毎月私自身の稽古が第一の土日に入ってます。
そして生徒さんの稽古日は第二木曜
よって今月は自分が稽古した翌週、七月七日七夕の日が生徒さんの稽古日だと思い
早々に花屋さんに七夕の花を稽古したいので。。。とtel
気づいて大あわてで訂正。
相変わらずそそっかしいです。。
稽古日が七夕の重なりタイムリーなので嵯峨御流の伝書にある
「七夕の花」をいけてもらおうと思いました。
伝書には体に桔梗、用に苅萱、留に女郎花をつかうとありますが
苅萱はお稽古花としては入手が困難なので芒を、また
この時季まだ女郎花を入らないと言われたので雰囲気の似た茴香をつかって
七夕の花に見立てた花を稽古していただきました。
花材のバランスを考慮して
体に鷹の羽芒、用の桔梗、留に茴香を使いました。
ちなみに未生流さんの古い伝書のなかでは
体に苅萱、用に桔梗を使ってもよいとあるそうです。
お伝書の暦はもちろん旧暦
七夕は立秋の前後になり、七夕の花とは初秋の情をいけるお花です。
ですが今回いけてもらったお花、
秋の七草である芒、桔梗をとりあわせてましたが
芒の葉には白斑が入っているし、青紫色の桔梗の花も涼しげです。
稽古日も七夕とはずれてしまいましたが
夏の清々しさを感じるお花になり、生徒さんたちにも喜んでもらえました。
芒や桔梗も丁寧に水揚げしてくださってます!
猛暑続きの毎日ですが案外長い間楽しんでもらえると思います。