虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

「風と共に去りぬ」ほかBS2・DISCASなど

2005年02月09日 | 映画の話題
 今はBS2恒例のアカデミー賞特集で、毎日どうしても見てしまう。
 昨日は「風と共に去りぬ」
 ほんとに、このスカーレットというのは不幸が不幸に見えないヒロインです。
 実に魅力たっぷりのわがまま娘時代から、中盤のたくましい美女、終盤にかけてもここまでやるかというほどひじを突っ張って、世の中のすべてを押しのけつつ歩んで行く感じで、見ていて思わず
「阿漕な…」
世渡りしてるな~と感慨持ちつつ、でも嫌いにはなれない。
 それでも、最後にはレット・バトラーに捨てられ、少なくとも私はなぜかほっとしてしまうのだ。あれだけやりたい放題に生きて、最後に彼の胸に迎えられたら、絶対釈然としないと思うんだけど。それで、
「あなたなら大丈夫!明日からまたがんばるのよ」
と安心して応援できてしまうのだ。
 こんな見方してるのは私だけか?

 文句言いつつ、オスカー取った作品というのはすごいものぞろいで、見ずにいられないのだ。困ったものだ。
 オンラインレンタルDVDのDISCASは、上位に予約してあるのが人気作ばかりなんだろうか?なかなか上位からは来ない。今回は珍しく2位の「キング・アーサー」そして8位くらいだった「ステップフォード・ワイフ」
 「デイ・アフター・トゥモロー」(9月に予約!)も 「デビルズ・バックボーン」も「キッチンストーリー」もまたまた駄目だった。

 「真田風雲録」を見た。高校生のみならず、私にも良くわかんない映画だった。中村錦之介はとってもかっこいいけど、なんだかテンションが高いのに若い者たちの精神が佐藤慶の大野冶長を筆頭にやたらとニヒル。それでいて騒々しい。千秋実の飄然とした演技は好きだけど、どうにももやもやする映画。

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