令和4年6月2日、3日に弊社関東支店において「3D活用技術研修会(レーザースキャナー編)」を行いました。
2日目は、現場でスキャンした3Dデータの編集作業について講義を行いました。主な内容としては、FARO SCENEで点群データの接合作業、TREND POINTで点群データの編集作業でした。
実際にスキャンして合成したデータです。↓
越流堤周辺に機材を置いただけですが、広範囲にわたってスキャンされているのが分かります。
鉄塔や電線まで表現できています。↓
高欄の格子や地覆の段差が細かく取れています。↓
橋の下も点群データでとらえています。↓
【二日目のつぶやき】
点群データを編集して初めて設計作業に反映できるので、重要な作業ということもあり、ソフトの操作方法について忘れずメモを取りながら取り組んでいました。
しかし、残念なことに点群データの容量が非常に大きく、パソコンの処理能力が追い付けず途中でことごとく挫折してしまい、思うような体験ができず残念!!
講師のパソコンで講義を行い、自ら現場で取ってきた点群データを画面上で確認してもらい、現場での反省点等を振り返りました。
【二日間の研修を通して・・・】
当初は研修参加人数を3~4名程度で・・・
と、思っていたのですが、最終的には参加者が15名となりました。(ビックリ!!)
特に女性技術者の参加が多く、女性が活躍できる技術と思っています。
多くの方に触れていただき、新しい技術に興味を持ってもらい大変有意義な研修になりました。
これを機会に3D技術をより深めて、活用方法について考えていただけたらと思います。
BY本社技術部 A.C