日本水工コンサルタント 社員ブログ

自然との調和に配慮し、農村と都市の新たな風景を創造する

農園クラブ発足@西部支店

2009年08月02日 | 農園クラブ

近年は、食料自給率の低下や食の安全性などがニュースで取り上げられることが多くなってます。
その中で、今年は大きな動きの一つとして「農地法」が改正され、農業への企業参入の道が開けてきました。
大手スーパー等が農業に参入するといった話もニュースで聞きます。
担い手不足で伸び悩む我が国の農業ですが、今後は、休耕地が減少して、面的集積が進み、食料自給率が向上するかもしれませんね。

弊社の得意分野の一つは「農業土木の設計」ですが、農業体験が無い社員も多くいます。
構造物等の詳細設計などを行っていると、本来の目的を忘れてしまいがちです。
土に触れ、農業を身近に感じることで、目的を忘れないようにしなくては!と思います。

ということで、弊社西部支店(熊本市)では「農園クラブ」を立ち上げました。
このクラブは社内の有志による集まりで、社屋前の駐車場敷地内に小さな畑を作り、野菜作りを楽しんでいます。
Nouenzenkei090727
本来なら、かんがい計画をたてて設計を検証するといった実験的な事をやりたいのですが、
今年は「とりあえず何かを収穫する!」を目標にしています。

今年の7月6日から業務の合間に人力で畑を作りました。
駐車場敷地部分は砂利舗装ですが、その昔は農地だったところです。
畑づくりの手順は以下のようにしました。
(1)まずは、砂利の除き
(2)次に、砂利の下の赤土を除去して
(3)その昔に耕地として利用されていたであろう黒土を出す
(4)排水を良くするために、赤土、砂利を混ぜた土を下に埋め戻す。
(5)その上に取り出した黒土を埋め戻す。
(6)堆肥、培養土を追加して完成

堆肥は合志市(熊本市の隣)の須屋浄化センターで作成されたコンポストを利用してます。
このコンポストは無料なのです。
無料のコンポストを使うことでだいぶ出費を抑えることが出来ました。
(気になる方は皆さまの御近所の浄化センターに問い合わせてみてください)

業務の合間の作業で、小さなスペースですが、朝、夕のみの作業で1週間半もかかってしまいました。。。
弊社は土木設計を生業にしており、普段はほとんどデスクワークです。
体力の衰えを痛感しました。

で、まずは何を植えたかと言いますと、
・枝豆
・赤玉はつか大根
・きゅうり
の3種類です。

本来ならば、これらはもっと早く植えるべきものですが、
ま、何とかなるだろう!ということで、植えてみました。
現時点では、見事に発芽してますが、はつか大根の生育が悪いのが気になります。
天候があまり良くないのがいけないのか、土が悪いのか・・・

恥ずかしながら、あまりにも可愛いので名前をつけてしまいました。
Mametarou090727 枝豆は・・・・・・・

緑野 豆太郎















Daisuke090729 はつか大根は・・・・

赤玉 大輔















Qtarou090727 きゅうりは・・・・・

細長 九太郎
です。。。














収穫できるかどうかはまだ判りませんが、7/27時点の彼らの雄姿を見てやってください!
本日時点ではさらに大きくなってます!
続報をお楽しみに!

by Small Y.I

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする