こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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コメ展の打ち合わせをした

2014年01月17日 11時49分04秒 | Weblog
2014年2月28日から6月15日まで、開催される「コメ展」の打ち合わせをしていた。

「コメ展」は、農林水産省の平成25年度日本の食を広げるプロジェクト事業のうち、消費拡大全国展開事業の補助を受けて開催される、長期に渡る大企画である。

今回自分も、この企画に協力しているので、開催日が近づいていることもあり、打ち合わせとなったのだ。


「コメ展」とは
http://www.2121designsight.jp/program/kome/index.html

「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」
宮沢賢治『春と修羅・第三集』「和風は河谷いっぱいに吹く」より引用

21_21 DESIGN SIGHTでは2014年2月28日より、企画展「コメ展」を開催します。
コメは、私たちの暮らしにとても身近で、日々の生活に欠かせないものです。
日本では、コメを中心とした食文化を深めつつ、稲作の歴史とともに様々な文化が発展してきました。
しかし、私たちは食としてのコメ以外の姿を、どれほど知っているのでしょうか?

籾(もみ)から目を覚ました稲(いね)の住む水田は、様々ないきものの生態系を受け入れ、育むとともに、水害を防ぐ貯水機構や温暖化を抑える調温装置として、自然のサイクルを支えています。
そして、稲穂(いなほ)3株分の約3,000粒がおいしく封じ込められたお茶碗一杯のご飯。
この一粒一粒には、これまでコメづくりに携わってきた人々の弛まぬ努力や工夫と、循環する膨大な地球のエネルギーが蓄積されています。

「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」。
自らコメづくりをするなかで、稲の本質を見事に言い当てた宮沢賢治の言葉です。
私たちの生命と文化を繋ぐコメ。
また、それを形成する緻密な環境システムには、私たちの学ぶべきデザインのヒントが秘められています。
それは、未来を切り開く多くの「糧(かて)」をもたらすでしょう。

激変する地球環境とライフスタイルや価値観の転換期をむかえ、主食としてのコメの位置づけも揺らぐなか、この展覧会では、私たちの文化の根幹をなすコメのありようを新鮮な目で見つめ直していきます。
そして、社会全体で引き受けるべき大きな課題として、その未来像を来場者の皆様とともに考えていきます。

本展ディレクターは21_21 DESIGN SIGHTディレクターでグラフィックデザイナーの佐藤 卓と文化人類学者の竹村真一。
異なるバックグラウンドを持ちながらも、同じ行き先を見つめる二人のディレクションによる「コメ展」に、どうぞご期待ください。

タイトル:企画展「コメ展」会期:2014年2月28日(金)-2014年6月15日(日)

場所:東京ミッドタウン・ガーデン内(〒107-0052 東京都港区赤坂9−7−1)

休館日:火曜日(4月29日、5月6日は開館)

開館時間:11:00 - 20:00(入場は19:30まで)

*4月19日(土)は六本木アートナイト開催に合わせ、通常20:00閉館のところを特別に24:00まで開館延長します(最終入場は23:30)

入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
*15名以上は各料金から200円割引
*障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料
その他各種割引についてはご利用案内をご覧ください

主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団

後援:文化庁、経済産業省、農林水産省、港区教育委員会

特別協賛:三井不動産株式会社

協力:おかげさま農場、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、株式会社サタケ、株式会社スズノブ、全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、ホクレン農業協同組合連合会、株式会社益基樹脂、ヤマハ株式会社(2013年12月19日現在)

展覧会ディレクター:佐藤 卓、竹村真一

企画協力:宮崎光弘(AXIS)、奥村文絵

展覧会グラフィック:佐藤卓デザイン事務所

照明デザイン:海藤春樹

会場構成協力:五十嵐瑠衣

展覧会写真:西部裕介

展覧会映像:山中 有

21_21 DESIGN SIGHTディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人

同アソシエイトディレクター:川上典李子


お米について関心ある人は、ぜひ一度、足を運んでもらいたい。
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