こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

届かないけど、もっと声を

2012年08月11日 17時30分11秒 | Weblog
再び、日本農業新聞のe-農netからであるが、
「JA全中が10日公表した食料や農村、東日本大震災からの復興に関する5000人アンケートによると、「日本の食料自給率は低い」と感じている人が84%に上ることが分かった。
「農業の担い手不足に対する不安がある」とした人も80%を占めた。
生活を支える日本の食や農に対して多くの国民が不安を感じている実態があらためて浮き彫りになった。」
という記事があった。

記事の中には、
「輸入食品の安全に対する不安がある」は76%に上り、こうした意識が自給率を重視する背景にあるようだ。
「農村の自然荒廃に不安がある」(75%)、「農村社会の荒廃に不安がある」(61%)など、食を支える農業・農村の現状に課題を感じている人も多い。

福島第1原発事故により「被害地域の農畜産物の購入が減った」としたのは27%で、いわゆる「風評被害」は依然として根強い。
ただ被災地を応援するため「被害地域の農畜産物の購入が増えた」人も8%いた。

「原発の運営に不安がある」は74%と、原発そのものに不安を感じている人が多い。
「自然エネルギーに期待する」とする声は77%に上った。
とも書いてあった。

こういうアンケートの思いって、なかなか政府には届かない。
産地側には届いたとしても、どのように考え、どうやって対応していいかが判らない。

どちらにしても、なかなか活かされないのが現状。
でも、止めてしまったら、もっと情報は伝わらなくなくってしまう。

産地のためにも、消費者のためにも、こういう内容は、もっともっと声を大きくしていかなければならないだろう。
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米の先物取引について

2012年08月11日 17時14分48秒 | Weblog
日本農業新聞のe-農netに
「民主、自民両党は10日、試験上場から1年たった米の先物取引について課題を検証した。
民主党は、試験上場期間内で市場が定着するかどうか注視を続けることを確認。
一方、自民党からは低調な取引を受け「もうやめるべきだ」との声が相次いだ。」
との記事があった。

内容は、
●農水省は、米価が乱高下して生産者らの負担となったとの申し出はない点や、民主党農政の方向性とも食い違いがないことなどを報告。
低調な出来高については「72年ぶりの米先物取引であり、定着に時間がかかる」とした。
一方、党が提言した「米の現物市場の再構築」に対し、同省は集計・公表している相対取引などが「米取引の指標となる価格として認識されている」との見解を示した。
山岡達丸事務局長は「試験上場認可をめぐる昨年の議論では、米価格センターの解散後、現物市場がないから価格指標をつくる必要がある、との認識ではなかったか」と指摘。
同省は「通年取引の相対と併せ、短期的な仲介市場を活用してもらいたい」とし、新たな現物市場をつくることには難色を示した。

●石山座長は「(試験上場の期間満了まで)あと1年ある。
引き続き党の留意点を踏まえて監視・監督をしてほしい」と政府に求めた。

●自民党は農林部会(山田俊男部会長)で議論した。
宮腰光寛政調副会長は、低調な出来高や、理事長の会社による取引が大多数を占める関西商品取引所(関西商取)の実態を問題点として指摘。
試験上場のメリットとされた「透明性の高い指標価格」の形成機能が「全く果たされていない」とし、「認可は誤りだった。
主食を使った社会実験はやめるべきだ」と求めた。

●野村哲郎氏(参・鹿児島)は、試験上場中に東京穀物商品取引所(東穀取)が解散を決め、米先物を関西商取に移管することを疑問視。
「(試験上場中の)先物取引は既得権ではなく、失敗したのに移管してまで続けるのはおかしい」とした。

●山田部会長は、農水省が食料・農業・農村政策審議会食糧部会で議論せずに備蓄米を放出したことを「先物取引市場への影響を過剰に懸念し、自縄自縛に陥っている」と批判した。

●一連の指摘に農水省は「2年間の試験上場の途中であり、現段階で結論付けるのは早い」と回答した。
などである。

自分としては、お米の先物取引については、最初から「ダメだし」をしているので、いまさら言うことはないのだが、どうしても意見を言わなくてはならないといたら、最初と同じで「ダメ」。
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飲食店からの相談が続く

2012年08月11日 16時50分02秒 | Weblog
やはり昨年の原発事故の問題や、お米の流通の不安と、価格の高騰から、お米を見直し始めている飲食店が、頻繁に来店してくる。
特に、お米を売りにしている飲食店や、これから新規にお店を開こうとしている飲食店ほど、事態は深刻のようだ。

自分の店では、安い業務用米というものを持っていない。
そのため、お米についての説明などは、いくらでも出来るが、お店で使用するためのお米となとる、かなり厳しい。

もうちょっと価格をあげて、お米に対するこだわりも強く持ってもらえると、進めるお米は沢山あるんだけど・・・
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にょほほほ。馬鹿になる

2012年08月11日 16時29分43秒 | Weblog
いやはや、なんちゅー忙しさ。

ひと山越えたかなと思うと、またひと山。
これが何度も繰り返されている。

こうなってしまうと、お客様の注文にこたえるだけで、精一杯。
最後には、何が何だか分からなくなってしまい、思わず頭から湯気が出る。

新米の販売が始まったことと、明日から連休となってしまうことが重なっているからだろう。

閉店まで、あと2時間。
あと何回、山が来るのだろうか。
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