国内のトライアスロン大会で最も過酷とされる「2009佐渡国際トライアスロン大会」が、平成21年9月6日(日)に開催されました。
弊社北陸営業所のK所長が、この佐渡大会のAタイプに挑戦し完走しました。
トライアスロンとは、スイム・バイク・ランの3種目をこなすもので、スイムは佐渡ヶ島ですから日本海の荒海を泳ぐことになります。バイクは、ロードレーサといわれる自転車でアップダウンのある佐渡ヶ島を一周します。そして最後のランが、フルマラソンです。
佐渡大会のAタイプとは、真野湾を3.8km泳ぐスイムから始まり、その後に起伏の激しい島を一周する190kmのバイク、そして最後のランは米どころの国仲平野を42.195km走るコースになっています。
以下はK所長のコメントです。

出場したAタイプは早朝6時にスイムからスタートしましたが、バイクやランと島内のどこの集落でもこのイベントを楽しみにしていて多くの方が軒先に集まり声援を送ってくれました。
最後のランでスタミナが切れ、きっと練習不足がたたったのでしょう。ラスト10kmの旧畑野町役場付近ではゴールが閉鎖される21時30分まで1時間少々しか残っていませんでした。疲れはピークに達し、後続走者にどんどん追い抜かれます。
ほぼ完走をあきらめかけた時に、Bタイプに出場し先にゴールした仲間が自転車で応援に来てくれました。
「まだ足が動いている、時間があるから大丈夫だ」と励ましてくれます。
彼らの声援に応えようと必死に走るもスピードが上がりません。ラスト3kmからは本当に長く感じられました。

旧真野町の河原田小学校がゴールとなるのですが、到着したのが21時28分9秒、実にゴール閉鎖の1分51秒前でした。
ゴール後は仕事でお世話になった佐渡市長から完走メダルを首にかけて頂き感無量でした。
私の後にゴールに入ったのは二人だけ、21時30分のゴール閉鎖と同時に真野湾でトライアスロン終了の花火が上がりました。
音楽に合わせ夜空に舞うとても幻想的で美しい花火でした。