専門用語の基礎知識その2

かなりポピュラーだという専門用語『甲斐時間』
これは、沖縄時間から来てるんじゃないかな？(笑)

甲斐演の時間になっても、ライブが始まらず
10～15分程度遅れるのが普通(笑)という甲斐さんのスタイル。

仕事帰りに参戦する方には、有り難いこともあるようですが、
終演後に乗る電車の時刻が気になる方には…(苦笑)

奥さんいわく…甲斐時間が定着してるから、
お客さんは開場時間を過ぎても、ゆっくりとやって来て、
開演時間になってもトイレに並んでたりするんだよね。

ロビーから人影がなくならないとライブが始まらないから、まぁ悪循環だね(苦笑)

甲斐場にもよるが、甲斐さんは舞台下手側から登場することが多いらしい。

上手側の前列の席だと、下手側の舞台袖の奥がよく見えるそうで、
メンバーが輪になって話してたり、
甲斐さんがストレッチで身体をほぐしてたりするらしい。

スタッフが足元を照らして、舞台袖に先導して来るのが、
大体、開演時間ちょうどくらい～その数分後…
開演時間直前に楽屋を出るとそのくらいの時間になるのかな？

この甲斐時間に慣れてしまうと
甲斐さんだけじゃない共演者がいるライブやイベント等で
時間通りに開演した場合に慌てることになるのだそうだ。

そして忘れちゃいけないのが『ご機嫌』
意味は文字の通り、甲斐さんの機嫌だけど(笑)
この良し悪しでライブの雰囲気が変わってしまうのだそうだ。

ライブを欠席した甲斐友さんに、ライブの内容を報告する時には、
必ずと言っていいくらい、『ご機嫌』について触れるらしい(笑)

昔と違って最近は『大人になった』と言われる(爆)甲斐さんだけど
ツアー中に１,２本はキレることもあるみたいだ(笑)

マイクスタンドを払い除けたり、蹴り倒したりして苛立つ甲斐さん。

舞台袖から小走りに出て来た三好くんが、
倒されたスタンドを何度もせっせと立て直すのを
息を詰めて見守る奥さん達…

甲斐場全体に緊張感が漂ってるのに
『いつもより派手なマイクパフォーマンス！』と
喜んだファンがいたらしい(笑)

まあまあ、いろんな受け止め方があって良いんじゃないですか？ねえ？

専門用語の基礎知識その1

ボクの奥さんと甲斐友さん達との会話では、
普通に使われている言葉でも
甲斐ファン以外には、判り難い表現やニュアンスがあります。

例えば『参戦』
これは甲斐さんのライブを見に行くことらしい。
『次のツアーはどこ参戦？』等と使われるようだ。

ナンで参戦なのかと尋ねると
んー、昔、甲斐さんが『ライブはステージ側からの一方通行でなくて、
客席からの反応があって始めて成立する』
みたいな事を言ったんだよね。

だけど、その頃は『参加する』って言ってたから、
『参戦』は、『甲斐バンド12年戦争』から来てるんじゃない？

いつの間にか定着していたということなのかな？

他のアーティストのファンの方が使っているかどうかは判らないとのこと。

日程が詰まっていて、一度も帰宅せずに
次のツアー先に移動することは『転戦』と言ったりするらしい。

が、何故かライブに行けないことは『休戦』ではなく『欠席』と言うのだ(笑)

これは多分、『出席を取って貰う』に関係していると思われます。

ツアーの常連ともなれば、自然と甲斐さん始め
メンバーやスタッフに顔を覚えて貰えるようになるらしい。

奥さんも甲斐友さん達も
全国制覇する勢いで、かなりの本数に参戦する方ばかり(笑)

で、ツアー中、配置こそ違えど見知った顔が何度も現れることに…

ステージ上から甲斐さんに『発見』されると『出席』となる(爆)

目が合った！とかよくある妄想の類いじゃないの？と
思うのだが、どうもそうじゃないらしい。

甲斐さんから何らかのサインが出る?!という意味なのか？

ともかく、奥さん達にはワカルのだ(笑)
自分だけじゃなく、友達が出席を取って貰ったのもワカルそうだ。

たとえ、カン違いだとしても、奥さん達が楽しそうに話してるだけで、
誰にも迷惑をかけてないんだし…ね？

後遺症

いつからだろうか？
甲斐さんがツアー初日のＭＣで、『次のツアー決定！』と発表するようになったのは…？

少なくとも、ここ数年は甲斐場に入る時、もしくは終演後に
詳細を記したチラシが配られるのが常態となっていると思う。

ボクの奥さんは今、薬師寺ライブで手渡されたチラシを見つめて、唸ったり、笑ったり…(笑)

もしかしたら、ライブ後、脱力感に苛まれたりしないように…とか？
確かにその効果は絶大みたいだ(笑)

ボクの奥さんのようにツアー皆勤賞を目指して、
職場のシフトをやり繰りしようとすれば、
かなりタイトなスケジュールになるのは当然。

身体は疲れていても、いざライブが始まれば、甲斐さんパワーを注入され、
次のライブまで余韻だけで乗り切れる(笑)

２,３ヶ月もの間、全国各地を飛び回り、
ライブの合間に仕事をするかのような？日々…

慢性の寝不足も手伝って、ハイテンションの躁状態が続いた揚句、

ついにツアー最終日がやって来るのである。
燃え尽き症候群に陥るのか？達成感に包まれるのか？
それは、奥さん自身にも予測出来ないのだろうね。

その先にお楽しみが用意されていれば、
淡々とした日常生活に引き戻されても
さほどギャップは感じないのかも知れない。

長文の『こぼれ話』を書いたせいか
奥さんよりボクの方がグッタリしている気がする(苦笑)

ボクの鼻先にもニンジンを吊り下げてくれ～！(爆)