日本水工コンサルタント 社員ブログ

自然との調和に配慮し、農村と都市の新たな風景を創造する

駿府城跡の石垣

2009年08月26日 | 日記・エッセイ・コラム
 東名高速道路の牧之原サービスエリア付近で路肩が崩落し、通行止めになったのは先々週、建物の被害や土砂崩れなど多数の被害が発生しました。
Sunnpu01_3   そして、台風9号による多量の雨水が染みこんだ駿府城跡の石垣が強震によって、4カ所で崩れ落ちました。
2次崩落を防ぐため、雨よけの青いビニールシートで覆われています。
夏休みの帰省中に、駿府城跡の一番大きく崩れた石垣を見てきました。(実家から歩いて15分程度の所にあるので散歩がてらに)
Sunnpu02 静岡新聞によると、石垣の復旧は困難なのだそうです。復旧に使用できる石垣の選別と、原形に戻すための技術など問題が山積みで、数字もふっていない個々の石塊を元通りに復元するのは不可能に近いとのことです。
従来のやり方で復旧したいが、耐震性が確保できるのか?
コンクリートで固める方法もあるが、歴史を考えると抵抗がある。
市担当者も悩んでいるようです。

早い復旧を願う半面、時間がかかっても元通りに復旧して欲しい気持ちがあります。
M.H
コメント
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