日本水工コンサルタント 社員ブログ

自然との調和に配慮し、農村と都市の新たな風景を創造する

「流れのシミュレーション技術の動向と最適化事例」のセミナーに、講師として参加しました

2017年07月26日 | 学会参加

 7月13日(木)に日本工業出版(株)主催の講習会で講師を務めました。
 弊社で解析を実施した「農業用水用パイプラインの非定常流解析の事例」を題材に講義をしました。

 農業用水で使用されている管路の多くが耐用年数を迎えるなど、老朽化が進行しており、突発事故が増加しておりますが、財政的な理由により全面的な更新は、なかなかできません。このため、供用されているモデル地区において、水撃圧を実測し、非定常流解析結果と対比分析することで、異常の早期発見や,解析結果との対比による原因究明,経年変化による水理機能の低下などの挙動調査に活用しようという試みが行われており、これらの業務事例についてお話しました。

 農業用水や上下水道管など、地下に埋設されている管路は、道路下に埋設されていることが多く、突発事故(漏水事故等)により道路面が陥没するなど、多くの被害の発生が懸念されます。道路通行車両等による荷重のみでなく、水撃圧など管本体に作用する繰り返し荷重などが、管やバルブの経年劣化の要因となる可能性があります。非定常流解析などの数値解析技術を活用して、パイプラインシステムの健全度を評価し、計画的な更新を行うことが必要ではないかと考えています。

 また、本講習では、他の講師の先生方による、「データ同化」や「CFD(computational fluid dynamics;流体解析)」などの貴重なお話を聞かせていただきました。

 数値解析と実測データの蓄積によって予測技術が向上すれば、現在よりも更に効果的な土木施設の建設や更新が可能となるでしょうね。

 弊社も、流体、構造、土質などの数値解析技術について、さらに磨きをかけねばなりません!

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H29年度技術発表会を開催しました(二日目)

2017年07月03日 | 研修

 技術発表会の2日目は、地震の影響が残る箇所を中心に現地視察を行いました。

 阿蘇神社では、復旧まではまだまだ時間がかかりそうで、現在も工事中です。被災前と被災当時の写真が掲示されていました。

 当日は蛍丸写奉納奉告祭という刀を奉納する祭事が行われました。蛍丸という伝説の刀があったそうですが所在が不明になり、今回復元されて、奉納されました。

 復元刀にはクラウドファンディングで4000万円以上集まったとか・・・

 あいにく祭事は午後であり、午前中に来た我々一行は行事に立ち会うことはできませんでした。

 草千里からは、阿蘇大橋の崩落した地すべり箇所を見ました。遠くからでしたが規模の大きさが実感できました。

 阿蘇大観峰に行く途中、所々で復旧作業が行われおり、地滑りした箇所が所々見られました。

熊本城を見学しました。

 地震当時、ライトアップされた熊本城、土埃を立てながら揺れているのを思い出しました。

 石垣の崩落した箇所がたくさん見受けられました。

 石垣が崩れているのを真近でみると、災害の大きさが今でも実感され、大きな石垣の石が上から転がってきたのが、今でも想像できます。

 最近も熊本で震度5が観測されました。

 

ここ1-2週間にも日本各地で立て続けに震度5強弱が観測されています。

被災された方々に改めてお悔みとお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りします。

これからも防災・減災に取り組み、安心・安全な社会形成をしていくために技術の研鑽をしていきたいと思います。

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