらいにさっさとHEROを済ませたりしたらしい。

俺達はHEROだけのバンドじゃないと言っていたそうだ。

奥さんは、HEROの発売前に甲斐さんが
『俺達は、来年1位になります!』と宣言した時
そんなこと言って大丈夫なの?と心配したり、
マスコミに叩かれたのを悔しく思ったりしていたので、
せっかく1位になって、お客さんも増えたのに
またそんなこと言っちゃって!とハラハラしたそうだ。

アンコール待ちの時の『アンコール!』の掛け声が、
『甲斐!甲斐!』に代わって行ったのも、この頃かららしい。

でもアコギツアーで、何十年振りにライブを演る町に行くと
今でも『アンコール!』が聞けることがあるそうだ。

その後、ニューヨーク三部作の辺りでまた男性客が増えたらしい。

ストーリィ性の高い歌詞とメロディ重視から
ハードボイルドタッチの歌詞とサウンド指向へ…

男性客が増えた一方で、甲斐バンドから離れた女性ファンも少なくないらしい。

奥さんの周りにも『ついていけない』と
ライブに行かなくなった女性が何人もいたという。

甲斐さんと同年輩の女性ファンが、
結婚・出産・子育ての時期に入っていた事も関係あるかも知れない。

ともあれ、奥さんはギリギリで、デビュー以来ずっと
『リアルタイム』の甲斐バンドを見ることが出来た最後の世代だろう。

ライブに行ける年齢になったと思ったら、
甲斐バンドが解散してしまったとか
甲斐さんがソロになってから初めてライブを見たとかいうファンの方に
『握手してください』と言われたことがあるらしい(爆)

『私はただの一般人だけど?』と言って握手したそうだが

花園ラグビー場のライブを見たというだけで、
『長老』扱いだよと苦笑いしていた。
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