土木建築の既設構造物の形状を三次元データ化する方法として、レーザースキャナーもありますが、もう少し簡易的なモノもあります。
レーザースキャナーでは、点群データの後処理に時間を要しますが、三次元レーザー測定器「Leica 3D Disto」は、必要な情報だけを計測し、三次元CADデータとして書き出すことが出来る便利なツールです。
「Leica 3D Disto 」のコンセプト
1.10mで±1.0mmの高精度測定
2.測定結果のデータ化によるワークフローの短縮
3.誰でも簡単に使える
先日、現地調査で暗渠水路の形状を計測する際に、この「Leica 3D Disto」を使用しました。
曲線を含む複雑な形状の地中構造物でしたが、この機器を用いることで、形状を正確に把握できました。
測定したデータをCADデータ(三次元dxf)に書き出しました。
目的や現地条件に応じて高度なレーザースキャナーと使い分けてもいいと思います。