日本水工コンサルタント 社員ブログ

自然との調和に配慮し、農村と都市の新たな風景を創造する

新構造設計に関わる社内の講演・講習会を開催しました

2017年09月26日 | 研修

 道路橋示方書に関する改定が平成30年1月に予定されています。
 この改定により、土木構造物に関わる設計方法は、今後大きく変貌を遂げるものと見込まれます。
 新たな設計手法は、東日本大震災などを踏まえ、構造物に求められる安全性能や耐久性能がより高度化しており、それに対応する性能設計の手法などを改訂するものです。

 この変革に対応し新たな設計手法を理解するために、社員30名余りが集まり、講演会および講習会を開催しました。
 講師には、新潟大学自然科学系(工学部)建設学科の大竹准教授をお招きしました。


本講演では、道路橋示方書改定の概要だけではなく、統計的手法を用いた地盤解析の考察方法についても講演・指導頂きました。

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玉名・横島海岸の一斉清掃活動に参加して

2017年09月22日 | その他

 有明海沿岸の4県は、合同で「有明海クリーンアップ事業」を実施しています。その一環である海岸清掃活動に参加しました。これはノリ養殖の作業が開始される前の8月の2日間にわたって、毎年行われています。

 場所は、熊本県玉名市にある国営玉名横島海岸保全事業地区内の「横島漁港」周辺と「大浜漁港」周辺です。西部支店からは延べ6名が参加しました。

8月26日(土)に、横島漁港において、漁協・地元関係者、NN事業関係者等総勢約700名が集合し、小雨の中で開会式が始まりました。途中で雷と大雨に急変したことから、途中解散となりました。夜明け前から集合したものの作業できず残念でした。

   

 〈小雨の中の開会式(横島漁港)〉

 

 翌日8月27日(日)の大浜漁港では天気も回復、総勢約280名が参集しました。主催者挨拶の後、午前7時から清掃作業を開始し、約1時間の作業を行いました。ペットボトルや瓶類、発泡スチロール等が海岸に散乱しており、流れ着くゴミの多さに今更驚きました。

 有明海は九州の宝です。「ゴミを絶対捨てないこと」は、我々流域に住む人間が当然守るべきマナーだと思いました。

記念写真

 

 

〈集積されたゴミ(大浜漁港)

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犬山城の天守閣のしゃちほこが破損しました

2017年09月16日 | その他

 愛知県犬山市にある国宝犬山城は、豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537)に、織田信長の叔父である織田信康によって創建されました。これは、現存する日本最古の木造天守閣です。

 7月12日の豪雨時に、落雷による衝撃でしゃちほこが破損したと推定されます。2体あるしゃちほこのうち、天守閣北側の1体(高さ1・2メートル)は、尾に加えて胴や顔などほぼ全体が壊れました。また、天守閣の北東側には、しゃちほこの破片数枚が落ちているのが見つかりました。

 北側に足場を設置して残骸を回収しました。これらの応急措置は8月8日に終了しました。

 8月16日には、屋根などの復旧修理が終わり、天守閣の一般公開が再開されています。

 しゃちほこは壊れたままであり、復元について文化庁と協議中とのことです。

 

 

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男川浄水場に技術見学にいきました

2017年09月01日 | 現場見学会

 当社名古屋事務所の技術者の有志は、7月21日全国上下水道協会中部支部の技術見学会に参加し、男川浄水場(愛知県岡崎市)に行きました。

 この浄水場の面積は、約56,000㎡であり、浄水能力は68,395㎥/日です。岡崎市の給水量の半分を賄う基幹浄水場です。管理棟、凝集沈殿池、送水ポンプ棟、急速ろ過池、脱水機棟を見学しました。

 この施設は通水開始から約50年を経過し、老朽化が進んだことから、耐震性能の向上を含む全面更新の工事を行い、間もなく完了します。浄水場内には、太陽光発電、小水力発電、小風力発電といった再生可能エネルギーを導入して省エネを図っており、リチウムイオン蓄電池による充放電システムを採用していました。

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