日本農業新聞e農ネットに「バター7000トン追加輸入 95年以来最大 脱脂粉乳も4178トン (2014/5/22)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
農水省は21日、国内のバター在庫の減少を受け、カレントアクセス(現行輸入機会)とは別に業務用冷凍バター7000トンを追加輸入すると発表した。
追加輸入をするのは2年ぶりで、ウルグアイ・ラウンド合意に基づく輸入を始めた1995年以来で最大となる。
脱脂粉乳もカレントアクセス枠内で4178トン輸入する。
バターなどの輸入増は国産需要を奪う恐れがあるが、生乳生産は5割以上を占める北海道を中心に減産に歯止めがかかっていない。
国内の生産基盤強化が急務となっている。
・国内基盤の強化急務
バターの輸入をめぐっては農畜産業振興機構は今年度の入札を2月に実施。
カレントアクセスの枠内で計3000トンを輸入することに決めた。
脱脂粉乳は5000トンの輸入を決めており、今回の脱脂粉乳の輸入を実施すると、年間輸入量の限度枠(生乳換算で13万7000トン)を満たす見込み。
このためバターを別枠で輸入することにした。
追加輸入に向けて、同機構は22日、商社向けの説明会を開くとともに具体的な日程を公表する予定。
入札は26日以降になる見込みで、11月末までに順次輸入し、国内の乳業メーカーに供給していく計画だ。
追加輸入の関税はカレントアクセス分と同じ低関税となる。
生乳は、バター・加工向けが主力の北海道を中心に昨夏の猛暑の影響や乳牛頭数の回復遅れなどで、生産量が前年割れの状態が続いている。
農水省の牛乳乳製品統計によると、2014年3月の生乳生産量は64万3000トンと前年同月に比べ3.2%減で11カ月連続減少。
北海道は32万5600トンと同3.4%減で9カ月連続で下回っている。
バターの生産量は5967トンで同19.3%減、脱脂粉乳は1万2666トンで同14.8%減となっている。
生産量の減少に伴い、バター、脱脂粉乳の在庫量も減少。
同機構によると14年3月末のバターの民間在庫量は1万7300トン(2.8カ月分)で前年比26.2%減。脱脂粉乳は4万300トン(3.5カ月分)で同18.6%減と、大幅に減っている。
というもの。
EPA・TPPによって、もっと国内の畜産はダメージを受けていく。
政府が言う「強い農業」っていうのは、国内に向けてではく、海外の農業を強くするっていう意味なのか。
内容は以下の通り
農水省は21日、国内のバター在庫の減少を受け、カレントアクセス(現行輸入機会)とは別に業務用冷凍バター7000トンを追加輸入すると発表した。
追加輸入をするのは2年ぶりで、ウルグアイ・ラウンド合意に基づく輸入を始めた1995年以来で最大となる。
脱脂粉乳もカレントアクセス枠内で4178トン輸入する。
バターなどの輸入増は国産需要を奪う恐れがあるが、生乳生産は5割以上を占める北海道を中心に減産に歯止めがかかっていない。
国内の生産基盤強化が急務となっている。
・国内基盤の強化急務
バターの輸入をめぐっては農畜産業振興機構は今年度の入札を2月に実施。
カレントアクセスの枠内で計3000トンを輸入することに決めた。
脱脂粉乳は5000トンの輸入を決めており、今回の脱脂粉乳の輸入を実施すると、年間輸入量の限度枠(生乳換算で13万7000トン)を満たす見込み。
このためバターを別枠で輸入することにした。
追加輸入に向けて、同機構は22日、商社向けの説明会を開くとともに具体的な日程を公表する予定。
入札は26日以降になる見込みで、11月末までに順次輸入し、国内の乳業メーカーに供給していく計画だ。
追加輸入の関税はカレントアクセス分と同じ低関税となる。
生乳は、バター・加工向けが主力の北海道を中心に昨夏の猛暑の影響や乳牛頭数の回復遅れなどで、生産量が前年割れの状態が続いている。
農水省の牛乳乳製品統計によると、2014年3月の生乳生産量は64万3000トンと前年同月に比べ3.2%減で11カ月連続減少。
北海道は32万5600トンと同3.4%減で9カ月連続で下回っている。
バターの生産量は5967トンで同19.3%減、脱脂粉乳は1万2666トンで同14.8%減となっている。
生産量の減少に伴い、バター、脱脂粉乳の在庫量も減少。
同機構によると14年3月末のバターの民間在庫量は1万7300トン(2.8カ月分)で前年比26.2%減。脱脂粉乳は4万300トン(3.5カ月分)で同18.6%減と、大幅に減っている。
というもの。
EPA・TPPによって、もっと国内の畜産はダメージを受けていく。
政府が言う「強い農業」っていうのは、国内に向けてではく、海外の農業を強くするっていう意味なのか。
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