こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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絶対に成果を出して

2012年08月20日 11時42分45秒 | Weblog
gooのニュースを見ていたら、「富士通、衛星画像/航空写真から水田区画図を作成する実証実験」という記事があった。

内容としては、
「富士通はこのほど、北海道農業共済組合連合会、上川中央農業共済組合の協力の下、農地の衛星画像や航空写真から「水田と畦の境界」を認識する同社独自の画像解析技術を用いて水田区画図を作成し、農業共済加入時の作付面積確認などの業務における実用性を評価する実証実験を2012年8月9日から10月31日まで実施すると発表した。

農地が台風や集中豪雨により被害を受けた場合、耕作面積・作付品目などに応じて農業共済制度により共済金が支払われる。
この業務を行うため、全国の農業共済組合連合会・農業共済組合は毎年、加入農家の異動申告(水田から他作物に転換する農地の情報や他作物から水田に転換する農地の情報)に基づき、短期間で加入農地や転作田を特定するため、膨大な数の水田を加入農家や関係機関とともに確認し、手作業で農地区画図を更新している。

しかし、この作業は、農業従事者の高齢化や後継者不足の加入農家およびNOSAIにとって、相当な負担となっている。

こうしたなか、富士通は1月より、北海道農業共済組合連合会と同社の技術を活用した農地区画図作成、および図を利用した業務の効率化について検討してきた。

今回の実証実験では、画像の輪郭を強調するフィルター処理と必要な輪郭を抽出するエッジ抽出の技法を高い精度で統合させた独自の画像解析技術を利用し、人工衛星・航空機により撮影した水田の画像から「水田と畦(あぜ)の境界」を認識して水田区画図を自動的に作成する。これを、人手で作成した水田区画図と比較することにより、農業共済業務における実用性を検証する。

検証の手順は、「衛星画像や航空写真を自動解析し、水田区画図を作成」「画像解析により作成した水田区画図と現地確認を元に手作業で作成した水田区画図の精度を比較」「比較結果について検討し、現地確認業務効率化における実用性を検証する」といったもの。

実証実験の結果に基づき、富士通は2013年4月までに、画像解析技術による水田区画図作成サービスの実用化を目指し、水田以外の農地区画図作成への応用や、共済業務以外の農業、例えば耕作放棄地の発見における活用なども検討する。
というもの。

衛星画像を利用する方法は、かなり前から言われ続けていたし、お米のタンパクを調べるのにも、以前から利用されたりしていた。

自分も、各地の細かな衛星画像が残っていれば、福島県などの津波の被害にあってしまった水田や畑の、復元に使えたはずなのにと思っていた。

そんなこともあって、今回の実証実験。
何が何でも、一つの成果を出してほしいと願っている。
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