虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

荒野のマニト(2001/独)

2005年02月20日 | 映画感想か行
DER SCHUH DES MANITU
監督: ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ
出演: ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ クリスチャン・トラミッツ スキー・デュ・モン マリー・ボイマー

 アパッチ族の掟で、命を助けられた白人のレインジャーと血の義兄弟となったアパッチ族の15代目酋長アバハチ。二人は詐欺師のサンタ・マリアに金を騙し取られた挙句に、殺人の濡れ衣を着せられ、ショショーニ族からも追われ、荒野を先祖から伝わるお宝を求めて走り回ることになる。

 ドイツではドイツ映画史上最高の興行成績を記録する大ヒットとなったスラップスティック・ウエスタン・コメディ。これが、とびっくり。一部で熱狂的に大うけとか言うのならわかるけど、このどこかで見た映像が次々に出てくる、時々出てくる歌とダンスも、まあ、そこそこじゃありませんか、というこの映画がそこまでヒットとは… ドイツの人というのも測りがたいですねえ。
 ドイツ語に関してはさっぱりで、言葉は字幕を頼る以外にまったくわからないけど、例えば「クイーン・コング」みたいに日本人向けにギャグの書き換えなんてあるのでしょうか?ちょっとお下品なのはいっぱいありますが、モトネタへの悪意が感じられるパロディはないのでいいのかな。くすっという笑いと、「はあ…」という困り笑いが続きます。新味は特に感じられないけど、役者さんはしっかりしてるし、テンポよく進み、それなりに笑えるコメディ。

 これだけで、やめときゃよかったんですが、見てしまいました。

だいじょうぶマイ・フレンド(1983/日)
監督: 村上龍
出演: ピーター・フォンダ 広田玲央名 渡辺裕之 根津甚八

 これについてはコメントは出来ません。
 ピーター・フォンダも良くやりましたね。
 若い時代の役者さんを見てみたいという目的なら、内容は別として見てもいいかも。

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