ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2021年春~夏の連ドラ10

2021-09-05 21:55:00 | 日記
テレ朝の「警察モノ」ラストは「桜の搭」
玉木宏さん演じる主人公・上條漣は「私にとって正義とは権力です」と断言し
警視総監の座を巡る警察内部の派閥争いに身を投じて、自らも出世の階段を駆け上がろうとする

…という、この設定だけで「相棒」の杉下右京とは真逆って感じですが
右京さんの周りにいる警察官僚たちの物語と思えば
「相棒」シリーズ歴代の「お偉いさん」たちが目に浮かびますね(笑)

脚本は「テルマエ・ロマエ」「3年A組」の武藤将吾さんが担当され
2016年から2021年まで、手段を選ばず事件を解決し強引に昇進して行く
上條の激動の5年間を2部構成で描かれるとのことで、かなり期待していたんだけど

「組織モノ」とあって、奥さんご贔屓の吉田鋼太郎さんや光石研さん、橋本じゅんさんなど
そうそうたるキャストの皆さんが、23名もレギュラー出演なさってるし
数話ごとに部署異動があり、上司や同僚の顔ぶれや取り扱う事件の種類など
職場環境がどんどん変化して行く様子は楽しめたものの

上條が権力を渇望するようになったきっかけというか
23年前に警察官だった父親が派出所で自殺した事件が重低音で流れる中
第1部クライマックスでの、台本15ページに及んだシーンなど
結局、椎名桔平さん演じる上司…のちの義父と
広末涼子さん演じる幼なじみの刑事とのカラミがメインで
「風呂敷を広げた割には…」って感じが拭えず(汗)
ちょっと思っていたのと違うかなあと…(苦笑)

続いては、日テレ「ボイスⅡ 110緊急指令室」
前回の記事で「レッドアイズ監視捜査班」は、リアルタイムで犯人の足取りを追うスリルがある
…と書いたんだけど、その点ではこちらも負けてません
ナンせ「110番通報」を受け、すぐに現場へ急行するんだし
画面にその経過時間が表示されることによって、更に緊迫感が増してます

「ボイス」はシーズン2なので「レッドアイズ…」の方が後発になる訳ですが
「レッドアイズ…」の女性リーダー(松下奈緒さん)が
自分の夫が殺されるのを画面越しに見るというショッキングなシーンがあり
今回、真木よう子さん演じる緊急指令室室長がプロポーズされた相手…
緊急出動班班長(増田昇太さん)…が殺される様子がモニターに映し出される場面とカブりまくり
脚本家は別の方みたいだけど、同局同枠だからOKなのかなあ?(苦笑)

ともあれ…前作と同様に「ハマの狂犬」と呼ばれる樋口刑事(唐沢寿明さん)と
「絶対聴感能力」を持つ橘室長(真木さん)が
無線で連動して事件を解決するというスタイルは健在
ただ、今回は樋口刑事の相棒・石川刑事(増田貴久さん)がメンタルに問題を抱えていたり
「白塗り野郎(安藤政信さん)」の樋口刑事に対する執着ぶりが異様だったりして
落としどころが難しいんじゃないかと…?(汗)

それにしても、こういう「捜査班」や「指令室」「サイバー犯罪対策課」などのセットは
正面に大型モニターがあり、その前に端末を操作する部下たちがズラリと並び
最後列に指揮官のデスクが陣取る…といったレイアウトになっていて
おそらく?実在の組織を参考にしているんでしょうが
「TOKYO MER」も同じレイアウトが採用されていて、デジャヴ感が半端ないです(苦笑)

それはともかく…「ボイス」というだけあって
各回に名だたる声優の方々が出演なさってるらしく…って
我が家はあまりアニメ番組に明るくないんで、ラテ欄の受け売りなんだけど
「ドラえもん」のスネ夫くん(関智一さん)や
「呪術廻戦」の虎杖悠仁役の榎木淳弥さん等が、エキストラ的に登場されているそうです

そのラテ欄のコラムによれば、関さんは「桜の搭」にも出られていたみたいだし
「リコカツ」には「セーラームーン」の月野うさぎ役の三石琴乃さん
「青天を衝け」には「コナン」の毛利小五郎役の小山力也さんが出演なさっているようだし
そういえば「半沢直樹」では、宮野真守さんがラブりんの部下役を務めていらしたし
声優さんの演技力はもちろん、アニメや声優ファン、若年層の視聴を促す意味もあるんじゃないかと…?

さて「警察モノ」ラストは、日テレの「ハコヅメ」
交番勤務の警察官の日常を描いたドラマということで
他の「警察モノ」に比べ、緊迫感は少し控えめながら
原作漫画の作者の方が元警察官だけあって、登場人物の言動に
「お巡りさんあるある」が満載なような気が…?(笑)

特にムロツヨシさん演じる「ハコ長」の、声を荒げず飄々とした中に
注意深く部下を観察し気遣う様子が癒しになっていて
週末の夜に、まったりと眺めるにはもってこいです(笑)

ただ「公務員は一生安泰」という理由で警官になり
配属2週間でもう辞職願を提出するタイミングを計っている川合くん(永野芽郁さん)を
「まるで『ドジでのろまな亀』じゃないか」と評されたコラムを拝見してハゲ同(笑)
でも、元祖「のろまな亀」さんは、CAになりたいという強い意志があったのに対し

令和の「のろまな亀」さんには、その「やる気」がなく
言うこと為すこと全てにイライラして「とっとと辞めちまえ!」って感じ(汗)
ムロさんと、戸田恵梨香さん演じる、刑事課の元エースで訳ありな藤先輩がいなかったら
とっくにリタイアしていたのは間違いありません(苦笑)

「警察」の次は「探偵」ということで、同じく日テレの「ネメシス」
まあ「探偵さん」が主役なんで、ある程度コミカルな展開は想定していたんですが
事件を解決するのは、その探偵(櫻井翔さん)じゃなく、アルバイトの助手(広瀬すずさん)で
その情報収集の方法も「何これ?SF?ホラー?」って感じ(苦笑)
人体の中や過去の現場にダイブするみたいな…たぶんイメージなのかも知れないけど…?(汗)

まあ最後に、毎回の事件の依頼人や関係者がみんな仲間になって
広瀬さんの出生にまつわる秘密に臨むという、全体的な構成は面白かったものの
その秘密というのもちょっと現実離れしていたし(汗)
仮に、そういうことがあったとしても、こんなちっぽけな探偵事務所(失礼!)が
単独で密かに扱う案件なのかなあと…?(苦笑)
確かに肩は凝らない、でも逆に疲れるってドラマでした(苦笑)

「探偵モノ」とは少し違いますが「准教授・高槻彰良の推察」は
怪異現象を調べる民俗学の准教授(伊野尾慧さん)が
幼少期の不思議な体験をしてから「人が嘘をつくと声が歪んで聞こえる」
…という能力を身につけた大学生(神宮寺勇太さん)と共に

持ち込まれる怪異…「こっくりさん」「わら人形」「霊感」「不幸の手紙」「事故物件」等々
の相談に乗って、その謎を解いて行くという内容で
「こっくりさん」のコインがナゼ動くのか?とか
いにしえの人々が「判らないこと」を説明するために怪異を生み出したとか
夢を追いかけて上京した娘を心配する父親と、その娘を応援する男性の思惑が重なった結果

といった、説得力のある謎解きがなされる一方で
「本物の怪異に出会いたい」と願う准教授には、残念な結末ばかりな訳で
…って、視聴者にとっては、その准教授の過去が一番気になる~!(笑)
「12歳の時に何があった?」「背中のそれは何?」「奴らって誰?」と「?」がいっぱい(笑)

あと、神宮寺くんが、3種類の飴から「孤独になる」べっこう飴を選んだという
不思議なお祭りの話も詳しく知りたいんだけど
この「オトナの土ドラ」は、東海テレビとWOWOWの共同製作第3弾の「連続ドラマ」なので
第2部はWOWOWプライムでしか観られないみたいだし
第1部で、どこまで「秘密」が明かされるか?気になるところです(苦笑)
コメント
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