日本農業新聞 e農ネットに「規格外品を保育園や病院に寄贈 長野県原村の花苗農家 町田裕樹さん 2014年5月4日 」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
長野県原村の花苗農家、町田裕樹さん(32)は、品質に問題がない規格外の苗を全国の保育園や幼稚園、病院に寄贈して花に親しんでもらう“花育”に取り組む。
「お花バンクプロジェクト」と名付け、注文は1年余りで30件を超え、寄贈した苗は延べ1200本に上った。
町田さんは「少しずつでも花に触れる人を増やしていきたい」と力を注ぐ。(細田勇治)
・“花育”で社会貢献 「全国に元気届けたい」
町田さんは25アールの温室ハウスで、小菊の一種であるブラキカムなど150種の苗を通年で栽培する。
関東、関西への市場出荷が経営の軸だ。
篤農家の下で2年間、研修を受け栽培技術を高めてきたが、需要期に間に合わなかったり、生育不良で見栄えが落ちたりして「値が付かない規格外品が1割程度、出てしまう」のが悩みだった。
そこで、ハウス脇に置いた苗を自由に持ち帰ってもらっていたが「もっと有効活用できる方法はないか」と考え、地域の先輩農家の助言を得て昨年春から規格外品の全国発送を始めた。
注文を受けると、その時期に生じた規格外のポット苗を40、50本を選び、送料だけを負担してもらって、段ボール箱で送る仕組み。
品種にもよるが正規品なら小売価格で1万円前後になることから、注文側は安く入手できるのが利点だ。
町田さんとしても、廃棄処分する場合と比べて手間や費用に大差がないことから「続けやすい」という。
ただ、本業に影響が出ないよう、提供先は公共施設・団体に限っている。
地元が中心だが、関東の幼稚園からも注文があった。
「花農家だからこそできる社会貢献がある」と町田さんは強調する。
東日本大震災の被災地、福島県から要望があった時には、自ら車を走らせて100本の苗を南相馬市の幼稚園まで届けた。
入り口にはパンジー、ゼラニウム、ビオラなど10種類の苗が植えられ、色とりどりの花を付けた。
保育士や保護者からは「雰囲気が明るくなった」と喜ばれた。
「花は人を元気にする力があることをあらためて実感した」と町田さん。
目先の利益にはならなくても、花のある生活が広まれば「きっと花を買う人も出てくる。長期的には生産者のプラスになるはずだ」。
今後も希望を募り、多くの施設に花苗を届ける考えだ。
花苗の希望はメールatrxia@gmail.com
というもの。
これも1つの考え方だと思う。
本業に影響が出ないよう、提供先は公共施設・団体に限っているという点も、しっかりと考えていると思うし・・・
しかし残念ながら、自分の側には、花を買う人もいなければ、花を飾る環境もない。
だから、花がある生活というものが、今一つイメージできていない。
という事は、自分たちでも花を買おうとするための、仕掛けが必要となるんだろうな。
内容は以下の通り
長野県原村の花苗農家、町田裕樹さん(32)は、品質に問題がない規格外の苗を全国の保育園や幼稚園、病院に寄贈して花に親しんでもらう“花育”に取り組む。
「お花バンクプロジェクト」と名付け、注文は1年余りで30件を超え、寄贈した苗は延べ1200本に上った。
町田さんは「少しずつでも花に触れる人を増やしていきたい」と力を注ぐ。(細田勇治)
・“花育”で社会貢献 「全国に元気届けたい」
町田さんは25アールの温室ハウスで、小菊の一種であるブラキカムなど150種の苗を通年で栽培する。
関東、関西への市場出荷が経営の軸だ。
篤農家の下で2年間、研修を受け栽培技術を高めてきたが、需要期に間に合わなかったり、生育不良で見栄えが落ちたりして「値が付かない規格外品が1割程度、出てしまう」のが悩みだった。
そこで、ハウス脇に置いた苗を自由に持ち帰ってもらっていたが「もっと有効活用できる方法はないか」と考え、地域の先輩農家の助言を得て昨年春から規格外品の全国発送を始めた。
注文を受けると、その時期に生じた規格外のポット苗を40、50本を選び、送料だけを負担してもらって、段ボール箱で送る仕組み。
品種にもよるが正規品なら小売価格で1万円前後になることから、注文側は安く入手できるのが利点だ。
町田さんとしても、廃棄処分する場合と比べて手間や費用に大差がないことから「続けやすい」という。
ただ、本業に影響が出ないよう、提供先は公共施設・団体に限っている。
地元が中心だが、関東の幼稚園からも注文があった。
「花農家だからこそできる社会貢献がある」と町田さんは強調する。
東日本大震災の被災地、福島県から要望があった時には、自ら車を走らせて100本の苗を南相馬市の幼稚園まで届けた。
入り口にはパンジー、ゼラニウム、ビオラなど10種類の苗が植えられ、色とりどりの花を付けた。
保育士や保護者からは「雰囲気が明るくなった」と喜ばれた。
「花は人を元気にする力があることをあらためて実感した」と町田さん。
目先の利益にはならなくても、花のある生活が広まれば「きっと花を買う人も出てくる。長期的には生産者のプラスになるはずだ」。
今後も希望を募り、多くの施設に花苗を届ける考えだ。
花苗の希望はメールatrxia@gmail.com
というもの。
これも1つの考え方だと思う。
本業に影響が出ないよう、提供先は公共施設・団体に限っているという点も、しっかりと考えていると思うし・・・
しかし残念ながら、自分の側には、花を買う人もいなければ、花を飾る環境もない。
だから、花がある生活というものが、今一つイメージできていない。
という事は、自分たちでも花を買おうとするための、仕掛けが必要となるんだろうな。
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