花留は花を留めるための道具です。
立花で込み藁を利用した「こみ留」がいけばなの歴史上最も古い花留だそうです。
ただこれは花を仕立てるために道具で、これ自身が観賞の対象ではないと思います。
生花の誕生とともにさまざまな形の花留が作られました。
蟹、亀、五徳、碇、渦、轡(くつわ)・・・
これらは花留そのものもみせてもよいよう作られました。
またのちの盛花用の花留は花材で隠してしまうことがほとんどです。
花留といってもいろいろですね。
お生花が大好きなので花留も少しづつ集めてまいりました。
これはいつの頃のものでしょうか。
菊水という花留です。
菊をいけてみました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます