月刊下水道3月号(環境新聞社)が発刊されました。
この最新号の特集は、「戦略的ストックマネジメント」です。
アセットマネジメントとは、道路・橋梁・水道・下水道などの社会資本を「資産」ととらえて、効率的・効果的に運営・管理することを指し、自治体では、これらを導入する動きが活発化しだしています。
月刊下水道2009年3月号の特集「戦略的ストックマネジメント」とは、アセットマネジメントを視野に入れつつ、ライフサイクルコストの低減等を主目的とした従来のストックマネジメントから投資効果の追求や資産管理をも目標とする“戦略的ストックマネジメント”への転回に向けた道を探ると書かれていました。
さて、この特集のなかの「期待される必要ツール・技術」で、日本水工コンサルタント名古屋事務所の社員が日本大学の鈴木先生と共同執筆した「弾性波検出による補修パイプラインの水密性能照査に関する技術開発」が掲載されています。
この技術開発は、農業用水パイプラインにおいて、AE法(Acoustic Emission)を用いて補修後管きょの水密性能の評価と管本体の損傷度評価法の開発を目的としたもので、下水道管きょへの応用技術として展開を考えるものです。
月刊下水道3月号の特集項目は次のURLから見ることができます。
http://www.gesuidou.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=1&NCODE=8