昨日、1月29日 マーレ動物クリニックで、女医のT先生執刀で角膜上皮びらんの 格子状切開術を受けました。
以前調べたらこの手術には、穿刺のもあるというので、そのことも伺っていましたので、どちらになるか、するかは、すべてドクターの判断にお任せすると申し上げました。
10時半予約で、10時40分過ぎに呼ばれ診察室へ。
今日までの様子を聞かれた後、血液検査、目の検査、今まではめていたコンタクトを外したり、聴診、雑音等はないが、以前院長先生の検診の時に年相応のものが多少あると、カルテにあるので、念のためレントゲンも。
血液検査の結果は、10月の検診時とそれほど変わっていませんでしたが、肝臓のGPT、17~78というのが、10月時には、90でそれほど心配ないと言われていましたが、今回は、100を超えていて、ドクターも私もすぐに、今まで飲んでいるマイボーム腺の抗生剤の作用かと判断しました。
ドクターも「あれは、肝臓に負担かけるんですよね、本当はあと1か月ぐらい飲んで欲しいけど・・後から肝臓の薬も出しますし、術後の抗生剤はそれほどではありませんから・・」と。
レントゲンも 10月時とほとんど変わりなく、パスして、手術へGOサインが出ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/20/388aaccad2d7c88467354a71de343623.jpg)
朝は、こんな風で、ご飯はもとより、おやつ、お水に至るまでNOでしたので、可愛そうで、紛らわしたくてかなり長い散歩というか、お友達の家の庭などで ウロウロしたりしたのですが、ウンちゃんをしてくれませんでした(汗)
前の晩、しばらく美味しく食べられないかと、dbfのレバー缶を まるまる上げたけど、カリカリ全然食べなかったからねぇ・・。
病院の駐車場で看護師のお姉さんいあったらすぐに、
「あっ、金ちゃん!今日は頑張ろうねぇ♪」って言って下さったので、出る物が出てないのと言ったら「え~っ!? それは困っちゃうねぇ・・ここで頑張って行ったら?すっきりしたほうがいいよぉ」と。
少し時間あったけど、この神経質な彼がこの間にするとは思えず・・(苦笑)
こういう時、皆さんはどうしてるのかしら。
お預けするときに、アニマルネッカーで擦れるので、作ってきた首巻と
首輪が回らなかったときの為にハーネスのことお話したら快諾してくけ取って下さりホッとしました。
手術の承諾書などサインして出てきたら12時を少し回っていて、
『あぁ、あと1時間もしたらコテンなんだなぁ・・』なんて思ったら、胸キュンでした。(お恥ずかしい)
説明の最後にドクターは、「だいたい、1時半から3時前ぐらいまでかかりますが、その前に目の周りの毛を切ったり、麻酔をかけたりで、手術自体はそれほどかかりませんから」と そして
「6時ころに一回電話をください、いぇいぇその時に帰れませんよ、その時の具合で今晩お返しできるかどうかの判断をして、お渡しします、じゃないと、お家に帰ってから、まだ大変になってしまいますから」ということでした。
これから帰るメールを夫にしたら
「ごくろうさま」とひらがなで返信。(ダンナは、メールなど、まったく苦手ですべてひらがななんです(笑))
帰宅して、あらかたを報告、途中で買ってきた ほっかほっかの中華まんを無言で食した二人であります。
金四郎がいなければしやすい掃除もせず、ただひたすら6時を待っている…。
夕方の散歩もないから、再放送だらけのテレビの番組を漠然と見て、特に存在感ある犬じゃないけど、いないって、こんなに暇なんだぁ!と実感!!
夕飯直前、待ちに待って病院に電話。
受付のAHTさんのはきはきした受け答えに(あぁあの方だなぁ・・まだいるんだぁ・・)ちょっとして「今、先生、診療中なので、折り返しお電話します」と。
ガクッ! そして ドキドキ・・・・
その後の電話までの15分の長かったこと!!
自宅の方にお願いしたので、トゥルルルって鳴るなり 飛びついて受話器を取る。
「先ほどお電話いただいた医師のTといいますが・・」
「はい、ハイ!(もうわかっていますから・・)御世話さまになりまして・・」
「金ちゃんですが、3時前に手術終わりまして、順調に目が覚めたので、院長とも相談して、今晩9時半ごろにはお返しできるかと・・」
「ハイ、あの、もっと早くても・・」
「はぁ? でも、7時から9時まではご用事があるということでしたので・・」
「ハイ、いえ、そんなの金四郎の方が大事ですから、お休みしますから・・」
昨夜は 今年初めての混声の練習日。
実は、この病院いつも混んでいて毎週通わなくちゃならなくても予約が希望の時間に取れず、夕方になると練習時間に間に合わなくなる、両方ともなにせ車で30分かかる所だから・・。 予約時間だって、あってないような時もあるので、受付さんに いつも 昼間を、夕方にかからないように注文するんだけど難しい時あって。だから、あまり通わされると、ちょいムッと来て、こちらも 夕方はいろいろとやってることあって忙しいんですなんて、言っちまったことあって・・(苦笑)
まぁそれでも
「いえ、こちらとしても9時過ぎの方がいいので、どうぞ、御用を済ませてからでいいです。ただ診療時間が終わってしまいますので、玄関のインターホーンを鳴らしてください」となりました。
夕食を済ませ、混声の練習に出かけ、途中の休み時間に退席して、よし!待っててね、金四郎~♪
9時5分 ピンポ~~ン♪
すぐに若いAHTさんが玄関を開けて下さり、
「先生、今ちょっと、診療中なので待ってくださいね」
10分ほどして、診察室へ呼ばれました。
そこでの説明は
「右目の角膜は午前中の診察の時はびらんはしていなかったけど、麻酔かけてよく診たら もうぶよぶよで触ると、ずるっと剥ける状態でした。そして角膜も・・なんというか・・あんみつの寒天のようなぶにょぶにょで、川崎大師のくずもちのような硬さもなかったんです(なんと分かり易い説明)(笑) それで、穿刺手術だと、針がズブっと刺さって ものすごく細かくさせる状態にないので、やはり当初の格子状切開にしました。」
手近のタオルペーパーをさっととって、ペンで瞳を書きながら
「びらんはこのぐらいの大きさになっていて、その上を2ミリ以上 このように細かく縦と横に切開筋を入れます、この2ミリ以上上というが一応セオリーになっていまして・・」
などなど、やはりかなり高度の技術を要する手術だと、つくづく思いましたですよ。
また、アニマルネッカーは、私の持って行った首巻をすると うまく合うネッカーがなくてずれてしまうこと、色々と試して、首輪につけるタイプで、看護師さんが大きさを金四郎にあわせて切って下さったこと、
麻酔から醒めた金四郎が、しばらくしたら キュンキュン鳴くので、珍しいなと思って看護師さんが外に連れて出たらふらふらしてたけど、少しずつ しっかりしてきて、オシッコたっぷりと、ウンチもしたと・・。
「出たくて教えたんですね、で、帰ってきてからまた爆睡してましたので まぁそれほど心配ないかなぁと」と。
ちょっとして、立たせて、ぼぉ~っとしてるから
「金ちゃん、金ちゃん」と呼ぶと、振り向いて、トコトコ歩いてくるからちゃんと反応もありますと。
まぁ、ここまで お話しいただけばとりあえず安心。
つれてこられた金四郎は、それでも フラフラァっとで、私を見ても尾も振りません。
ぐにゃぁっと ペタンとしてはまた歩こうとする。
やっぱり、不憫でしたねぇ・・。
お薬の説明を受けて帰途に。
車に乗る前にまたたっぷりと、お水飲んでいなくても点滴などで 水分がたまってるんでしょうね。
麻酔薬も代謝して体外に排出されるまでは8時間以上かかるので、家に帰っても口に入れる物はすべて控えめにして下さいと言われました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/8b/041e9d429ad6ac73f8b6f29e9d96d62a.jpg)
目の周り、真っ黒!まぶたを8針 ものすごく細い糸で縫い合わせてあります。2~3日は痛みと腫れが取れないでしょうからと、痛み止めも処方されました。
やはり、アニマルネッカーは苦手
戸惑いながら
グニャァ~ペタン。
処方された薬
術後炎症止めの抗生剤点眼薬ベストロン
ヒアレインは今までの
飲み薬の抗生剤 と 肝臓の薬
痛み止めとそれに伴う胃薬(人間とまったく同じ構成です)
点眼薬は一日5~6回 これがね・・。
夜は、2階に来たがりましたが
「お父ちゃまが ここなのよ」と 強引に階下に。
今朝は 夫殿 早々のご起床ではありましたが、寝ている金四郎を起こせないと、パックのコーヒーでした。
そして、さすがに寝不足らしく、テレビをつけっぱなしで、ちょいと見るとZZZZでした(笑)
金四郎は
相変わらず、ぐったりんこ
薬を飲ませるときのチーズすら だるそうにくわえるだけでなかなか呑み込めません。
おやつも なんとなく口をパァゥクとするだけで あまり欲しそうにしません。
麻酔のショックと、アニマルネッカーのストレスで、かなり参っているようです。
今日は、私たちは結婚記念日です36年。
お互いによくまぁ・・ねぇ・・。
でも、とてもお祝いしたい気分ではありません(涙)
私たちにとって、金四郎は、やっぱりなくてはならない存在です。
お~~い 金四郎♪ たのんまっせぇ~~
だらだらと長文になってしまいましたが、この手術に際しまして 私は本当に悩み、考え、どうするのがベストか迷いました。 でも、こうしてブログを通して知り合った皆様に 貴重なご意見や、励ましをいただいてどんなにか心強かったことでしょう。
あらためて 感謝するとともに心からお礼を申し上げます。
まだまだ、心配は尽きませんが、これからもよろしく見守って下さいませ。