このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。
【弊社社員からの被災状況報告 その3】
堤防が決壊した箇所を見てきました。
その前に決壊箇所から地区内の水が排水されている時の写真です。(10/13撮影)
これだけ流れれば、堤内の水の引きが早いのも分かります。
水が引いた後の決壊箇所の写真です。(10/17撮影)早くも復旧に向けて重機が稼働しています。現場の方に聞くと24時間体制のフル稼働で堤防工事を行っているそうです。
【ここに樋管があったかと思います】
決壊した土手に向かって動画を撮りました。(10/17撮影)
以下の写真は動画のカット画像です。
【上からの順に決壊箇所に近づいていく写真です。上流から下流に向かう写真】
動画を見て気づいたのですが、土手の天端に稲の藁や、パレット、タイヤなどがあります。一方河川側の水痕は土手天端より低い位置にあるように見えます。恐らく、堤内の水が堤外に溢れていたものと思います。決壊した箇所は、堤防の未整備空間で周りの堤防より1mほど低く、堤体面積も小さいです。
あくまでも私見ですが、決壊は堤外からの決壊ではなく、堤内からの決壊ではないかと想定されますが、決壊した原因究明について、国交省では有識者からなる「荒川水系越辺川・都幾川堤防調査委員会」で行われているので、今後は調査委員会の経過を見ていこうと思います。
By: A・C