7月から押井監督の新作情報を見ていたせいでしょうか、攻殻機動隊が時ならぬマイブームでした。今まで、テレビシリーズと「ゴースト・イン・ザ・シェル」「イノセンス」というアニメ化作品のみ見ておりましたが、このたび士郎正宗のコミックを買い込みまして3週間の他出の間に読むことにしました。
攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL
攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER
それに小説版
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路
もちろん、アニメのDVDも一緒です。
コミック版のほうは、絵柄といい、枠外の細かい字の蘊蓄といい、なかなか手ごわいものでした。マンガは坂田靖子が日本一だと信じる余白の大きいのが大好きな私には、苦手な部類です。ちょっと非日常な時間の余裕ができたこんな機会でないと、なかなかまとめては読めなかったかもしれません。
コミック・小説、それに劇場版とテレビシリーズのアニメの中で、やはり素直にすごい、と思うのは劇場版の質感と世界中にくまなく淀んでいるようにあふれる終末感(特に「イノセント」)。背中がすうっとするような変に寒々しい、でもみなぎっているような、本当に妙な感覚が体を這い上ってくるよう。病みつきになります。
それで一番読み進むのに捗が行ってわかりやすいのは小説版でありました。でも、その妙な感覚があまりなくて。
攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL
攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER
それに小説版
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路
もちろん、アニメのDVDも一緒です。
コミック版のほうは、絵柄といい、枠外の細かい字の蘊蓄といい、なかなか手ごわいものでした。マンガは坂田靖子が日本一だと信じる余白の大きいのが大好きな私には、苦手な部類です。ちょっと非日常な時間の余裕ができたこんな機会でないと、なかなかまとめては読めなかったかもしれません。
コミック・小説、それに劇場版とテレビシリーズのアニメの中で、やはり素直にすごい、と思うのは劇場版の質感と世界中にくまなく淀んでいるようにあふれる終末感(特に「イノセント」)。背中がすうっとするような変に寒々しい、でもみなぎっているような、本当に妙な感覚が体を這い上ってくるよう。病みつきになります。
それで一番読み進むのに捗が行ってわかりやすいのは小説版でありました。でも、その妙な感覚があまりなくて。