金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

北部ベトナム旅行記その2

2019-04-26 14:46:47 | 旅行
クルーズ前に宿泊したホテルでの食事は、総勢16名なので、大きな中華料理屋さんを思わせる円卓に8名ずつ、ランダムに座る。

ベトナムに来て初めて食べる料理だから、興味津々

自己紹介もなく、皆それぞれ、真中に出された料理を適当にとり分けて回し、黙々と食べるので、写真の撮り忘れが多かった^^;

ベトナムは野菜料理が多いとは前情報にある・・確かに

白菜と中心とした、炒め煮、薄味でも、出しが利いてる感じで美味しい


エビの素揚げ、生春巻き。両方とも日本でも慣れ親しんだ味で、でも本場のパクチーは決して癖は多くない。
私自身、パクチーは好きなので、もっとパクチー臭くてもいいかなぁとすら思う。イカも柔らかく炒め煮になってて、、料理の分量が年代的には多すぎる感あり。

圧巻はこの魚の丸揚げ!

さしづめ、日本の中華料理で出てくる鯉の丸揚げのあんかけの様だ。

ガイドに何の魚か聞くと「バッサ」だという・・そして「スズキよ」と・・

夫も、スズキの様だけど、形はいささか違うな・・と・・味は・・美味とは言えない。
この魚は、これからも度々出て来るが、最後まで美味しいとは思えなかった。

デザートは写真を撮れなかったが、まん丸い、キウィ色した直径3センチほどの果実。
割ってみたら、ライチのような白っぽい半透明のきょときょとの実が出てきて、甘くておいしい。

ライチみたい・・でも違う・・と・・
またガイドに、聞いたら「竜眼」という・・・確かに、あちこちで見かける絵や像に出てる龍の目玉のようだ。

それにしても、美味しい・・・ベトナム料理は日本人の口に合う。・・・と・・この時は嬉しかった♪

写真撮れなかったが、初めのスープもコーンが入ってる透明感のあるのだし、その後に出てきたホーもまた春雨ほどの太さ・・日本で食べたことある、太さではなかった。

翌日は、船は午後3時ごろの乗船となるので午前中からガイドさんの企画するオプショナルツァーに参加する

日本円でひとり3000円という。

ベトナムのお金事情はもう少し後でお話しますね♪

先ずはバスで、近辺では一番大きな博物館へ


立派な建物


ここで、今までのベトナムの歴史や、鉱物資源、火力発電の元になる石炭の発掘などを知る。

ベトナムはとにかく資源の宝庫と言われるほど地下資源などは豊富であるがゆえに、他国から目をつけられて侵攻されたり、植民地化されて絶えず戦争の中に有った。

石炭は日本のようで地下から坑道を掘っていくのではなく、山自体が石炭なので、山から切り崩し、いわゆる露天掘りである。

ガイドのトゥアンはとても勉強していて、日本では坑道に入っていくから危険であること、ベトナムは違うけど、ものすごい重労働で大変な仕事だから、ここで働くと沢山、普通の何倍もの賃金がもらえる・・でも、悪いガスも、粉じんも吸うす、体には良くないから、家が大変だと男はこの仕事に就くけど、あまり長くは生きないね・・と・・。

宝石、鉱石も豊富で、かつて、フランスに100年支配され、その前はモンゴル、その後は中国、そして第二次世界大戦まで続いたフランス支配が無くなると、中国とアメリカ・・共産主義対資本主義国家の戦いの中に巻き込まれてしまい・・・あの悲惨なベトナム戦争となる・・それが、約30年ほど続く・・・

私たち年代なら記憶に新しい、アメリカによる北部ベトナムへの空爆から、枯葉剤噴霧で、ベトコンならぬ、一般民間人にまで及ぼした悲劇。

べとちゃんドクちゃんの話も彼女はしてくれた。
本当に詳しく・・それは日本で受けた大手術でドクちゃんだけが助かって、今ドクちゃんには男の子と女の子の双子がいる、その名前は、フジとサクラだとも・・・胸が熱くなった。


そして、日本も世界大戦の時はベトナムに入ってはいるが、、、(本当は石油資源が欲しかったのだけど←陰の声ね)・・でも、そうではなく、日本は悪いことしなかった・・だから、ベトナム人は日本人、日本の国は好きだ・・とも言った。

単なるおべんちゃらではなさそうだった・・色々と近隣諸国に脅かされ、いまだに大変な思いをしてることも・・

韓国や、日本の大企業や、ODAによるであろう、建設物をその場所を通るたびに、大きな声を上げて

「この道、日本のMいS友、あの橋はT,K、建設にO組ね~~~」と名前を上げて、とても助かってると言う。

今や大国となった国に今でもODA援助をしてる日本という国を考えながら、この国にはもっと真の援助が必要なのかも・・と・・

高速道路と言いながらも日本では考えられないほど揺れるバスの後ろ席に乗って色々と考えさせられた。

博物館には、そのほかに文化の変遷や、出土した物や、古代からの歴史的な物も展示され、生活様式なども人形があって、展示されていた。

それぞれとても興味深く見て、始め思ったよりも夢中で眺めて来てしまった・・。

ここから市場に向かったのです。

・・・なぜか写真が取り込めなくなったので、次号に回します。










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