NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

眼は口ほどにものをいい

2010年01月18日 | Weblog
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飼い主は、子供の頃から、右目はとくに近視ぎみ。
日常生活に、なんら支障はないものの、寒風に吹かれただけで
右目だけから、涙がツ~ッとつたうほど。
女族の武器を行使しなければならない、切羽詰った修羅場とかでも(笑)
劇的なBGMも何もナシでも
右目だけからは、自由自在に、ツ~ッと涙がつたいます。
自動車免許取得のための、検眼のさいは
「あなた、右目だけがアンバランスに視力が低いようだけど、右目、怪我でもしたことあるの?」
と、検査するヒトに、真顔で尋ねられたこともある。

で。
数年前。
とある「乱気」の年明けに、我と我が身が招いたことながら
「一歩間違えていたら、右目は失明してもおかしくなかった」
という、人生の危機に陥ったこともありますです。
今現在、不自由な思いもせず、日々暮らしているのは「不幸中の幸い中の超ラッキー!」といえるほどの怪我でした。

そう飼い主は、右目に業を抱える者。
いつの日か、罪障消滅を祈願して
世俗を離れ得度して、仏眼を開かねばなるまい。
せめて、右目のほうだけでも。

で。
子供が保護してきた犬が
右目を失っていた、傷害犬だった場合です。
それはそれはあっさりと
「新しい里親さんとこに馴染まないようなら、好きなだけウチに居ればいいんださ~」
と、こうなる。

なんだか「婆さまが拝む民間信仰」ではないけれど
「身代わり観音犬」とでも表現してみましょうか。
お散歩に行く前、とってもとっても嬉しくて
電柱や、消火栓にマーキングするときは、♂犬の喜びが満ち溢れ
その額には、梵字が浮き上がったかと思うと、やにわにその梵字から
「第三の仏眼」、カッぴらいているマカ君です。
おおありがたや。
畏怖してやまぬその姿。
仏眼犬さま、パッコ~ン!とお出ましになり申す。
だから感極まって母さんは
「痛くて見えなくて、一番ツライ思いしたのは、マカくんなんでちゅもんね~」
とか。
声高に、仏眼犬に、話しかけているワケなんだ。

@@@@@@@@@@

眼は、心の窓だといいます。
曇らせず、濁らせず
見なくてもいいものには瞼をきつく閉じ
心奪われる美しいものならば、とことん愛でながら、優しいまなざしで見つめましょう。
仏眼犬さま。
睦月の晩に、かく語りき。

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