日本農業新聞e農ネットに「[鳥獣害と闘う] 地区ぐるみ環境整備 一斉に「ヤブ払いの日」 鹿児島県姶良市 (2014/1/14)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
イノシシや猿の被害に悩んでいた鹿児島県姶良市の柊野地区は、定期的に「ヤブ払いの日」を設定して、地域ぐるみで草刈りを行い、被害軽減に成功した。
柵周辺のごみや絡まりやすいつるを取り除く簡単な作業は農繁期などは半月に1度、イノシシの隠れ場所となる耕作放棄地は3カ月に1度のペースで「やぶ払い」を実施。
住民の有害鳥獣への意識が高まり、環境整備を始めたことでイノシシの被害をなくした。
・猿、イノシシ出没激減
同地区は中山間地で、住民は18戸40人。
家庭菜園でせっかく作付けした野菜もほとんど収穫できないほどイノシシの被害が深刻だったが、住民は何をしてよいか分からず諦めていたという。
被害が発生するたびに住民は役場に電話し「何とかしてほしい」と訴えるような状況だった。
このため、2011年から国の予算などを活用し電気柵やネットを300メートル程度設置。
設置の際に住民同士で確認したのが、共同で行う柵の維持管理だ。
柵を設置する前に同市が開いた勉強会で「柵の維持管理をしなければ柵の効果は発揮できない」「柵のそばのやぶは、動物の隠れ家となる」といったことを学び、自然と住民が協力して草刈りなどを定期的に始めた。
特に夏は2週間に1度のペースで、会社員以外の住民でイノシシの電気柵周辺を鎌などで草刈りをし、集落の環境改善を進める。
やぶ払いだけでなく、漏電や地際の隙間を掘り起こされていないかなどを点検する。
「ヤブ払いの日」は12年から本格化し、猿の追い払いなども並行することで被害は激減。
家庭菜園が中心のため被害金額はもともと正確に分かっていなかったが、住民の感覚では被害は猿は半分以上減り、イノシシはゼロとなった。
同地区の取り組みは、県の獣害対策の先進地として注目を集め、視察なども多いという。
自治会長で農家の東村充仁さん(63)は「泣き寝入りしていたが、集落で協力してみんなで環境整備することで被害が減り、農業をする意欲が芽生えてきた」と笑顔で話している。
というもの。
地域がまとまっていれば出来る事なんだけど、「自分だけ」という考え方を持っている人が多いと出来ない事。
効果もあるし単純なんだけど、出来そうで出来ない事でもある。
内容は以下の通り
イノシシや猿の被害に悩んでいた鹿児島県姶良市の柊野地区は、定期的に「ヤブ払いの日」を設定して、地域ぐるみで草刈りを行い、被害軽減に成功した。
柵周辺のごみや絡まりやすいつるを取り除く簡単な作業は農繁期などは半月に1度、イノシシの隠れ場所となる耕作放棄地は3カ月に1度のペースで「やぶ払い」を実施。
住民の有害鳥獣への意識が高まり、環境整備を始めたことでイノシシの被害をなくした。
・猿、イノシシ出没激減
同地区は中山間地で、住民は18戸40人。
家庭菜園でせっかく作付けした野菜もほとんど収穫できないほどイノシシの被害が深刻だったが、住民は何をしてよいか分からず諦めていたという。
被害が発生するたびに住民は役場に電話し「何とかしてほしい」と訴えるような状況だった。
このため、2011年から国の予算などを活用し電気柵やネットを300メートル程度設置。
設置の際に住民同士で確認したのが、共同で行う柵の維持管理だ。
柵を設置する前に同市が開いた勉強会で「柵の維持管理をしなければ柵の効果は発揮できない」「柵のそばのやぶは、動物の隠れ家となる」といったことを学び、自然と住民が協力して草刈りなどを定期的に始めた。
特に夏は2週間に1度のペースで、会社員以外の住民でイノシシの電気柵周辺を鎌などで草刈りをし、集落の環境改善を進める。
やぶ払いだけでなく、漏電や地際の隙間を掘り起こされていないかなどを点検する。
「ヤブ払いの日」は12年から本格化し、猿の追い払いなども並行することで被害は激減。
家庭菜園が中心のため被害金額はもともと正確に分かっていなかったが、住民の感覚では被害は猿は半分以上減り、イノシシはゼロとなった。
同地区の取り組みは、県の獣害対策の先進地として注目を集め、視察なども多いという。
自治会長で農家の東村充仁さん(63)は「泣き寝入りしていたが、集落で協力してみんなで環境整備することで被害が減り、農業をする意欲が芽生えてきた」と笑顔で話している。
というもの。
地域がまとまっていれば出来る事なんだけど、「自分だけ」という考え方を持っている人が多いと出来ない事。
効果もあるし単純なんだけど、出来そうで出来ない事でもある。
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