野薊をいただきました。
花屋にある園芸種のドイツアザミ(花薊)に比べると
茎、花柄とも長くほっそりしてます。
その出生の姿を大事に、お生花にいけてみました。
今まで棘ある荒削りなイメージを抱いていた花でした。
こんなにたおやかな雰囲気を秘めていたとは。。。
飾り気のない楚々とした美しさを感じます。
六月、生徒さんの二度目の稽古は瓶花でした。
花材はお花屋さんにおまかせしました。
届いた花をみて一瞬えっ!
竹島百合は好きな百合です。
夏櫨に取り合わすなら、透かし百合より風情を感じます。
だけど残念ながらまだ青い蕾の状態
今回もまたまた地味地味なお花。。。私は
こういう雰囲気嫌いじゃない、いえどちらかといえば好みだけど
はたして生徒さんたちはどうかしら。。。
夏櫨は夏になり、櫨の木が赤く色づいたような葉色になることから名付きました。
その特徴をいかして花器の前方に赤く色づいた枝を挿して
斜成体の向う留にいけてみました。