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農協改革に言及 米の生産調整にも含み 規制改革会議議長

2013年08月02日 15時59分06秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「農協改革に言及 米の生産調整にも含み 規制改革会議議長 (2013/8/2)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
政府の規制改革会議の岡素之議長(住友商事相談役)は1日、日本記者クラブで会見し、「農業と混合診療の件は、今後1年間の中で、しっかりやっていく」と述べ、農業分野の規制・制度改革に重点的に取り組む姿勢を示した。
農業の競争力強化の観点から幅広い課題を対象にする意向で、「農協をどう評価するか、テーマの一つに入ってくる可能性は大いにある」との認識を明らかにした。

米の生産調整の在り方については、規制改革会議としての見解ではないと断った上で「農水省の考えている政策の中から、関わる部分が出てきたら対応する」と含みを持たせた。

農業分野の規制・制度改革は、規制制度改革会議に「農業ワーキング・グループ(WG、作業部会)」を新設し、専門的に集中審議 する体制を整備した。
岡議長は、農業WGで農協 改革を対象にする可能性を指摘した上で、単位農協と県組織、全国組織について「3段階を分けて検討することも必要になる」と述べ、各組織の役割・機能を踏まえて改革 の必要性を検証する考えを示した。
「一番現場に近いところで活動している農協に対しては、農業従事者から高い評価があると聞く。もう少し丁寧に話を聞きたい」とも語った。

これまでの規制改革会議の議論では、農協や農業委員会の在り方を問題視する意見が既に出ており、今後、農協批判が強まる恐れもある。

農業WGで検討する具体的な課題は、9月に決める。
岡議長は「産業競争力会議にテーマ別小会合ができる可能性があるので、そこに農業が入ってくれば、タイアップしていくことになる」との見通しも示した。

規制改革委会議では、農業分野のうち農地関連規制を緊急性のある「最重要案件」に位置付ける意向で、22日の次回会合で正式決定する。
農水省が整備を目指す、担い手への農地集積を加速する「農地中間管理機構」の機能発揮に向けた規制改革が議論の対象になり、秋の臨時国会への関連法案提出に向けて議論を急ぐ構えだ。
というもの。

さて、単位農協と県組織、全国組織について「3段階を分けて検討することも必要になる」と言葉に出てしまったぞ。
何もやっていない農協等は、どういう事になっていくのかな。
必要なのか、必要でないのか。
各地域ごとに異なるのは明らかだが、全体としての評価もされるだろうからな。
各産地にとっては、TPP以外にも、悩みの種が増えたと言っていいのかな。
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