虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

SAMURAI 7 (2004/日)

2005年02月27日 | エンタテインメント
TV Anime
監督: 滝沢敏文

 あの黒澤明の名作「七人の侍」の舞台を未来へと移して、ロボットバトルも交えたアニメに翻案。
 恐る恐るまず1巻めを借りてみた。
 プロットはほとんど同じ。でも侍たちを集めるのがオリジナルキャラで巫女のキララ。そのほかにもウキョウというどら息子みたいな変なキャラ登場。とりあえずカンベエ、カツシロウ、キクチヨ、それにチラッとキュウゾウさん登場。
 
 元の映画にこだわらなければ、カンベエかっこいいし、アニメとしての出来は悪くないと思います。
 でも私は、キクチヨの姿と「プシュー」に涙を禁じえないのです。2巻目からどうしよう… 

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オペラ座の怪人 2回目

2005年02月27日 | 映画の話題
 ティーンエージャー二人と一緒にまた見てきました。
 一人は普段映画館に行かない、DVDやビデオも週に1本見るかどうか。もう一人は映画館にはそう行かないけど、ビデオやDVDはけっこう古いのまで良く見てる子。

 やっぱり好評なのはシャンデリアが上がってオペラ座が豪華な時代に戻っていくところ。
 そこ以外は、モノクロ画面の挿入はあんまり評判良くない。一気に見たかったらしい。
 それにシャニエ子爵の老いた姿と若いラウルが同一人物と相当話が進むまで気がつかなかった…これは鈍いからかも…ファントムに対するクリスティーヌの気持ちが今ひとつわかんない、とか。
 一番の不満は、若い二人の姿かたちが絵に描いたような美男美女でやってくれたほうが良かったということで、二人とも採点は85点くらいとのこと。
 これは吹き替え無しで歌っているので、製作側のそれなりの意図があるのだが、例えば「マイ・フェア・レディ」はオードリーの容姿があって映画が完成したと思う。主役にもっと容姿の美しさを求めるのは贅沢とはいえないですよね、舞台でなくて映画ですから。

 私も、初回はただ感激してみてたけど、2度目はちょこっと冷静に。先に出した「マイ・フェア・レディ」なんかは何回見ても評価下がらないので、chishiさんのところで満点つけたけど、今はそれほど完璧満足ではない状態。でも、やっぱりお薦め出来る映画です。
気になったのは、
・ファントムの声。やっぱり異質。張り上げる時は異質を心得てしまえばそう気にならないけど、例えばクリスティーヌを初めて地下の棲家へ連れて行くシーンで、声を抑えて歌うところ、う~んと恐ろしくて魅力的に響いて欲しかった。
・私もモノクロシーンの挿入はちょっと話が途切れる感じがした。
・ファントムは全編黒のコスチュームが良かったなあ。

 前回今度考えようと思っていたファントムの顔については、仮面をはずした時にシーンによってあえてきれいなほうを髪で隠したり、きれいなほうだけ浮き上がらせたりを見て、これも彼の二面性、隠れていた本性が現れたりを象徴しているのでしょうね…。
 でも、やっぱり音楽、それに絢爛な映像、すごかったなあ、素敵だった~~~~!

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