ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

男性心理

2012-08-22 23:35:05 | 日記
甲斐さんの写真の話で、女のコ目線にトリップした気でいましたが…(汗)

女性のファンの方が読まれたら『バーカ!』と思われるかも知れません(苦笑)

どうぞ笑って見逃してやってくださいネ!m(__)m

で、ふと素朴な疑問が…?
男性の甲斐ファンの視線は、どこに向けられているのだろう?

まさかボクの奥さんみたいに『甲斐さん可愛い!』って、
キュンキュンしてる訳ではないでしょう?ないですよね?

イヤ…あるかな?!
…甲斐さんって、新宿2丁目の方にモテると聞いたことがあるし、
ピーコさんがステージ衣装を担当してたこともあったらしいし、
英国のあるバンドと対談した時に迫られたという噂も…

イヤイヤ、一緒にライブに来られてるご夫婦だっていらっしゃるんだから
そんな目線の方ばかりではないですね。

確か、ボクの奥さんの甲斐友さん(ご夫婦)に尋ねた時には、
ご主人は黙って笑ってらっしゃいましたが、
奥様が代わりにおっしゃったのは…

『私よりも細かい所まで見てる。甲斐さんが着けてたペンダントとか履いてた靴とか(笑)』

今思い返すと…それはカッコ良いと思ってる憧れの人への気持ちの表れかなと…

女性がカリスマモデルの髪型や化粧を真似する心理と似ていると思う。

男性だって、裕ちゃんや健さんの映画を見た後に
歩き方や話し方を真似したりしたもんね。

ライブ中にエアギターを弾いたりする男性も
たぶん同じような心理じゃないのかな?

甲斐さんのファンの方は、もちろん甲斐さんの音楽が好きなんだろうけど
それと同じくらい、それ以上に甲斐さんが好きなんだと思う。

ボクだって、その昔はビートルズやストーンズを聴いたもんだけど
ジョンやポール、ミックやキースにイレ込んだ訳じゃなかったしね…
それはボクの感性の問題か?(苦笑)

やっぱり男が惚れる男って、器がデカイとか懐が深いとか
何にしろ尊敬できる部分を持っていないとダメだと思う。

ボクも遅ればせながら、奥さん経由で、甲斐さんのことを色々教えて貰った。

もしボクの身近に甲斐さんのような男性がいたら、
きっと友達になりたいと思うだろう。
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ブラックレイン

2012-08-22 18:41:26 | 日記
トニー・スコット監督が亡くなった。驚いた。
これから追悼番組や遺作が放送されるのでしょうね。
心よりご冥福をお祈り致します。

ボクはトニー監督の作品も好きだが、
リドリー監督の『ブラックレイン』のファンだ。

あの高倉健さんと松田優作さんが、
当時ノリにノッてるマイケル・ダグラス&アンディ・ガルシアと共演!
日本で、しかも関西地方でのロケとあって、
普段のボクよりは、かなりテンションが上がっていた。

確か甲斐さんも大阪の街を巡る番組の中で、
梅田の阪急三番街を訪れて、映画の中の夜のシーンと
今、目の前を人が大勢行き交うその場所とを思い比べていたと思う。

本当に映像ってスゴイ!
自分が何度も歩いて通り過ぎた場所が、
全く『別モノ』として映し出されてる。

確かにあの場所なんだけど、作品の中の場所は本当には存在しないのだ。
…って、ボクは何を言ってるんだ?(汗)

神戸・元町でのロケシーンに
奥さんの高校の先輩が映っているらしく、
そのシーンを見るたびに奥さんが笑うので、
この映画は一人で見ることにしています。
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甲斐さんの写真

2012-08-22 15:00:56 | メディア
ボクの奥さんは几帳面ではない。
でも、あるべき物があるべき場所にないと怒る。
本は本棚に、CDはCDラックにという風に…

あるべき場所にさえあれば、逆さまになっていようが
1巻の隣に8巻が並んでいようが構わないらしい(苦笑)

そのおかげで、ボクが甲斐さん関連の本や資料を探すのには、
好都合とも言えるし、そうでないとも言える。

内緒で手をつけても奥さんに気付かれる心配はないのだが、
整理分類されてない資料の山から目的の物を見つけるのは大変だ!

前置きが長くなりました。
ことの起こりは、昨日発売された『東京カレンダー』
甲斐さんの記事が掲載されると発表された雑誌である。

仕事を終えた奥さんは、3軒の書店を廻り、やっと入手したらしい。

3軒目の店員さんが『1冊だけ入荷してます』と言い
探しに行ったきり、なかなか戻って来なくてヤキモキしたらしい。

どんな記事かも判らないから、買うとは決めてなかったけど
やっと探し当ててくれた店員さんの顔を見たら
買わざるを得なかったらしい。

カラーで2ページの記事に780円は高いのかどうか?それはさておき、
奥さんは、そこに写る甲斐さんの写真がいたく気に入ってしまったようだ(笑)

『久々のクリーンヒット!』らしい(爆)
最近は、雑誌や新聞に掲載される甲斐さんの写真を見ては、
もっと他にイイ写真なかったの?とか
『奇跡の1枚』とは言わないから…とか不満なことが多かったようだ。

奥さんがライブで見る甲斐さんの『イイ顔』が、
なかなか世間一般の方に伝わらないことが悔しいらしい。

甲斐さんは、カメラを向けられると殺意を覚える?!と
言ったことがあるくらい、記念写真などで身構えて撮られるのが苦手らしい。

照れ屋さんだからネ!と奥さんは笑って言うが、
その一方で、甲斐さんが自然な笑顔で写っている写真は、
スタッフに囲まれて飲んでる時の写真のように
周りに大勢の人が写っていて、
甲斐さん自体が小さく撮られたものだったりして、もどかしくもあったようだ。

今でこそ、ライブ撮影やスチール写真と言えば『井出情児』さんだが、
その昔、奥さんの胸をキュンキュンさせた写真は、
高橋昇さん、長坂洋平さん、中村ねこさんが撮影されたものだったようだ。

この方々が撮られた甲斐さんの写真を見たくて、あれこれ探したので、
冒頭の長い前置きとなった訳です。ハイ。

なるほど…!と判ったように言って良いのか?でも…少し納得したというか、
『甲斐さんが可愛い』と言う奥さんの気持ちが理解できる気がする。

甲斐さん自身が若いこともあるが(それでも一人前の成人男性である)
生き生きと、それでいて傷つきやすそうな表情や
俯き加減で羞むように笑う横顔や少年のような仕草などなど…

高校生の奥さんが、下敷きやクリアファイルに挟んでいたらしい跡がある
これらの写真は、ワイルドで男らしいとされる甲斐さんとは違う表情だ。

男性が思うカッコ良さと、女性の視線はこんなに違うんだねぇ…
あっイヤ、昔の甲斐さんがカッコ悪いという意味じゃないですよ!(汗)

何て言うか、甲斐さんが『男たるもの』とか『ロックミュージシャンとは』と
肩肘張って突っ張るのを包み込むようなというか

ふっと気疲れした瞬間の素顔みたいなものを見逃さないというか…

当時の女性ファンは、乙女の憧憬と、女性としての本能と
そして母としての慈しみを持って、甲斐さんを見ていたのかも知れないなあ。

あっ!今でもそうなのかな?
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栗本薫さん

2012-08-21 17:41:27 | 日記
今回も読書繋がりです。

ボクの奥さんは高校生の時に栗本薫さんを知った。
といっても作家としてではなく、
評論やエッセイを書かれる時やテレビに出演される時にお使いになる名前
『中島梓』さんとしてである。

正直なところ、理屈っぽくてちょっと苦手なタイプの人だと思ったそうだ。

しかし、奥さんが甲斐さんのファンだと知る友人が、
雑誌に載っていたと言って見せてくれた切り抜きには、
楽し気に笑う甲斐さんと中島さんの写真が!

同い年でB型同士、お互いの職業(本と音楽)が趣味で、
お酒や麻雀も嗜むとあってたちまち意気投合。
この雑誌の対談前後も交流があったらしい。

数年後、奥さんは書店の片隅で一冊の本を見つける。
『翼あるもの 栗本薫著』
前置きに、この作品のタイトルは、甲斐よしひろの同名の曲から…と書かれていた。

それだけなら、パラパラとページをめくって本棚に返したかも知れない。

だが、表紙が竹宮恵子さんのイラストで、
内容は竹宮さんの代表作『風と木の詩』のような設定の物語だと知り、
俄然、興味を惹かれてしまったそうだ。

内容に関して、???な方のために、栗本さんの前置きを引用しておこう。

…この作品は、いくぶん特殊な設定と、世界とをもっている。
(中略)むしろ8割の男性読者には、
なるべく読まないでくれるようお願いしたいほどだ。

甲斐さんがこの作品を読んだかどうかは定かではないが、

ともかく奥さんは、それ以降、栗本さんの作品を全て読み尽くし、
ギネス認定された長編シリーズも栗本さんが亡くなるまで読み続けた。

このシリーズの主要登場人物の一人が吟遊詩人で、
甲斐バンドの『吟遊詩人の唄』を唄う場面も出て来るらしい。

ボクも『天国への階段』という短編集を読んだのだが、
この短編集の中で『ポップコーンをほおばって』が一番面白かった(笑)

かつて東京のライブ会場では、よく栗本さんをお見かけしたのに
最近は来られてないのかな?と気にしていたら、
その後すぐに入院され、そのまま帰らぬ人となってしまわれた。

栗本さんの息子さんと甲斐さんのお嬢さんが、
お互いそうとは知らず、大学の友人だったことを甲斐さんが知り、
ラジオで栗本さんのことを話していたらしい。

そして、奥さんは今でも頻繁に栗本さんの本を読んでいる。
未完のまま途絶えてしまった長編シリーズの続きは、
想像するしかないのだけれど…
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ああ夏休み

2012-08-21 04:37:10 | 日記
夏休みも残り少なくなってきましたね。
この時期になると、宿題に追われた子供の頃を思い出します(苦笑)

特に読書感想文には泣かされたもんですが、
ボクの奥さんは活字中毒というくらいの本好きで、
友達の分の感想文も書いてあげていたそうです。

その友達名義の感想文が、コンクールに入賞したりして…(笑)

中学3年生の夏休みに、受験勉強そっち除けで
『新●文庫の100冊』を読破した奥さんが、
甲斐よしひろが選ぶ『ハードボイルド100冊』を素通りする訳がありません(笑)

甲斐さんが何故この本を選んだのか?と考えながら、
1冊1冊読み進めていくのが本当に楽しかったと言います。

昔、甲斐さんがサウンドストリートの中で、
流す曲や採用したハガキに対して
『この2番の歌詞が聴きたくて』とか『この一行が読みたくて』といった
こだわりの理由を説明することが良くあったそうですが、

絶対この一行に違いない!という文章を見つけた時には、
本の内容より、その発見に感動したらしいです(笑)

甲斐さんの選んだ100冊のおかげで、
自分では読もうと思わなかっただろう本を読めて
本当に良かったと言います。

元来、奥さんは好きな作家が見つかると
その作家の本ばかり読み漁るタイプで、
発行されている本を読み尽くしてしまうと
次の作家を探すのではなく、
新作が出るまで何度も何度も同じ本を繰り返し読むのだそうです。

確かに本に限らず、好きな食物・飲物や好きな映画・ドラマも
飽きることなく繰り返し楽しんでますね。

もちろん、甲斐さんの曲も同様で、
あまりに何度も聴き過ぎるためにLPが擦り切れてしまい、
同じタイトルのLPを、もう1枚買う羽目になることもあったらしいです(苦笑)

甲斐さん自身も『荒馬のように』の中で、
一冊の本を、一人の人を深く…と書いておられますが、
奥さんの場合、一人の人って、やっぱり甲斐さんなのかなあ?(フクザツ…爆)

そういえば『カツオくん』は、今年も宿題に泣かされるのでしょうか?(笑)
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