平成27年12月5日(土)に黒川・白川河川流域水土里ネット連携協議会主催の「水土里ネットの森」の補植作業へ、西部支店から精鋭3名が名告りを上げ参加しました。
「~みんなで守ろう!~阿蘇山麓の清らかな水を白川中流・下流域へ」を合い言葉に、水源かん養林「水土里ネットの森」が造られ、平成17年度から広葉樹12,000本の植樹をし、その後も下草刈り作業など育成・管理を行われていますが、近年、特に鹿や猿、猪等の被害により木が荒らされその本数も減少していることから、平成26年度より補植が続けられていところであり、西部支店は恩恵を享受している下流人として、当初(H17)の植樹から積極的に参加しています。
場所は、世界に誇る阿蘇カルデラ(2014年に世界ジオパークに認定)内の、標高約600m(西部支店標高約60m)にあり、当日も寒波の影響で気温が5℃と九州で一番冷え込む中、防寒着に身を包み、くぬぎ・かえで等の苗木を鍬で深さ40㎝の穴を掘り、苗木を入れ埋め、苗木横に添え木をハンマーで打ち込み、麻紐で固定する作業を実施しました。
阿蘇の恩恵を受けている流域の土地改良区組合員の方々や関係者の皆さん併せて250名と寒風吹きさらしの中での作業でしたが、体も心もホカホカになりました。
帰りは、阿蘇山や久住連山の冠雪を遠くに眺め、鳥獣害に耐えながら「今度こそ立派に育ってくれ!」と願いながら阿蘇路を後にしました。