郁子使って瓶花を稽古をしました。
開けてびっくり 美味しそうな実が3つもついていました。
「まあ~貴方の実が今までの生徒さんの中で一番立派よ
大当たりね 頑張って綺麗にいけなさいね」と親先生のお言葉・・・
おまけに実のついた蔓の先はくるくると面白い表情があります。
これもいかしたい…
でもこれだけの長さとなると花器が・・・
ひとつあるにはあるんだけど しまい込んだまま・・・
ずっと以前に骨董屋で見つけたそれは高さが60㎝ほどあり、
古そうなお箱に入っていました。
いつごろのものかはっきりとはわからないが伊賀焼だそうです。
ですが買ってしばらくして使ってみると残念なことに水漏れがしました。
どこから漏れているのかわからないけれどじんわりと・・・
あまりのショックでそれ以来ずっと箱にしまったままになってました。
これをどうにか復活させたい!
ネットで家庭でもできる水止め方法があると知り試してみました。
鍋でおかゆをつくりその中に陶器をいれて弱火で一時間ほど煮込みます。
その間当然のことながら60㎝すっぽりと浸かる鍋はないので
浸かっていない部分はお玉でかけ湯し、その後そのまま一晩ねかせておきました。
翌日水をはってみるとまったく水漏れしません。
ありがたいや 立派な実のおかげであきらめかけていた花器も復活しました。
ところでその実ですが仲良く並んで3つ・・
さてさてこれをどうするべきか
あえて取るとしたら小さいほうの双子?!
でもせっかくのありがたい実!
取ってしまうのは可哀想でしょう
結局のところ3つつけたまま使いました。