日本水工コンサルタント 社員ブログ

自然との調和に配慮し、農村と都市の新たな風景を創造する

台風19号の被災状況 その3(埼玉県東松山市)

2019年10月21日 | その他

このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。

【弊社社員からの被災状況報告 その3】

堤防が決壊した箇所を見てきました。

その前に決壊箇所から地区内の水が排水されている時の写真です。(10/13撮影)

これだけ流れれば、堤内の水の引きが早いのも分かります。

水が引いた後の決壊箇所の写真です。(10/17撮影)早くも復旧に向けて重機が稼働しています。現場の方に聞くと24時間体制のフル稼働で堤防工事を行っているそうです。

【ここに樋管があったかと思います】

決壊した土手に向かって動画を撮りました。(10/17撮影)

以下の写真は動画のカット画像です。

【上からの順に決壊箇所に近づいていく写真です。上流から下流に向かう写真】

 動画を見て気づいたのですが、土手の天端に稲の藁や、パレット、タイヤなどがあります。一方河川側の水痕は土手天端より低い位置にあるように見えます。恐らく、堤内の水が堤外に溢れていたものと思います。決壊した箇所は、堤防の未整備空間で周りの堤防より1mほど低く、堤体面積も小さいです。

 あくまでも私見ですが、決壊は堤外からの決壊ではなく、堤内からの決壊ではないかと想定されますが、決壊した原因究明について、国交省では有識者からなる「荒川水系越辺川・都幾川堤防調査委員会」で行われているので、今後は調査委員会の経過を見ていこうと思います。

 By: A・C

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台風19号の被災状況 その2(埼玉県東松山市)

2019年10月18日 | その他

このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。

被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。

【弊社社員からの被災状況報告の続きです】

 早速ですが、床上浸水の状況を報告します。

 まず目についたのが、庭先一面の藁くずです!!

今の稲刈りは、稲刈り機で稲を刈り取りながら、藁を細かくして、そのまま田んぼに撒いているので、こんな事態になっています。

宅内の状況はどうかというと、泥だらけのぐちゃぐちゃです。

 

【この写真分かりかすか?浴槽です。浴槽が壁に挟まって浮いている状態です。浮力の力をなめたらいけないですね。】

次はゴミ置き場の状況です。(10月14日撮影)

10月14日から地区の皆さんは方付けに動いていました。道路横のゴミ置き場は、朝は何にもなかったのに、1日で山積みになりました。昔の家が多く、大きい家なので、処分する量も半端ないです。

 

次回は堤防決壊箇所の状況をお伝えしたいと思います。

by A.C

 

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台風19号の被災状況(埼玉県東松山市)

2019年10月16日 | その他

このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。

被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。

 

【弊社社員からの被災状況報告です】

 既に報道でご存知かと思いますが、私が住んでいる東松山市は台風19号の影響をもろに受けました。その中でも私が住んでいるところは都幾川と越辺川、九十九川に囲まれており、低位部の地区では河川の決壊により5m以上湛水しました。下の写真は台風が過ぎた10月13日の朝の状況です。

 この地区の排水樋管は1か所しかないので、水が引くのには1日は掛かると思っていたのですが、午前中で地区内に入れるまでになりました。割とあっさりでした。なぜなのか?現場に行ったら答えは割と簡単でした。地区内の水が決壊した箇所から、ものすごい勢いで河川へと排水されていました。

 浸水に至った経緯や決壊の原因など私的に興味があり、特に同地域で都幾川と越辺川、九十九川がそれぞれ決壊しているのが興味深く学術的にも貴重かなと思い、フレッシュなデータを取りたいなと思っていたのですが、床上浸水した叔父の家のお片付けをしなくては!

 この続きとして、床上浸水の状況を報告できればと思っています。

by A.C

 

 

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