NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

Old soldiers never die.

2015年05月22日 | Weblog
決戦。
それは、秋のブラックフライデー。
そして。
毎年五月
春のペットエキスポ。

今年は、愛猫の終末に寄り添っていましたので、エキスポ参戦は、見送らざるを得ないものと思っていました。
睡眠不足も続き、悲しみに掻き暮れながら、末期の水を摂らせたり、湯灌も施したりしましたし。
今年の参戦は、若い衆に任せて、せめてもの休息のあいだ、ココロの不戦勝を狙うべきかと。

だがしかし。
オープニングから、戦いに馳せ参じる若い衆に一喝を喰らい。
筆者。
心ここに在らずの傷心のまま。
午後からの、後半戦に、しんがりよろしく駆けつけることとなったのです。
それはまさに、真実の弔い合戦。
泣き腫らした赤い目で。
休まらぬ体を引き摺って。
蒼白な、乾燥しきった顔色で。
会場に集う、愛すべき犬猫たちの姿に見蕩れながら、幽鬼と見まごう姿(ナリ)の筆者です。

悲哀はぐっと呑み込んで。
我が家にはまだまだ、養わねばならぬコドモたちがいる。
かすかな笑みすらぎこちなく、震える衰弱しきった手を差し伸べて。
犬用の赤いリーシュ&ハーネスと、犬用ドライシャンプー、キャットトリート、犬用お散歩給水ボトルなど買いました。
今思えば。
我ながら悲壮か。
2015のこのバトル。
歴史に刻む、苦戦中の、苦戦ではあった。
何の戦士だ筆者。
背後に、愛犬やら愛猫やらの英霊を背負いつつ
どこの帝国軍に属しているのかが曖昧だ。



戦利品に、喜び舞い上がるデカポメポリーちゃんの無邪気な笑顔に、慰められて癒されて。
動き、俊敏過ぎて、筆者の動体視力では追いつけない。
老残兵か。
せめて。
Veteranってことにならないか?

Old soldiers never die.
They just fade away.
真っ赤ぁサー元帥だって(←変換がね)そうおっしゃったのですってよ。

老残兵。
しぶとく粘れ。
I not gonna fade away yet.

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