金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

生活は落ち着いてきたけど、まだまだですね

2019-09-29 22:26:48 | 話題色々
台風15号の残した傷跡は大きいです

ほとんどの家の屋根にはまだブルーシートがかかっています。

屋根が傷んでいない家を見る方が珍しいぐらいです。

それでも、こちらはこの程度で済んでいますが、知ってる方で内房の方は二階が全滅とか、雨でぬれた天井がカビが生えて、それも、あれ?っと思ってたら、ちょっと日が出た翌日はあれよあれよとすごい状態になってるのを写真で見せてくれました。

ぞっとするほどです!

これからどうなって行くんだろう! でも、皆さんなんだかんだと前向きで、ナントカしなくちゃ・・って・・。

それから思うと、まだ庭も片付いてない・・(片づけたいけど、暑いのと夫が動かない)ので、イマイチキチャナイままで・・・^^;

その程度の我家です

明後日から消費税が増えるので、今のうちにと灯油を買ったり、消費税率の上がるお酒など買ったりに忙しいのは贅沢というものですね。

先週には、市内2か所に自衛隊が設営してくれたお風呂も撤収され、この地域の停電、断水は解消されたようですが、隠れ停電があるので・・と・・。

電気は周囲にまで来てるのですが、主になる所から家に引き込むところが漏電してたり、断線してたりで、家の中まで電気を引き込めないことで、それが、まだ完全に把握できていないとか・・・

今回、長い停電を経験して、知らされたこと、再認識したことに

通電火災という言葉がありました

皆さまそれぞれに神戸や、東日本などの震災、熊本、広島の大雨災害など、経験なさった方もあるから御存知かと思いますが、

我家も少々、タカをくくっていましたが、何となくここまで長くなると・・気味が悪くなってブレーカーを落としました。

さかんに、ブレーカーを落としてください・・という放送もありましたので、、

毎日家にいるんだから、大丈夫だよ・・と夫は言っていましたが、ちょっと気になってブレーカー切ったからって。

この通電火災とは、電気が引かれて、通るようになって、急にブレーカーのスイッチを入れると、家じゅうの動いてる家電に通電されますが、一気に多量の電流が流れるために、瞬間火花が散ったりして、近くの物やほこりなどに燃え移り、火事になるのだそうです。

それぞれの家電のコンセント抜くか、スイッチ式のコンセントの時はその部分スイッチを切っておくとかした方が良いそうです。

一軒、これによる火災があったとか後から聞きました。

二次災害になりますからねぇ・・・何にしても油断しないで、注意することは大事ですね。

道路を走ってると、自衛隊の「災害派遣」のマークをつけた車に、まだ数台行きかいます。

幹線道路以外でも、かなり重要道路にも倒木がありますし、それから誘引されて、雨で、土砂も流れてる所もあります。
行き慣れた道でも、片側に山を見る道は、景色が違っています。

そういったところも点検して、補修してくれてるんでしょうね・・・ありがたいことです。

もう、ホテルや飲食業も特別なところ以外は普通に営業してますが、風評被害とかで、キャンセルが相次いでて、大変なところもあるとか・・・

夫の義理の叔母も来月、クラス会で、千葉に泊まろうと予約したんだけど、こんな大変な時に不謹慎かと、やめようかとも思って・・と昨夜電話がありまして・・わたし

「イエイエ・・やめないで!叔母様が頑張って沢山の人をひき連れていらしてください』って、、頼んじゃいました。
旅館の手先じゃないんですけどね。

ただでさえ、イマイチ活気の少ない田舎町です。

消費税も上がって店先も閑散とするかもしれない・・・というほど皆、関心ない顏してるけど・・・そんなこともあって・・

とりあえず近況報告です。

私は元気ですが♪
なかなかパソコンを開ける時間が少ないので、コメントお休みします。





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断水の話と、この台風で感じたこと

2019-09-22 20:09:27 | 話題色々
断水は11日の夜になってからでした。

それまでは、ちゃんと出ていました。

浄水場も電気で動いてますが、突然に止めるわけにはいかず、自家発電装置が働いていたのでしょう。

我家の裏手の小高い山の手は、その水をいったん下の貯水槽に溜めて、ポンプで送りだしてるので、停電になれば、水道管に残ってる水が無くなれば止まるらしいのですが、我が家は平地にあるので、浄水場が動いてるうちは、その恩恵にあずかりました。

でも、自家発電って、、そうそう、長いこと動かないですよね・・・それでも停電から3日間は、動いてたから、まだよかった・・・

丸一日経ったころからボチボチと巷の噂のように真偽不明の情報が入りだして、この停電は長くなるから、水もそのうち止まるかも・・などとね。

台風、即、水をためる・・・これは親がしていたことで、夜、寝る前にはやかんや、洗い桶には水を入れておく習慣がありましたが、今回も、台風と聞いて、お風呂にも、バケツにも溜めおいては、止まらないうちはそれから使っていました。

翌日するつもりで洗濯物も洗濯機に入れてお風呂の残り湯を入れ、お風呂は掃除して、きれいな水を入れました。

これは正解でしたが、停電になると洗濯機の水も抜けないのです!!

濡れた洗濯物を取だし、溜めた水を手桶ですくい出しながらなんとか、底まで行きましたが、ほんの少しがくみきれませんでした。
とにかく、洗濯しないで入れっぱなしだと、水も腐るし、臭くなる・・・

その昔の洗濯機は、ダイヤルで排水にすると、外側のホースから風呂場などに流れたのに・・・これも電気に支配されて、当たり前のことができなくなってることなんですよね。

前置きが長くなりました。

断水です


バスタブには一杯にすれば大体260リットル位入るかと思いますが、もし、直ぐに出ても・・と、私は180リットルぐらいしか溜めませんでした。
後は、飲み水として、台所に鍋、やかん、あるだけにたっぷりと。

それ以外にも夫は、趣味のようにアイスコーヒーの1リットル入りのペットボトルの空いたのに常に、水を入れて9本ほど、手箱棚に乗せていますので、飲み水は何とかなりましたが・・・

一番困ったのはトイレです

始めは、タンクの上の小さな穴から、水を入れてレバーを引いていましたが、入れる水の量が半端なく多いのです。
普段、何げなく使ってるきれいな水をザァ~って流してる・・・毎回5リットル以上流してることになるんですよね!

・・で、使用後は便器から直接、それも勢い着けてバケツからザァ~って流さないと、吸い込まれて行きませんから・・大変でした。

二人だと毎回でも、かなりの量を遣うので夫には、外で・・・これは田舎ならではの良い所(?)で、家の周りには草むらが沢山ありますから・・ダンナ殿・・お出かけの際には、虫よけスプレーを持って・・でした。

私は、ペーパーまで流すには、かなりの量が必要なので、ベトナム方式です
ペーパーは、専用に用意したビニール袋に入れて、流れるだけの水で、大きいペットボトルからでも可能でした。

なんかねぇ・・露骨な話で、、でも、ホント、切実な問題ですよ!
よりによって、その二日目にはダンナどの、お腹がゆるくなって・・・^^;
何度も通いましてねぇ・・・

庭用に置いてある、灯油缶にもかなり汲んでおいたので、それも出動してね・・・

暑い日が多くて、水が無い・・・
もう麺類も茹でられません。

器も洗うのに、大変なので、水節約で、お皿にラップや、ホイルをかぶせて、毎回洗わないで済むように・・ご飯も一皿で済む内容で・・・でした。

電気が通ってから、先ずは倒れた気を切らなくてはなりませんから、夫は、隣人から借りた初めて使うチェンソーで、頑張りました。


私は、コードにつまずかないようにしたり、木を抑えたり、孤輪車に乗せるのも、このぐらいの大きさでも一人では無理ですから、1・2・3、と掛け声かけて二人でやりました。

その後は汗びっしょり!!

お風呂に汲んである水をかぶりましたが、やかんで沸騰させたお湯をうめながら最後に上がり湯にしてもらって・・・

電気も水も無い丸1日、夫は、盛んにラジオを聴きながら、なんとなく腑に落ちない顏をして、でも、何かしなくちゃと、信号がどこまでついてないか調べると言って出ていき、車で20分ほどの所のホンの一部、停電、断水してない所でやってるドラッグストアから菓子パンを買ってきたのです。

でも、暑いし、イライラが募っていたのか、私のホンの何気ない一言に激怒したのです。

私は前日、息子夫婦が来てくれたぐらいだから、息子も、夫の姉やその息子からも連絡あったというので、当然みんな心配してるでしょうから、どこか携帯のアンテナの立つところも見つけてくれたかと期待してたのですが、・・・

自分の好きな菓子パンだけ買ってきてお昼はこれを食べるから・・と・・

イヤ、それはいいんですが・・「みんな心配してるから、どこかで連絡しなくちゃ・・」と言ったら

「してないよ!!」と、怒鳴ったんです!!

彼には、もう限界だったんですね・・・この暑さ、情報の無さ、テレビの無い生活・・・

正直、情けなくなりました。

人間は、普通の生活に、電気、水が満ち足りてて、当たり前になってる・・・男性は特に、順応性が無い!
と・・。

私は、裏の家に井戸があることを、移住してきたときから知っていました。・・というより、冬場の大根などは、そこで洗わせて頂いてたんです。

だから、電気が通れば・・とそれだけを思って、今は、2年前からその古い家をリフォームしながら若い家族が住んでいるので、その方に、お願いしました。

そしたら、奥様が出産で東京に帰られて一人で暮らしてるその男性は、屋根瓦の飛んだり壊れた修理の事で頭がいっぱいだったので、思いもしなかった・・と言って、反対に、感謝されて、近所で使わせて頂けることになりました。

そしたら、裏手2軒目の家でも、自家水(井戸水)が出るので、お声かけなく、自由にお使いくださいと、張り紙がしてあって、そこを通り道としてる方々が汲みに来てるということでした。

電気が通って可能になった水の供給でした。

もちろん、停電3日後からコミセンに給水車が来てるので、それも朝7時から夜9時までと長時間。
お風呂の残り水が少なくなって不安になった時は、底に行かなくては、と思っていましたが、電気が通ったことで、助かりました。

ただ、自家水は、ここのは、普段、保健所扱いになっていないので、飲み水には少々不安がありますので、飲み水は、ペットボトルと鍋のを使用したのです。

お嫁ちゃんが持ってきてくれた凍ってるスポーツ飲料もありがたかった


おそっぽれだけど、市から配られた非常食は、その日に断水が解消したので、つい一昨日までありましたが、これも役立った人はいると思います


断水が終わる時は、まず、トイレの水がタンクが空っぽならそこに自動的に出だすので、分かります。

短い断水は何度も経験してるのでそこはね。

14日も夜、9時ごろでしょうか、トイレが異様な音がするのです・・・ガボガボ、ボコボコって・・・もしや・・もしかしたら・・と思いつつ、トイレに行っても音だけで、水の気配はないのですが、しばらくして行ったら、なんか???
もしか・・・と・・レバーを引いたら、ジャぁ~と水が流れた時は嬉しかったですねぇ~~~(*^_^*)

助かったぁ~~!!
本気でそう思いましたよ!

今回、このことで、本当に困った時に分かる人の助け合う気持ちや、温かさも身を持って知ることになりました。

まず、早々に色々と食品をお送りくださったお友達が有ったこと。まだ電気も来てなくて冷蔵庫にしまえず、悪くしないように、どうしようかとすごく嬉しい気持ちもありながら、思いに報えないと・・悲しくなったのですが、それがきっかけかその日の夕方電気が通りまして・・バンザ~イ

冷蔵品じゃない物に、甘い物も入っててね・・疲れた心や体にはとても嬉しく頂けたの・・

また、水が出ないならと、電気もまだ通ってない地域なのに、水だけはあるからと地元のお隣の嫁いだ娘さんが、ご実家の近所にと、我が家とお隣にも15リットルもプラスチック容器に入れてダンナサマと運んで下さったこと。

そのまもなく同じ県内のブロ友さんで、都市部でこの被害が少なかったところの方がダンナサマが館山まで来る用事があると言ったら、私の所まで、ペットボトルの飲料水を1ダースも持ってきて下さり、パンも置いて行かれたこと・・・
顏も知らないダンナサマが奥様の頼みで・・と・・快く分かりにくい我家までいらして下さって・・ただ、ただ、もう頭が下がるだけでした。
(カメラには収めたのですが、パソコンに取り込めなくて具体的にご紹介できなくて残念です)

その日の夜に水が出て・・・
それこそ、この皆さんの暖かい思いが呼び水になったのかと・・・

まさに沢山の食料や甘いもの、多量の水、地獄に仏とはよく言ったものです。

使わないで済んだ水は、まだ出ない近隣の方に車で運んで、今度は私のできることを・・とさせていただきました。

家が住める以上、避難所だって、停電、断水なわけで、それぞれつてのある方は、県外に避難もしたけど、こんなに長いとは、思いもせず、早々にホテルや、人様の世話になれずと帰ってきてしのいでいる方もありました。

この暑さで、食事はともかく、電気の無いのはやはり健康的に堪えました。

精神的に不安定になってきた人も多くいました、代表は夫ですけど・・(笑)

まだ、他に、道であえば、話せるからいいけど、一人暮らしだと、どうにもならないと・・嘆く方ともおしゃべりもボランティアね・・と笑いながら、気を紛らわせたり・・・

車を運転しないから、アンテナの立つところから早い連絡をしたい・・という方とコミセンで携帯充電してる時に出会って、その方をそこまでお連れしたり・・

災害にかぎらず、本当に困った時に、お互いができることをできる時にする・・それだけで、大きな助けになると・・
自分がその身になって、高い所から見てはいなかったか・・と・・反省もしたり・・本気で思いやったり、・・言葉もでないほどの感謝があったり、、

本当に大変な時にこそ、本気で事に当たる人の気持ちが分かるんですね。

組閣より大事な人の命がかかってるんです、電気も水も!

まだまだほとんどの家が修理途中か、資材不足や、人手不足で、先ほど、裏の温室農家の方に逢って伺ったら、年内に出来上がれば・・・という位の状態だそうです。

その家は、温室のガラス窓が全滅というほどやられてるのもありましたし、燃料小屋の屋根も吹き飛んでいます。

内房の方と話す機会があって、聞いたら、その家は雨戸も飛ばされて、二重のペアガラスも破れて暴風と一緒にすごい雨水が吹きこんできたそうです。

自分が飛ばされないように、布団をかぶって伏せてた上を雨が滝のようにたたきつけてきたけど、その雨がしみこんで重かったから飛ばされないで済んだとも・・・

なんとも壮絶な話です。

でも、事実です。

その方の家は、新聞にも、ニュースにも流れていました。屋根も半分以上壊れているし電信柱が倒れてきて、自動車3台の内2台、つぶれたり窓ガラスが割れたりしたそうです。人間に当たらないで良かったと・・

でも、今は、どうしようかと考えつつも、前向きでことに当たっています。

みんな強いです。

だからかそ、温かい心で、助け合って生きて行く意味があるんだと・・・つくづく思いました。

私が経験から学んだほんの少しの事です。
まだまだ大変な方が沢山いらっしゃいます。

少しでも早い復興を祈りつつ、普通の生活のありがたさをかみしめています。

あらためて、お心を寄せて下さった皆様に感謝を申し上げます。










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88時間の停電・72時間の断水・・・とんでもないことになります

2019-09-21 16:48:15 | 話題色々
心配していた近所や、山側の家々の停電、断水も4日ほど前に解消し、町の道路の信号は全部つくようになりましたが、まだあっち向いてホイ!みたいのもあります。

今日のピンポンパンで、南房総市の山側を通る410号線も通行が全面解除になりましたと言うことでした。

でも。あちらこちらの家々の屋根にはすごいブルーシートがかかっています。

本当に普通生活になるのは、まだまだ先の事のようですが、私たちはひとまず落ち着き、普通生活になりました。

品薄だったスーパーにもきちんと品数が豊富になりましたが、魚類は、近隣の漁港が全滅が多く、まだ、遠くから仕入れてる感じです。


停電のお話


つい先日解除された所より、5日も早く解除された私たちの所で、こんなこと言うのはおこがましいのですが、電気が無い!って、すごいことなんですよね!!

灯りだけじゃありません

エアコン、扇風機

冷蔵庫や洗濯機はもとより、お風呂も現代的な物にしてる所は水が有っても沸かせない。

トイレも、手動(ウオッシュレットは使えません)

もちろん、テレビも、

朝一からテレビチャンネルと共に生きてる夫にはものすごい苦痛の時間でもありました

ご飯もパンも、炊飯器、トースター・・ありとあらゆるものが電気に支配されてると言うことを、もう一度考え直す時でした。

だいたい、息子夫婦が夜、来てくれた時も、呼び鈴が鳴りませんから、玄関灯もついてませんから、真っ暗な中来て、私が階下にいたから、なんだか外でコチャコチャ話声が聞こえて、気味悪くて「誰!?」と声をかけたからで、ドンドンと玄関をたたくところだったとか・・・。

当然、街灯もない田舎道、漆黒の闇ですよ、夜は!!

でも、田舎の良さなのか、私の方針、イヤ、我が家に来てるガスやさんの方針で、コンロがプロパンガスで、火が使えたこと。

こんな時は、I.Hにしなくて良かったとつくづく思いました。ちょっと考えた時もありましたからね。

コミセンで携帯の充電してた時に、サークル指導などに来て下さる、一昨年から一人暮らしになられた80を過ぎた奥様が「何か食べる物とか頂けるかしら?家はオール電化にしちゃったから、、何もできなくて・・」といらしたときは、本当に大変なことだと。

まだ水が出てたこととコンロの火が使えること、こんなに長くなると思っていない停電でしたから、不謹慎ながら少々原始人生活を楽しもうなんて、思いもありました。

これが間違いの始まりでしたが・・・

とにかく、翌日の朝ご飯はパンをコンロの魚焼きのグリルで、ホイルで包んで焼くと結構美味しく焼けました


冷蔵庫の中が問題です!

日曜日、近所のスーパーがポイント5倍なんで、つい買いすぎて、満杯に近かったからね・・

扉は明けたらすぐに閉める!
で、2日間はそこそこ、常温よりは低い温度で保てました。

冷凍庫は、もうひとつ、冷たいので、冷蔵品はおおかたを冷凍庫に移しました。
引き出し式の、ちょっとの冷凍庫ボックス(名前分からない)には、アイスクリームが入っていましたが、それも冷たいので役立てるために、2日目に食べましたが、ほとんどドロドロ!!
でも体を冷やす役には立ちました。

冷凍庫も危ないけど、物置のストック用の冷凍庫に行ったら、魚釣りや保存用にとっておいた製氷剤が6個も、くっついてあったので、お互いの相乗効果で2日経っても解けていないので、それを冷凍の隙間に詰め込んで、、、

でも、3日目には焼け石に水のように・・冷凍品はドンドン、溶けていきました。

それでも適当に解凍されてるお肉や塩鮭は、しっかりと火を入れて、タッパーに詰めて、また冷凍庫に。

本当に工夫の連続で、ボケてると思っていたけど、私・・なかなかやるジャァ~ンってね♪

お昼は夫の大好きなそうめんや、そばも火と水あればOK!
冷蔵庫の作り置きのナスの揚げびたしや、ハムもジャンジャン使って、畑で採れたキュウリも早々ストックできないからタップリ使って、中華風に


洗濯も

これ、みんな手洗い♪

お風呂場でバケツに水をくみながら、手でごしごしと揉んでね

昔、母はタライで、毎日家族6人分をこうやって洗ってくれてた・・と・・しみじみ思うときでもありました。

1日が忙しいですよ・・電気がないって・・
ご飯も鍋で炊いたけど、そばについてないとね、吹きこぼれないようにしなくちゃ・・とか・・焦がさないようにとかね。

唯一掃除は、コードレスのチビさんが、充電されてる間は・・いい仕事してくれましたけどね。

後はデッキに飛び散った台風の後の残骸や、その他は箒で、履きだして、モップで拭く。

音の無い生活は、夫には苦痛その物で、言われて思いだし、私の部屋のラジカセ、、電池入ってなかったのに入れて使いました。
これは単一が6個いるのですから、その電池の買い置きも大事でした。ちょっと足りなかったけど、車で5分のホームセンターに行ったら、お店は真っ暗だけど、外にパラソル立てて、バーコードを読む機器で読み取り、レジスターはないので、手作業で金銭箱からのやり取りで・・・なんだか、昔のお店屋さんごっこみたいでね。



でも、初めの2日間は、千葉の台風被害なんて放送なくて、組閣の話が主でしたね。小泉進次郎がナントヤラとか。

極めつけに厳しかったのが、台風の去った直後から2日間の暑さでした。

畑の倒れた柵や、野菜たちの棚を直して、3時間近く働いてきた夫、シャワーは水で充分でしたが、上がってきて室温が30度を超えてたら

「あち~~あち~~入れようや!!」とエアコンのリモコンを持つのです^^;

はい、残念でしたぁ~~

それからの彼は・・・口も利かなくて・・・かわいそうに、うちわでバタバタバタ・・・・

水で濡らしたタオルを首の周りに巻いて、熱中症対策をしてました。

暑い時にこの首回りを、氷が無くても水のタオルで冷やすのはかなり効果あります。

こんな時、金四郎がいたらどうしただろう!
ふと頭をよぎりました。暑さにはそこそこ強い子だったから、どこか外の日陰を探してつないだかなぁ・・嫌がるけど、体中に水をかけたたかなぁ・・とか・・

それでも、私にはまだ余裕がありました。

夜は・・

私は用心の為に、階下の和室で寝たのですが、こんな風にろうそく立てて、これが消えるまでに寝られるといいな・・とラジカセで好きなCDなんて聞いたり、ニュースを聞いていました。

この千葉の被害の放送が出てきたのは10日の夜からでした。

それでも、始めの頃はそれほどではなかったのに・・・停電、断水・・・家の被害・・電柱や鉄塔の倒壊・・・ドンドン被害報道は広がって行き、その激しさに、停電は長引くという風評のような物が実感になっていきました。

驚いたのは停電の直後は、メールも、ラインも出来てたのに、9日の朝までは兄夫婦やブロ友さんと話せてたのに、11時ごろ、突然、スマホ画面には「受信に失敗しました」とか上の方に「ただいまauサービスは行っていません」のテロップが流れるのです。

もちろん、家電もプッシュホンは電気ですから、通じません・・・アナログなら・・と思いましたが、外の公衆電話を使いに行った人もダメだったと・・・公衆電話も、それも非常用も通じません・・・電気が必要なんです!


夕飯の時はこのぐらい明るくして、夫が寝た後、このともし火の下で、好きな数独までしたのですよ^0^

ご気楽な3日間でしたね。

もう点く、もう終わると・・・だんだん、どこまでかかるんだ・・・情報が無い中、気持ちに焦りが出てきたのは、11日の夜に水が出なくなってから、しばらくしてからでした。
夜に駆けつけてくれた息子たちの方が情報を持ってる状態でした。

市からのお知らせを伝える、各家庭に備え付けの警報機は電気が無くなると電池に切り替わりますが、そこから、当てのない情報が出てきたのは10日の半ばを過ぎた頃で、その警報器の電池も3日で終わりました。

思い出すと恐ろしいほど、また疲れが出てきます。

これは経験した者でなければ分からない恐怖感かもしれません

とにかく私たちの生活はすべて電気に支配されているということ!

そして、何気なく当たり前のように生活できてるのは電気が中心になっているということ!

自家発電装置も出力に限りがあり、それは緊急用に主に使われるので、簡単に家庭用にはならない、こと!

仕事上、持ってる家がありましたが、その燃料はガソリンです。
そのガソリンが無くなって、買いに行っても、ガソリンスタンドのガソリン給油は電気です。

親切な土地のガソリンやさんが、手動で入れてくれたところもあるそうですが、それも限度があります。

だから停電が丸1日で済んだ隣町の一部の地区で開いたガソリンスタンドには、自動車から何からの為に順番待ちで、普通で2時間近く並んだそうです。

停電の恐れのあるような災害が近くなったら、自家用車を持ってる人は、早目に満タンにしておくことをお勧めします。

あまりに暑い時は、自動車のエアコンで一時的に涼むこともできますが、それもガソリンが無くては出来ません。

長いこと自動車にいればエコノミー症候群が出てきますし、実際、知ってる方がわんこの為に車の中でしばらく過ごしたけど、わんこもあまり狭い所にいるだけでパニックになると・・・

同じ所で排ガスを出すのもとあちこち信号も動いてない道路を走り回ったと・・

その方は、4日目の朝、東京にいる知り合いの所に避難しました。
カワイイ、私も大好きな、ゴールデンレトリバーの為に。
そう言った方が数名ありましたが、ただ一人、95歳になる独り暮らしのご婦人は、息子さんが迎えに来ても頑として動かず、過ごしきりました・・・
こんな時は、女性の方が精神的に強いカモ・・・夫を見ててつくづく思った時でもありました。

とにかく、地域限定停電はなく全てです。コンビニもスーパーも、当然、個人商店もみんな真っ暗!
停電でも、好意的なコンビニは賞味期限の長い、カップラーメンや缶詰など、昼間だけ開けてる所もありましたが、そこも車はいつも満杯でした。
テレビがなくて、体を持て余してる夫の為に、そこで週刊文春を買って、夫に「はい、あなたのオモチャです」と渡したら、いつもはバカにしてる彼も、直ぐに受け取り、結構真面目に読んでましたね・・・
へぇ~~~字が読めるんだねぇ~~~♪


また、早目に電気が通ったスーパーでも、一両日電気が来なければ冷凍品は売れません。

当然、氷などはなく、冷蔵庫の替りに発泡スチロールの箱や、クーラーボックスなど容積の小さい物に移し替えても氷ひとつ手に入りません!!

話が長くなりました。

断水の話はまた少ししたらアップしますが、これらの事は、大げさではなく実際の事です。

他人事ではないのです。












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台風15号、生まれて初めてだ!こんな台風被害は!

2019-09-16 14:38:12 | 話題色々
先ず、このブログを訪れて下さる皆様に、ご心配や、お気遣い頂きましたこと、厚く御礼申し上げます

毎回ニュースで流れる被災地の真っただ中の南房総市ではありますが、我が家は、家屋も人間も特に損傷はなく、それなりに元気(?)に過ごしておりますこと、ご報告申し上げます。

我家の被害は、移住して以来、私にジャム作りを楽しませてくれた、この土地についてたダイダイの木、でも、昨年から枯れて寂しい思いをしたその木が根こそぎ倒れたことです。

倒れたのがお隣の駐車場でしたが、その日はたまたまお隣は留守で、車にも傷をつけず済みました。


しかし、経験したこともないような凄い暴風雨に少々、ビビりながらも8日の夜は11頃寝たのですが、何となく嫌な予感で起きだしたら、今までどんな雨風でも起きなかった雨漏りが、リビングの天井に渡してある、飾り柱を伝ってポトリポトリ・・・

慌てて、落ちてくる下に洗面器をおいたり、雑巾、タオルなどを敷き詰めて、ホッとした午前2時、フワッフワっと電気が点いたり消えたりして、突然真っ暗に!!!

それが始まりで、その停電は12日の夕方まで続きました!

その前日の11日の夜からは断水です。
その断水は一昨日14日の夜遅くに解消しました。

一両日、停電、断水でしたが、予め汲み置いたふろおけ(バスタブというらしい)や、入れられる容器、やかん、鍋、ペットボトル、で、当面の水はしのげました。

断水と停電の話はまた後日、アップします。

翌朝は、雨漏りから、どれほど瓦が飛ばされてるか、屋根があるのだろうかと、外を見るのも怖く、窓からのぞくと全部そっくりとあるので、その時の安心感は、言葉になりません。

それから風雨が去って外に出て周りを見て、驚き以外の何物でもありませんでした。

家屋で、何も被害が無いのは、我が家とお隣の比較的新しい住宅だけで、ほとんどの家の瓦や、アンテナ、板壁が吹き飛んだり、ぶち抜かれたりしているんです!!



こんなにきれいに穴が開いてる、、まるで戸口みたいでしょ?
これは、地元のお隣の納屋で、向こう側が入口で、昔は、馬屋だったそうで、扉の無い物置なんです、そこを突風が吹きぬけて、この板壁をぶち抜いたんですね。


畑に置いてある物置小屋、鉄骨造りでも、この通り吹き飛ばされ、この前は線路になってるのですが、ぎりぎり線路に掛からず済みました。我家のではありませんご近所さんのです。

まだまだ、沢山の被害は多く、こちらは太平洋に面してる外房なので、東京湾に面してる内房の被害は、目を覆うようです。
とても、よそ様の被害をカメラを持って、写すなんてできません。

それもブログアップの為なんて・・・

ですから、テレビに映る実態を、本当はもっともっとすごいこと、それに加えて、いまだに停電、断水が続いてる地域があることを理解いただければと思います。

停電復旧を阻んでる一つに、山の中を通してる電線に倒木がかかったり、電信柱が倒れたりが多数あることも、だんだんわかってきました。

電気が通らなければ断水は続きます。

ただ、こちらは、井戸水など自家水を持ってるお宅もかなりあって、電気さえ通ればポンプでくみ上げて使えますから、飲み水にはならなくても、生活用水、特にトイレなどの水にはなりますので、ご近所同士、皆さん助け合ってることもお知らせしておきます。

私の地域も我家の裏手3軒から、向こうは、まだ停電、断水が続いています。20軒以上あると思います。

我家のインフラが整ったと浮かれてはいられず、今日も、山の方の知り合いに、出来得る差し入れや氷、水なども運びました

水は、地域のコミュニティーセンターで朝から遅くまで給水はしてますが、そこまでも大変な方や、年配者の多い地域で車の運転もままならない方もありますので、まず、我が家が大丈夫になったので、出来得ることをしたいと思っています。

この実態が分からないで、そう長くなく色々と復旧するだろうと、タカをくくっていた11日夜遅く、息子夫婦がレンタカーを借りて、東京から来て、これから、彼らの家に連れて行く、というのです。

彼らの得た情報からは、まだ週末までは何も復旧しないことも、その時に初めて知ったほど、通信網もすべて途絶えていましたから。

もう夜遅いことと、それまではまだ少し水も出ていたことから、好意には深く感謝しながらもこちらに留まることを選択し、帰ってもらいました。

携帯も11日夕方、かなりの所まで復旧した隣町まで行けばアンテナが立つという情報を得て、翌日、その町のスーパーの駐車場で、携帯を開いたら山の様なメールが来ていたので、簡単ですが、そこから頂いた皆様には連絡を差し上げた次第です。
充電は、こちらの町のコミセン(コミュニティーセンター)で、自家発電装置から、させてもらいました。

道路の信号は電気が無い所は信号もことごとくついてないし、場所によってはどっちを向いてる!?というような信号も何基もあって、道の途中には屋根もすべて吹き飛ばされた家もありました。

昨日はかなり早めに復旧した館山に近い、行きつけのスーパーまで行って、買い物もした帰り道、自衛隊のカーキ色した大きな車や、「電力復旧作業援助車」と書いた、東北電力の車とすれ違った時は、涙が、出てきました。

被災者になるということはこういうことなんだ!

・・と、改めて思い知り、私たちはその中でも何て幸運だったのかと、感謝しました。

息子たちの行動

電話が通じてからの娘家族からの毎日の電話

出来ることはお互いに助け合う、

小さな出来事ではありますが、大きな優しさに恵まれていること、そして、家も住めなくなった人たちでも、すでに前向きに生活を始めてることなども知ることで、被災者の立場になって多くの事を学んだ、と、知り合いが言っていましたが、まさにその通りだと思っています。

まだ全面復旧にもならず、大したことはしてないのですが、ここへきて少し疲れも出てきましたので、コメントはしばらくお休みします。

初めにも書きましたが、本当に多くの皆様のお優しい心に触れることが出来て支えられてると、心強く思っています。
お一人おひとりにお礼を申し上げることはできませんが、このブログから、kinshiroの感謝の思いをお汲み取り頂ければと思っています。

本当に色々とありがとうございました。










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