日本水工コンサルタント 社員ブログ

自然との調和に配慮し、農村と都市の新たな風景を創造する

戦略的ストックマネジメント

2009年02月18日 | 下水道

 月刊下水道3月号(環境新聞社)が発刊されました。
この最新号の特集は、「戦略的ストックマネジメント」です。

アセットマネジメントとは、道路・橋梁・水道・下水道などの社会資本を「資産」ととらえて、効率的・効果的に運営・管理することを指し、自治体では、これらを導入する動きが活発化しだしています。

月刊下水道2009年3月号の特集「戦略的ストックマネジメント」とは、アセットマネジメントを視野に入れつつ、ライフサイクルコストの低減等を主目的とした従来のストックマネジメントから投資効果の追求や資産管理をも目標とする“戦略的ストックマネジメント”への転回に向けた道を探ると書かれていました。

さて、この特集のなかの「期待される必要ツール・技術」で、日本水工コンサルタント名古屋事務所の社員が日本大学の鈴木先生と共同執筆した「弾性波検出による補修パイプラインの水密性能照査に関する技術開発」が掲載されています。

この技術開発は、農業用水パイプラインにおいて、AE法(Acoustic Emission)を用いて補修後管きょの水密性能の評価と管本体の損傷度評価法の開発を目的としたもので、下水道管きょへの応用技術として展開を考えるものです。

月刊下水道3月号の特集項目は次のURLから見ることができます。
http://www.gesuidou.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=1&NCODE=8

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SXF表示機能及び確認機能要件書(案)

2009年02月17日 | 電子納品

 SXF表示機能及び確認機能要件書(案)の改定に関する意見募集が行われています。

主な改定点は次の三つになります。
1.CAD製図基準(案)改定に対する対応
2.CAD図面の適正な判定方法の明確化
3.定型確認により適合しなかった場合の判定結果通知の見直し

また、CADガイドラインにおけるSXF表示機能及び確認機能要件書(案)の位置づけでは、この(案)に従って開発された市販CADソフトでもCAD図面の確認が行えることが記述されています。
裏を返せば、SXF表示機能及び確認機能要件書(案)に従って開発されていないソフトウェアでのチェックは行ってはならないということになります。

意見募集は、今月2月27日(金)までです。詳しくは次のURLを見てください。
http://www.nilim.go.jp/engineer/index.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電子納品チェックシステム

2009年02月02日 | 電子納品

「電子納品チェックシステム(農林水産省農業農村整備事業版)(平成19年4月版)Ver.2.0.001.003」の不具合修正版が、1月30日(金)に公開されました。

このチェックシステムの修正版の公開に併せて、「セットアップマニュアル」、「リリースノート」、「【注意】Acrobat9で作成したPDFのチェックエラーについて」も更新されています。

リリースノートを見ると、次の三点についての修正および機能追加が記述されていました。
・「工事完成図書の電子納品要領(案)機械設備工事編 (平成17年4月)」に基づいて作成した成果品において、Ver2.0.001.002で正しく検査されない点の修正。
・CADチェックを行うSXFファイルにおいて、始角-終角が1度未満の微小な円弧、楕円弧が作図されている場合、オブジェクトを認識できず処理が止まってしまう不具合を修正。
・地質調査資料整理要領(案)(平成16年4月)版に基づいて作成した成果品において、XML形式にてデータシート交換用データが格納されている場合に、Ver2.0.001.002で正しく検査されないことが判明したため、プログラムの修正。

詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.nncals.jp/you.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする