終日雨が降り続く生憎の天気でしたが(庭に出られなかったね。。。)私にとっての
初めての生徒さんがお稽古に来てくださいました。
まずは水盤を使っての盛花を稽古していただきました。
剣山を用いたいけばなは経験があっても、
七宝を使うのは初めて
役枝を所定の位置に留めることに苦労されたようです。
長時間の正座が一番大変だったかも。。。
伝書のある華道の心得
『その席も花、花台薄板も花、花器も花、花留も花、水も花、鋏も花、
挿(いけ)たる草木は勿論花、挿(いけ)る姿も花、心も花と成るべきを冀(こいねが)う処なり』
花いっぱいの空間と時間が共有できることを心から願ってます。
といいながらも根っからのそそっかしい性格と緊張のあまり
水盤に水を入れないまま花を挿し始めたり
生徒さんの鋏を握ったまましばし気づかなかったりと赤面しっぱなし
こんな拙い指導にもかかわらず熱心にお付き合いいただき感謝の気持ちでいっぱいです
今日見本にいけた花です。
木苺、フリージア、マーガレット、天門冬を用いました。
写りがよくなくてわかりにくいですが
この花器は私が学生の頃嵯峨御流を習い始めた時に購入したものです。
稽古用の花器で今も変わらず同じものが販売されていますが
もしかしたら結婚後一度もこの花器を使ってないかもしれません。
気持ちも新たに初心に帰り精進していきたいと思います。