先週は本日土曜日にあるイベントの準備やら、第三四半期終了でそろそろ税金の年末作業向けの打ち合わせで、テレビとお友達状態でした。「ドクター・フー」の放送とか、ご好意で見ることができた東映テレビシリーズ、「怪奇大作戦」と言う円谷プロの作品など、実に中身の充実したテレビ・ビデオ視聴生活でありました。
東映では、このたび次の作品を見ることができまして、どれも2回以上見て唸っています。
「シュシュトリアン」
・普通戦隊サラリーマン
うわあ~うわあ~、なにこれー! シュシュトリアンの怪人というか、彼女らが戦う相手というのはパターン化した怪人スタイルがまるでなくて、ただそこら辺の人になんかくっつけただけとか、ただの変な人、みたいなのはとっくに承知でしたが、これは…ほんとにハチマキしてるだけのサラリーマン。オチと言うべき缶の中身にもハラホロヒレハレです。
・ウルトラマンに会いたい
噂のウルトラマンとの共演! ハヤタ隊員の使い方には、リアルタイムでウルトラマン見ていない私もじわっと涙腺刺激されました。
「ナイルなトトメス」
ウィキペディアによる番組概要は、
中島サナエ(堀川早苗)は、新しい住まいに引っ越して来た事を先祖の墓に報告したが、誤って墓を壊してしまい、そこにあったナイルの悪魔51匹を人間界に放出してしまう。その後、初代トトメスからの命令でサナエが2代目トトメスに変身し、その悪魔を退治し、再び葬る事になる。「イブンバツータ・スカラベルージュ」の呪文でトトメスに変身し、トトメスの持つ不思議ステッキから伸びるパピルスと不思議オルゴールでナイルの悪魔を捕まえる。「美しく戦いたい。空に、太陽がある限り。不思議少女、ナイルな、トトメス!」が登場時の決め台詞。
無茶な設定に呪文ですね。
・長男はマッチ売りの少女がお好き
これはすごい!ひどい!
今では危なくて放送なんて絶対出来ないんじゃないか!?
トトメス抹殺に送り込まれたナイルの悪魔、インテリがまるで雑学みたいなのでトトメスに迫る。しかし学力のないトトメスはマッチ売りの少女姿でナイルの悪魔に個人教授させて、高い学力をゲット…1日であっという間に高学力なんて、私が個人教授して欲しかった…
学力で責めるナイルの悪魔というのもめちゃくちゃですが、だいたい勉強なんて学校の試験か入学試験でもなければ「それがどしたの?」でおしまいです。律儀に付き合うトトメスも「薄幸の少女に弱いインテリ」の描写の仕方もめまいがしそうです。(余談…わたし、ヘレニズム時代の質問とソクラテスは答えられました!それにスーパーストリング理論て、今なら小学生には無理でも、概要を答えられる人は増えてると思います)
「勝手にカミタマン」
これは、カミタマンというどうも半人前の神様みたいなのがオバQとかケロロ軍曹みたいに居候になって家庭やご町内に事件が起きるというもののようだ。今回見たうちで一番ぶっ飛んでいて、思わず家族全員に無理やり見せて絶句させて回った。
・恋するフランス人形
ひな祭りに男雛の家出が発覚。残された女雛に捜索を頼まれたカミタマン。男雛はフランス人形と片隅でひっそりと暮らしていた…
もうもう、絶句です。
この番組では、カミタマンが居候した家の男の子がヒーローに変身したりする様なのですが、この回はぜんぜん出番なし。雛人形とフランス人形によって演じられる戦前の木下恵介の映画パロディのような、定番コントのようなパターンドラマとカミタマンという人形の主人公の組み合わせに人間キャラとの絡みが、そして雛人形独特の動かない白い顔がこの世のものとも思えぬシュールさを放っております。
どういう視聴者が対象の番組だったんですか?
と言うわけでタイトルの通りです。
トトメス、カミタマンはこれを見た元気な男の子たちの意識の底に、女に対する恐怖感のようなものが残りそうにも思います。ただただ笑ってくれているといいんですが。
このシュールさは東映の、と言うより、全作の脚本の浦沢義雄氏のものでしょうか。
東映では、このたび次の作品を見ることができまして、どれも2回以上見て唸っています。
「シュシュトリアン」
・普通戦隊サラリーマン
うわあ~うわあ~、なにこれー! シュシュトリアンの怪人というか、彼女らが戦う相手というのはパターン化した怪人スタイルがまるでなくて、ただそこら辺の人になんかくっつけただけとか、ただの変な人、みたいなのはとっくに承知でしたが、これは…ほんとにハチマキしてるだけのサラリーマン。オチと言うべき缶の中身にもハラホロヒレハレです。
・ウルトラマンに会いたい
噂のウルトラマンとの共演! ハヤタ隊員の使い方には、リアルタイムでウルトラマン見ていない私もじわっと涙腺刺激されました。
「ナイルなトトメス」
ウィキペディアによる番組概要は、
中島サナエ(堀川早苗)は、新しい住まいに引っ越して来た事を先祖の墓に報告したが、誤って墓を壊してしまい、そこにあったナイルの悪魔51匹を人間界に放出してしまう。その後、初代トトメスからの命令でサナエが2代目トトメスに変身し、その悪魔を退治し、再び葬る事になる。「イブンバツータ・スカラベルージュ」の呪文でトトメスに変身し、トトメスの持つ不思議ステッキから伸びるパピルスと不思議オルゴールでナイルの悪魔を捕まえる。「美しく戦いたい。空に、太陽がある限り。不思議少女、ナイルな、トトメス!」が登場時の決め台詞。
無茶な設定に呪文ですね。
・長男はマッチ売りの少女がお好き
これはすごい!ひどい!
今では危なくて放送なんて絶対出来ないんじゃないか!?
トトメス抹殺に送り込まれたナイルの悪魔、インテリがまるで雑学みたいなのでトトメスに迫る。しかし学力のないトトメスはマッチ売りの少女姿でナイルの悪魔に個人教授させて、高い学力をゲット…1日であっという間に高学力なんて、私が個人教授して欲しかった…
学力で責めるナイルの悪魔というのもめちゃくちゃですが、だいたい勉強なんて学校の試験か入学試験でもなければ「それがどしたの?」でおしまいです。律儀に付き合うトトメスも「薄幸の少女に弱いインテリ」の描写の仕方もめまいがしそうです。(余談…わたし、ヘレニズム時代の質問とソクラテスは答えられました!それにスーパーストリング理論て、今なら小学生には無理でも、概要を答えられる人は増えてると思います)
「勝手にカミタマン」
これは、カミタマンというどうも半人前の神様みたいなのがオバQとかケロロ軍曹みたいに居候になって家庭やご町内に事件が起きるというもののようだ。今回見たうちで一番ぶっ飛んでいて、思わず家族全員に無理やり見せて絶句させて回った。
・恋するフランス人形
ひな祭りに男雛の家出が発覚。残された女雛に捜索を頼まれたカミタマン。男雛はフランス人形と片隅でひっそりと暮らしていた…
もうもう、絶句です。
この番組では、カミタマンが居候した家の男の子がヒーローに変身したりする様なのですが、この回はぜんぜん出番なし。雛人形とフランス人形によって演じられる戦前の木下恵介の映画パロディのような、定番コントのようなパターンドラマとカミタマンという人形の主人公の組み合わせに人間キャラとの絡みが、そして雛人形独特の動かない白い顔がこの世のものとも思えぬシュールさを放っております。
どういう視聴者が対象の番組だったんですか?
と言うわけでタイトルの通りです。
トトメス、カミタマンはこれを見た元気な男の子たちの意識の底に、女に対する恐怖感のようなものが残りそうにも思います。ただただ笑ってくれているといいんですが。
このシュールさは東映の、と言うより、全作の脚本の浦沢義雄氏のものでしょうか。